日頃から、食品をはじめ、さまざまな表示に関心があります。
さまざまな表示について、日頃の生活の中ではもちろん、資格取得(消費生活アドバイザー・フードアナリスト)をしてからの仕事や勉強会などの活動で見聞きすることが多々あります。
また、表示についても、年々新たに作られたり、追加されたり、変更があったり、時代に応じた変化も感じます。
海産物の表示について、以前からマリンエコラベル(MEL)について気になっていました。
ふだんからブログで「食」について書いていますが、お取り寄せ、食材紹介、外食などの記事で「海産物」について多く書いています。
表示について何かテーマをきめて学ぶことを始めようと思っていた時に、縁があって、マリンエコラベル(MEL)2022年度アンバサダー(モニター)に採用いただきました。
今後、水産エコラベル制度、持続可能な水産品、さまざまな取り組みついて等紹介をする予定です。
よろしくお願いいたします。
マリン・エコラベル(MEL)とは
マリン・エコラベル(MEL)
略称はMEL(メル)です。
豊かな多様性に恵まれた、日本の自然・産業・食文化を反映した
「日本発 世界に認められる 水産エコラベル」
として、日本の水産業のさらなる発展、社会に役立つ認証制度です。
マリン・エコラベル(MEL)の認証制度について
MELは日本発の水産エコラベル認証制度です。
主に
●漁業認証
●養殖認証
●流通・加工段階認証
があります。
水産資源の持続性、環境に配慮している事業者(漁業・養殖業)を第三者が審査、認証を行います。
認証された水産物を使って、流通・加工する事業者も認証が必要です。
これらの認証を経て、水産物にMELのロゴマークを付与、消費者に届ける仕組みです。
全ての段階でMEL認証を得られなければ、水産物にMEL認証シールを貼ることはできません。
MEL認証がついた海産物とはどんな海産物?
MEL認証シールが貼られた海産物は、違法乱漁をせず、日本の海、日本の加工で日本の市場を通じて販売されていることの証です。
MEL認証シールが消費者が手に取る海産物にあることで自然、海の恵みを大切にし、決められていることを守って水産業に携わる組合・企業などであることがわかる仕組みなのです。
日本の「海」に関わる、環境を守る、水産に携わる方々も守ることにつながります。
大阪ATCホールで開催された第19回シーフードショーに出展
先日、大阪のATCホールで開催されていた
へ行ってきました。
水産エコラベル制度の普及、MELの認知向上を目的として出展されていました。
担当の方からお話を聞きながら、MEL認証の海産物を一度に見ることができました。
静岡の高橋商店のかつおたたき
鹿児島のカンパチ、ぶり
かつおのわら焼きなど加工製品
鮎やまだい、しじみも!
幅広い商品にMEL認証シールが貼られています。
自宅で手軽に料理の準備ができる水産加工品、MELマークがあるのを今後買いたいと思いました。
そういえば。
海産物を買う時のめやすってどうなんだろう?
お取り寄せ・通販の場合は商品説明の文章を丹念に読む、魚屋など専門店で買う場合はお店の方に聞くなどをふだん心がけています。
スーパーで買う場合は、パッケージがあるものはできるだけ見てから判断しています。
とはいえ、やはりスーパーで手に取る時に、「MEL認証シール」などのマークがあると商品を買う時の判断基準として、とても参考になると感じました。
取扱店
イトーヨーカドー、セブン&アイG、ヨーク、ヨークベニマルなどで取扱があります。
確か私もイトーヨーカドーへ行った時にMEL認証マークのシールが貼られたの海産物を見ました。
これから、もっといろいろなお店にMEL認証マークのシールが貼ってある水産物が増えると嬉しいです。
*一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会(MEL)のPR活動に参加しています