椚田のブログ  -171ページ目

「冒険の国」

新人賞の最終候補に残りながら、選ばれなかった作品とのこと。

桐野夏生さんは、あとがきで随分恥じ入っていらっしゃる。

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でももう、この時点で桐野さんなんだな~

「一本の髪の毛」のくだりの鮮烈さ、とか。





長門川にて初釣り 番外

釣れなかった釣りでここまで引っ張る。




ショアをジャークベイトで流していた私は、ヘラ台の上に奇妙なものを見つけた。


ボートを寄せる。



投げて巻く! 月イチバサーのバス釣り日誌-IMG_4153.jpg



11匹のレンギョ(ハクレン)だ。いずれも80cmクラス。一体全体、私の眼前で何が起こっているのか。


混乱しながらも観察すると、大半は息絶えているが、何匹かはまだ口を動かしている。





誰が、何のために?





生きているレンギョを水に戻してやろうと考え、さらにボートを寄せた。


体表は血と砂にまみれ、瀕死だ。水に戻したところで、到底元気に泳ぎだすとは思えない。





さらに、考えた。





誰かが、こうしたのだ。その目的は分からない。しかし、何らかの意図で、その人はこうしたのだ。


その人が不在で、理由を尋ねることができない以上、私が手を出すことはエゴでしかない。





私はレンギョたちに手を合わせ、立ち去った。泣いた。


昔、北浦の漁港で目撃した、有刺鉄線に吊るされた何百匹というバスの姿が、フラッシュバックのように蘇った。


しばらく釣りにならなかった。





キャッチ&リリースの是非が論議になると、必ずと言っていいほど、釣りも虐待の延長線上にある、という意見が出てくる。


この延長線上に自分がいるのなら、もう釣りなんかやめよう、と、本気で思った。





しかし、身に染み付いた釣欲は恐ろしいもので、ほどなく集中力を取り戻した私は、下船時間までしっかり釣りを続けた。





下船後、このことをボート屋のご主人に話すと、ヘラ台放置の件はよく分からないが、町おこしの一環で、ハクレンを食用魚として活用する動きがあるらしい、とのこと。


帰宅してネットで調べると、確かにハクレンのフライについての記事が見つかった。





ヘラ台の一件が、ハクレンの食用魚活用に関係しているかどうかは分からない。


また、活用自体、何ら問題ないように思う。





しかし、何であれ、ああいうやり方だけは絶対に認められない。


人間以外の生き物に、痛みや感情が無いなどという想像力の無さが、どうにも許せないのだ。

長門川にて初釣り その③

負け惜しみ半分ながら、一つのジャンルのルアーにじっくり取り組めたのはよかった。


よく比較される、ロングAとログの特性の違いを、自分なりに改めて実感したのがひとつ。




ロングAは、ロッドワークに対する反応が比較的鈍い。


ただ、動き自体はトリッキーで、完全に腹を見せたり、90度横を向いたりする。


その時にラインスラックが過剰だと、フロントフックがラインを拾うことがある。


また、ロッドワークとリーリングが上手く同調した時に、瞬間移動的に飛ぶことがある。


これは、このサイズのミノーにしては驚くべき動きである。




ログは、よく言われるように、動きのキレが身上だ。


ただ、予測不可能なダートというのは見られない。


個体差なのか、あるいは自分がその動きを出せていないだけなのかもしれないが。


とにかく、ロッドワークに俊敏に、忠実に反応する。


これが実に気持ちいいのである。




今回、ロードランナー600LBにハードコア・バス20lbsというセッティングを用いたが、以前、このクラスのミノーには600SDHや600SDMを使っていた。


ある程度硬い竿の方がジャークし易いと考えていたのだ。


今は、必ずしもそうではないと感じている。


硬い竿で抵抗の大きいジャークベイトを操ると、手に伝わるキックバックが大きいのか、思いのほかラクではない。




ならば、ということで、レジャー用に持っていたシマノ・デポルティーボ160L‐2を、初めてボートに積んでみた。


これは、ジャーキングロッドと謳われている。


一気にベリーまで入り込むスローテーパーで、現代の2ピースロッドでは通常ラインナップされることのない、実にマニアックなスペックだ。


パワー的には600LBよりワンランク下になる。





実験のつもりだったが、最後の方はこればっかり使っていた。


軽いログはおろか、15Aでも十分使えたのである。


アキュラシーキャストも、600LBばりにスパスパ決まる。


驚いた。


もちろん、魚を掛けてからのあしらいは不明。





それでも手は正直だ。


性能が同等なら、使いやすいほうに伸びる。




投げて巻く! 月イチバサーのバス釣り日誌-IMG_2801.jpg





これは上位機種に存在する類似スペックの、おそらく直系なのだと想像する。


だとしたら、FD‐TS版って、どうなの?





10年前、ロードランナーを初めて手にした時に、ロッド遍歴に終止符を打ったはずなんだけど・・・。


魚が釣れないと、こんなことにばかり気を取られてしまう。