椚田のブログ  -35ページ目

ロッドビルディングのすすめ

みんなごひいきのロッドブランドがあると思う。
 
私はロードランナー、なかでもVOICE移行前のショートロッド群が大好きだ。
ものすごく遠回りをして行き着いたので、もう浮気はしない。だけどその一方でちょこちょことロッドビルディングなんぞをいたしており、それはそれで本気だったりする。
 
今回は、以前リビルドしたブローニングのクランキンスティックを再びバラして一から組み直したという話。
もともとバランスを間違えて悔いを残していたのだが、マグナムクランクに使ってみたら結果が出たので、納得いくまでやり直す決心がついた。
 
改修点は、リール位置を前方へ移動、すなわちリアグリップのロング化および、ガイドのオールダブルフット化となる。
これまで私はニューガイドコンセプトが推奨するガイド数・ガイド間隔に忠実だったが、ダブルフット化にあたり、初めてここから離れた。6'6"でトップ含み8個は今の標準からすれば少ないが、ガイドフレームがブランク本来の柔軟性を損なわないことを期待した。
今のダブルフットは足が低いので、当然ラインのブランクタッチはシビアになる。竿本来の曲がりと相談しながらの調整には苦心した。
 
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例によって味もそっけもない外観だが、満足のいく出来となった。
先日の多々良で筆おろしをしたが、残念ながらリールの不調で十分にチェックできなかった。それでも、ストーミーマグナムを使うには現状でベストに近いと思われる。
ロコ二人に触ってもらうと、異口同音に「オーバー5だ!」という反応が返ってきたのが面白かった。元はデビット・フリッツのディープクランキンロッドなのだから大正解だ。
 
それにしても、このどっしりとしたEグラスプランクは素晴らしい。投げやすさや飛距離は二の次なのだが、46gを背負わせて不安がない。
巻いているときの感覚は言わずもがな。これだからこそ、デカくて重いマグナムクランクであってもグラスを使いたいのだ。うまく言葉で説明できないが、たぶんティップの追従性ということなのだろう。

 

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実を言うと、ビルディングという工作そのものはあまり好きじゃない。億劫さから、やり始めるまでに時間がかかるし、始めたら始めたで今度は早く終わらせたくて仕方がなくなってしまう。

今回も、スレッドにゴールドのトリミングを入れるつもりだったがあっさりと省いてしまった。

本当は作業工程をも楽しめる人にこそ向いていると思う。

 

それでも、工作が苦手でロッドビルドはハードルが高いと感じている人、あるいは完成度の高い市販品がいくらでも選べるから必要性がないと思っている人にも、ぜひ一度試してみてもらいたい。さまざまな事情であまり釣りに行けない人にもいいかもしれない。

ロッドに対する概念が、少し、または大きく変わると思う。そしてそのことは、きっとよりバス釣りを充実したものにしてくれるだろう。

 

私自身はまず「ああ、竿って別に何でもいいんだ」という悟りを得て、それから少し間をおいて、あらためて市販品の素晴らしさが分かるようになった。

富士のガイドがいかに高価かを知ったし、コルクとEVAのコスト差の大きさも知った。さらには魚が釣れたとき、ちょっぴり別の嬉しさがプラスされる、などという素朴な愉しみも。

 

リビルドがやはり面白いのだが、バラすのがひと手間なので、初めは素のブランクで作るのがいいかもしれない。

 

師匠のひとりが言った「中古屋が宝の山に見える」をまざまざと実感している。

 

 

 

 

 

 

Trinity MJクローラー

去る7月23日に榛名湖で開催されたK.B.Sトーナメントにおいて、大会に協賛していただいたTrinityさんのMJクローラーを使用する機会に恵まれました。
『JUICE』ブランドで発売される初のソフトベイトとなり、随所に細やかな工夫が盛り込まれたストレートワームです。
 
素材も、超高比重と軽比重の2タイプが用意されており、用途に合わせて選ぶことができるようになっています。
 
はじめに、超高比重(グリーンパンプキン)を、#1オフセットフックと3.5gシンカーを用いたライトテキサスリグで使用しました。
12ポンドのベイトタックルでウィードを釣っていきましたが、スタックしてもワームにズレが生じたりすることもなく、ストレスがありませんでした。
 
定位しているバスは口を使わないように感じたので、次に軽比重(座銀ワカサギ)を、同じく#1オフセットフックのショートスプリット(5ポンドスピニング)で、中層スイミングさせていきます。
 
ちなみにこの座銀ワカサギ、個人的に大好きなアーカンサスシャイナーを進化させたような、実に素晴らしいカラーです。それ以外の色も奇をてらわない、古くからあるカラーを踏まえた、オーソドックスなラインナップとなっています。
 
ロッドワークを入れると、独特な張りを持つ素材のせいか、まるでスティックベイトのようにクイックなダートを見せます。
ふと思いつき、配色を無視して縦刺しとし、ノーシンカーで使ってみます。
軽比重とはいえ、飛距離は必要十分。柔らかいストレートワームでは出しえない泳ぎを見せます。
 
出色は水面引き。綺麗なV字波紋を出しますが、ここに連続的なトゥイッチを入れると実に魅惑的なアクションを見せます。これは、ボディ後方に重さを持ってきたMJクローラーならではの動きだと感じました。
 
大会出場者の試合後コメントを聞きますと、どうもこの釣り方がハマったかもしれないエリアがあったようで、ちょっと歯噛みする思いでした。
 
 
 
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なにぶん、フィネスワーミングを最も不得手とする人間のインプレなので、間違いも多いかと思いますが、ご容赦ください。
今回は結果を出すことができませんでしたが、ワッキー刺し等現代的なリグで、より効果を発揮することは容易に想像できます。
 
今後、『JUICE』がどのように展開していくのか、非常に楽しみです。
 

 

 

 

ご挨拶

読者様

 

いつも拙文をお読みくださり、ありがとうございます。

 

気づけば前回の更新からひと月がたっていました。

皆様の記事も、すべてには目を通せていない状況です。

 

ここで一旦お休みということにさせていただきます。

ご存じのように、幾度も中断と再開を繰り返しておりますので、またひょっこり出てくることもあるかと思います。

そのときは、よろしくお願いいたします。

 

皆様の日々により多くの笑顔がありますよう、お祈り申し上げます。

 

椚田