邦銀海外融資、中国向け鈍化
邦銀の海外融資を下支えしてきた中国向け貸し出しの伸びが鈍ってきた。2005年6月末時点の中国の企業や政府向け与信残高は、前期比で2年3カ月ぶりに減少に転じた。前年同期比でも7.9%増と1年9カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。中国当局による金融引き締めなど景気過熱抑制策が影響したとみられる。
日銀によると、邦銀の6月末の中国向け与信は145億3700万ドルと前期(3月末)に比べ0.1%減った。中国の投資抑制のほか、日本企業の進出ラッシュが一段落したため。ただ、大手行は「中国経済の潜在力は大きく、与信の伸び鈍化は一時的」(東京三菱銀行)とみて、中国内の融資拠点を今後も増やしたいとしている。 (07:01)
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父親の年齢も流産に関係=35歳超えるとリスク高まる―米医学誌
【パリ20日】母親と同様、父親の年齢も流産の大きなリスク要因になるとの論文が医学専門誌アメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー5月号に掲載された。同論文によれば、父親の年齢が35を超えるとリスクは約3割高まる。
研究は1990年代にカリフォルニア州の女性5000人を対象にした妊娠結果調査のデータに基づいて行われた。研究を指導したフランス国立衛生・医療研究所(Inserm)のレミー・スラマ氏によれば、35歳より上の男性の場合は、女性の年齢と無関係に、流産のリスクが30%前後高くなることが分かった。20歳と50歳ではリスクが倍になる。
スラマ氏は、男性の年齢が高くなるにつれて精子の染色体が損傷する可能性が大きくなるためだと述べた。傷のついたDNAは胎児の成育異常を引き起こし、流産につながるとスラマ氏は指摘している。
スラマ氏によれば、90年代の妊娠結果調査で記録された流産のうち20%は父親の年齢が原因だった可能性がある。ここで言う流産は、妊娠2週目から4週目の間に自然に起きるものを指している。〔AFP=時事〕2005年04月21日(木)
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幅利かす中国のネット検閲 米、カナダの大学が調査
当局に都合の悪い内容を含んだ書き込みや電子メールを遮断するという極めて精巧なインターネット検閲システムを中国政府が構築しているとの報告書が14日、ワシントンで発表された。
報告書は米ハーバード大やカナダ・トロント大の研究者らでつくる「オープンネット・イニシアチブ」によるもので、中国国内外から中国の人気ウェブサイトにアクセス。さまざまな情報を書き込むなどして、どのような内容であれば閲覧できなくなるかを調べた。
その結果、反政府活動や台湾独立のほか、天安門事件やチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世についてなど、政治的に微妙な問題を含む情報の多くがブロックされた。
調査に参加した研究者は「中国はアジア地域にインターネット技術を提供しており、検閲技術も合わせて輸出される恐れがある」と警戒している。(共同) (04/15 18:07)
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深い眠りで五感もお休み 東大教授ら「嗅覚もオフ」実証
深く眠っているとき、脳は五感の入力スイッチをどこかで切っているらしい。目を開いても風景が見えず、音や味、皮膚の感覚も遮断されることが知られていたが、においもほとんど感じないことを、森憲作・東京大教授(細胞分子生理学)らの研究グループがネズミの実験で確かめた。21日付の米専門誌「ニューロン」に発表された。
ネズミの脳波をとりながら、深く眠っているときと起きているときに、チーズやバナナなどを鼻に近づけ、においの情報が大脳に通じる伝達経路のどこまで伝わっているかを比べた。
鼻から入ったにおい分子の刺激は通常、においを感じる細胞から、種類別のセンサーがある「嗅球(きゅうきゅう)」に伝えられて仕分けされる。さらに大脳の嗅覚野に届いて、においとして意識される。
ところが、深く眠っているときは、刺激が大脳まで届いているのに、神経細胞の活動がほとんど起きず「意識」されなかった。
におい刺激の伝達経路は他の四感とは違うのに、同じように知覚遮断が確認されたことから、深く眠っているときは大脳自身が情報処理スイッチを切り替えていると考えられる。森さんは「起きているときに得た情報を眠っている間に反復して、記憶として固定させているのでは、といった仮説も考えられそうだ」といっている。
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星誕生の領域形成の「瞬間」東大グループが観測
円盤の渦巻きを描く部分で、宇宙空間を漂う水素、ヘリウムなどのガスがぶつかり、密度が上がって星間分子雲になる瞬間を世界で初めてとらえたもの。銀河の構造と星の誕生の関連を明らかにした。
岡朋治(おか・ともはる)東京大学助手らは口径18センチの世界最小のサブミリ波望遠鏡を開発、2003年9月から11月にかけ、チリの標高4800メートルの高地で銀河系の円盤部を観測した。
その結果、太陽系よりも銀河の中心部に近く、地球から2万8000光年離れた渦巻きの「腕」の周辺に、炭素が分布していることが分かった。「腕」は若く明るい星が多いために、渦に見える部分。
銀河系の円盤部を秒速200キロで回転するガスが、「腕」の強い重力にとらえられて密度を上昇させ、星間分子雲の成分である一酸化炭素を合成する直前の状態と考えられる。星間分子雲ができるまでには数百万年かかる。
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米軍の戦時弾薬、無償引き受けを推進
