乾物は最近干し野菜を作るなど、ブログでちょくちょく紹介していましたが、カレーとしてはカレースープを作るぐらいでした。
今回、縁があり参加しました。
乾物は日本古来の食品保存の知恵であり、軽くて常温保存ができることで環境不可も低く、古くて新しい未来食。
乾物の現代的な新しい魅力を多くの人に知ってほしい、同時に私たちが日々食べることで未来の社会に働きかけていきたいと思い、砂漠を潤すプロジェクトでもある 乾物カレーの日が始まりました。
食品ロス削減、省エネにもつながり、もしもの備えに有効な乾物。
乾物を使ったカレーを食べる「機会」「場」を作り、未来食乾物の普及につなげ、内モンゴルの砂漠緑化と雇用対策役立ているプロジェクトです。
野菜の乾物を水で戻して、戻した汁ごと使います。
舞茸や切り干し大根を戻した汁が野菜の旨みたっぷりのだしになります。
干しまいたけ・干しにんじん・切り干し大根・乾燥揚げの具材のみ。
カレー粉は創健社より提供いただいた
植物素材の本格カレー
を使いました。
フレークタイプなので、ドライカレー、ピラフ、炒め物などにも使えて便利です。
保存に便利なチャック付パウチに入ってます。
化学調味料、乳化剤、動物性原料を一切使用せず、25種類以上のスパイスと植物性素材のみで作られています。
小麦粉は直火焙煎した国内産小麦粉、油は有機べに花油使用。
脂質も30%カット(創健社のグルメカレーと比較)
1袋6皿分です。
材料
合わせる米などの量によりますが3人から5人ぐらいが楽しめる分量と思われます
干しまいたけ(または干し椎茸):15g
干しにんじん:10g
切り干し大根:15g
乾燥揚げ(南関あげ・松山あげなど乾燥した油揚げ):15g
創建社 植物素材の本格カレー 中辛:65g
水300g(お好みで:様子を見て水を追加してもOK)
まいたけは買ったものを自宅で干してストックしています。
楽天のセールの時にお得に買うことができます。
いちまさのまいたけ
楽天の通常価格(送料無料)
g単位で計算するとスーパーで割引していない時の価格ぐらいかな。
楽天のセール時に買うととてもお得に買えます。
香りがとてもよく旨みがたっぷりなので、オススメ。
今回干しにんじん、切り干し大根は自宅で切って干してストックしてあるものです。
乾燥揚げは揚げを乾燥させたもの。コクを出すのに使いました。
お好みでフライドオニオンを入れても良いかもしれません。
私が使っている干し網はこちら↓
パール金属のものです。
干し舞茸と切り干し大根の乾物カレー 作り方
作り方は簡単。
水で30分ぐらい乾燥野菜を戻して、戻し汁ごと鍋に入れて加熱。
乾燥揚げを入れて植物素材の本格カレー 中辛:65gを入れて加熱したら出来上がり。
有機べに花油が植物素材の本格カレーに入っているから、油で具を炒めたりはありませんでした。
①乾物を水で戻します。
今回は干し舞茸、切り干し大根に加え、干しにんじんを入れました。
戻す水にもうまみがたっぷり。
②鍋に戻した水ごと乾物を入れます。
少し煮込みます。
③南関あげ(乾燥あげ)を入れます。
南関あげは熊本県南関町の名産品。乾燥した揚げです。
福岡に住んでいた2005年ぐらいに初めて知りました。
それ以来取り寄せたりして我が家の定番食材の一つです。
以前から私自身も南関あげを料理で活用しています。
乾燥した揚げなので、常温で3ヶ月もちます。
我が家は塩山食品のを使っています。
6袋入りを買うことが多いです
もう少し少なめでよければこちら↓
刻みとかいろいろな形がありますが、私は「野菜のとも」を買ってます。
長細いのでトマトソースとチーズを塗ってピザ風で食べることも。
④カレー粉を入れます。
水分が足りないと思えば水を加えて煮込みます。
煮込んだらできあがり。
まいたけと切り干し大根を水で戻しその水分には旨みがたっぷり溶け込んでいます。
その旨みたっぷりの水分とカレーの相性が良いのが「植物素材の本格カレー」だからこそ。
スパイスの旨みを活かした優しい味わいのカレーフレークと乾物との相性は抜群でした。
食べ疲れしなくて、ほっとする味。
具もルーも植物性のもののみとは思えない、旨みが感じられるカレーでした。
植物素材の本格カレー 中辛:65g
には
茶碗1杯ごはん100g5食分ぐらいという分量です。
まいたけ、切り干し大根がたっぷりなので、お通じもとても健やかでした。
まいたけも切り干し大根も栄養があり、腸活にも良さそうなカレーだと作って感じました。
干し野菜の旨みがつまったもどし汁がとても良いだしとなっているのもあり、煮込まなくても美味しいカレーができちゃう。
食品ロス削減にもつながり、まさに時短カレーと実際に作って感じました。
私自身野菜が余ったら干せるものは切って干すことが多いです。
梅雨時期は晴れ間を見つけて干すタイミングが難しいのですが、野菜が上手に干せたら嬉しくなります。
切り干し大根は最近は買ってなく、自宅で作った方が色も綺麗で美味しいと感じます。
干し野菜はストックできるしたくさん野菜を摂ることができるので続けると、便秘知らず。
きのこを干したものは旨みが出るのと栄養もたっぷりなので積極的に今後摂りたいです。
ZENBヌードルのゆで汁に干し舞茸と切り干し大根を入れたスープを作ったらめちゃ旨。
全国乾物の旅がしたい