椚田のブログ  -32ページ目

スピニングリール

バス釣りにのめり込んでいった中学生の頃、ショーケースのミッチェル308やカーディナル3にあこがれたものだった。
ミッチェルの優美さは言うに及ばないが、武骨なカーディナルもベージュという色使いがお洒落だった。
 
今、手元にある唯一のスピニングリールが95年式のバイオマスターXT2000である。
この系統は、マグネシウムボディからストラディックにいたるまで一通り使ったが、結局XTが最後まで残った。
ほぼ300gに達する自重や、重たいハンドル回転は、とても今の人には受け入れられないだろう。
 
 
私にとって機能は十分だし、なによりデザインが気に入っている。
パールホワイトにメタリックグリーンの配色、ゴールドのアクセントも効いている。
時代のあだ花ともいえるダブルハンドルも、これはこれで好ましい。
安っぽい部分もあるが、そこはかとなく上品なたたずまいなのである。
 
 

 

 

 

 

 

 

雑感

山中湖 7/14

もうほんとうに釣りになど行ける身分ではないのだが、現実から遠ざかりたくなるときもある。
しかし、釣りにそういうことを負わせてはいけない、と痛感させられた釣行になった。
結果から言うと、ボウズだった。
 

かれこれ6年前、ディープクランクで楽しめたことがあって、また行きたいと思っていた。たくさん釣れたわけではないが、深場のウィードをクランキンで釣ることが新鮮だった。

マッディシャローばかりやっていたので、MPMで釣った感動は今もありありと残っている。

 

 

ボート店周辺の様子も変わっており、ちょっととまどった。

なにより、マリンレジャーのにぎわいには驚いた。レンタル料金を支払うとき、「なるべくブイの内側でやってください」と言われたが、なるほど、ウェイクボードのモーターボートが4、5艇、走り回っている。

 

私が釣りたいのは保安区域の外なので、そちらにバウを向けて走り出したが、いきなり出鼻をくじかれた。

一艇のボートがこちらに向かってカッ飛んでくるので大げさに回避を示すも、相手は直進保持。怖いので停止して待つと、ようやく50mほど手前で直角にターン。それも行き合いの衝突方向へ、である。わざとかどうかは知らないが、たまったものではない。

 

すっかり気を削がれ、保安区域に引き返した。ここで釣れそうな条件を探すことに。

4m以深にはウィードがない、もしくはクランクが触れた瞬間に絡みついて抜ける弱いウィード。3.5m辺りには、リップが当たった瞬間に「ガツッ」と感じるしっかりしたウィードが生えていた。

 

これにMPMを当てて、絡めてほぐしたり、あるいは高速で突っ込ませて巻ききったり、あの手この手で攻めた。

桟橋周辺には地形の変化もあって期待がふくらんだが、一向に反応がない。

まあ、仕方ないともいえる。この辺の水域には、何というか、ダイナミックさがない。水が動いていない感じ。

 

風が強く吹いたときには、シャロー~ミドルでストーミーマグナムも試した。

 

 

時間がたつにつれ、ウェイクボードの艇数も増え、ジェットスキーなども加わって、湖上の混雑が増してきた。

不思議に思うのだが、なぜ彼らは保安区域のすぐ近くを走るのだろうか。

色々なスポーツが湖面を共有しているのだから邪魔とは言わないが、沖はいくらでも空いているのである。

カッコいいところを見てもらいたいのだろうか。

 

それらの引き波が、絶え間なく襲いかかってくる。なので、座って釣りをするほかないのだが、私はこれが好きではない。特に、巻く釣りは感覚が狂う。

 

つまらなくなったので、1時ごろに上がった。

 

いろいろと愚痴を並べ立てたが、要は釣れなかったからつまらなかったのである。

釣れないから面白くない、それは自然な感情だが、それを乗り越えた楽しみを見いだせないと、この先さらに厳しくなっていくだろう。

そもそも、冒頭のような思いまで背負わせてしまっているのだから、楽しめるわけがないのだ。

 

 

往復200キロを下道で行ったが、道志みちのワインディングは楽しかった。