政府と与党ヨルリン・ウリ党は、米国が韓半島有事の際に備えて韓国内に備蓄しておいた戦時予備物資(WRSA)のうち、弾薬を無償で引き受けるか、一部だけ選択的に購入する案を検討中であることが13日分かった。
尹光雄(ユン・クァンウン)国防部長官とウリ党の金星坤(キム・ソンゴン)第2政調委員長を含む国防委員会所属の与党議員らは、国会で韓米軍事同盟発展方案に関する政策懇談会を開き、米国が韓国にWRSA計画の廃止方針を通報したことに対する対策を話し合った。
ウリ党のある関係者は、「台湾、フィリピン、タイなども、00年にWRSA計画が終了した時、米国側から大半を無償で引き受け、一部は安値で購入した」とし、「このような前例を考慮して、今後の対米交渉過程で無償で引き取るか、韓国の戦闘力補強に必要な物資だけを選択的に購入する案を模索する方針だ」と話した。
これと関連して国防部は、今後の交渉に備えて韓国軍に必要な弾薬がどの程度かを分類する作業に入った。与党のある関係者は、「現在としては、総額5兆ウォン規模のWRSA弾薬のうち、8000億ウォン程度だけ購入する案を内部で検討中のようだ」と話した。
現在、全国の弾薬庫に分散しているWRSAの弾薬は、旧型銃砲弾や爆弾から最新型ミサイルまで、約280種60万t余りにのぼるが、相当数が老朽化しているという。APRIL 13, 2005 23:09
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大気汚染、心臓発作の引き金に=受動喫煙も―カロリンスカ研究所
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【ストックホルム19日】スウェーデンのカロリンスカ研究所は、深刻な大気汚染に長期間さらされた場合、心臓発作を引き起こす危険が高いとする報告書をまとめた。報告書は、ストックホルムで22日に発表される。(写真は大気汚染がはびこる北朝鮮の平壌)
調査を進めた同研究所のローセンルンド助教授は19日、「大気汚染の激しい地域に住んでいる人は、汚染が進んでいない地域の住民と比べ、心臓発作を起こす確率が50%も高いことを突き止めた」と語った。
ローセンルンド助教授は1992年から94年にかけ、全国規模の症例対照研究を実施。同助教授は「大気汚染の心臓発作への影響を調べるため、喫煙やダイエットといった要素も考慮した」と述べ、受動喫煙によっても心臓発作の危険性がはっきりと高まると結論付けた。ただ、職場や自宅で受動喫煙にさらされている人でも、環境を変えれば、6、7年で正常に戻るという。
一方、ローセンルンド助教授によると、97年にスウェーデン国民1万5000人を対象に行った調査の結果、空港近くに住む人は高血圧になりやすいことが判明した。同助教授は「空港近くに住むことと高血圧の間には密接な関係がある。アーランダ(ストックホルム空港)の近くに住んでいる人ほど、高血圧になりやすい」と語った。〔AFP=時事〕 [時事通信社:2005年04月20日00時05分]
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肥満は生後8日で決まる? 米調査、急な体重増は危険
【ワシントン19日共同】将来肥満になるかどうかは、生後8日までにどれだけ急激に体重が増えたかと密接に関係していることが分かったと、米ペンシルベニア大などのチームが19日付の米医学誌「サーキュレーション」に発表した。人工栄養で育った米国人を調査した。
赤ちゃん時代の体重急増が肥満につながる恐れは指摘されていたが、これほど早い時期の重要性が明らかになったのは初めて。チームは「多くの慢性病にかかりやすい体が、生後ごく初期にできてしまう可能性がある」とし、予防策の検討が必要だと話している。
調査対象は、赤ちゃんの時に医学研究に参加し、体重など詳しいデータが残っていた20-32歳の653人。2005年04月19日(火)
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国内マネー、円安を演出
外国為替市場で円安・ドル高が進んでいる。海外の投資家が日米の金利差拡大をにらんで円売り・ドル買いに動いているだけでなく、日本の企業も景気回復による設備投資の増加などを背景に輸入を増やしており、代金を支払うためのドル買いを膨らませている。個人の外債投資も活発で、日本のマネーが円安・ドル高を加速させている。
円相場は4日のニューヨーク市場で一時、1ドル=118円35銭と、約2年2カ月ぶりの円安・ドル高水準になった。円は年初から13%下落している。 (07:01)
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最終氷河期 メタン放出で温暖化? 海洋研究開発機構
2005年04月19日
最終氷河期の約2万3000年前から1万7000年前にかけてメタンが大規模に放出された形跡を、海洋研究開発機構などのグループが十勝沖で見つけ、18日発表した。将来のエネルギー源として注目されるメタンハイドレート層の崩壊によるメタン放出が、地球温暖化につながった可能性を示す発見だ。
メタンハイドレートは、メタン分子を水分子が囲みシャーベット状になっている。深海のメタンガス層のふたとなり、崩れるとガスの噴出が考えられる。メタンが温暖化に与える影響は、二酸化炭素の20倍以上という。
グループは、広範囲にメタンハイドレートが見つかっている十勝沖で堆積(たいせき)物を採取。化石に含まれるメタン由来の炭素量の変化を分析、2万3000年前から1万7000年前の間に海水中のメタン量が異常に増えた時期が6回あるのを見つけた。
この時期は最終氷河期の最も寒い時期から氷が解け出す時期にあたり、メタン放出が急激な温暖化のきっかけになった可能性があるという。
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