2019/3/10

AFP=時事】エチオピア航空(Ethiopian Airlines)は10日、同国の首都アディスアベバからケニアの首都ナイロビへ向かっていたボーイング(Boeing737型機ET302便が午前838分(日本時間同日午後338分)にアディスアベバのボレ空港(Bole Airport)を離陸した6分後、アディスアベバの南東約60キロのビショフトゥ(Bishoftu)付近で墜落し乗客149,乗員8人全員が死亡したと発表した。

 

 

 

 

現場の目撃者は、航空機が地上を襲ったときに激しい火災があったとBBCに伝えた。

「爆風と炎はとても強く、私たちはそれに近づくことができなかった。すべてが燃え尽きた」と彼は言った。

 

事故現場のエチオピア航空のCEO(写真:エチオピア航空)

激しい火災が有ったとはいえ、機体の残骸が少なすぎない?
それとも回収後の写真? 燃料満タンで相当のスピードで突っ込んだ?

 

海外は直ぐユンボやブルドーザーが入るんですね?

全体像が・・・写真や動画は? 解析どうするの?3/11

 

機体記号: ET-AVJ

保有                エチオピア航空

モデル             Boeing 737-8-MAX

製造番号          62450/7243

メーカー          ボーイング

シリーズ          737

737 MAX 8

期間                2018/11 2019/03

 

この機体も、去年の11月に就航から墜落!事故まで4か月。

24日に1200時間飛行後のメンテナンスを実施している。3/11

 

 

最後のトランスポンダデータは、FL086のアディスアベバから東に約21nmの位置N9.027 E39.153から受信されました。その時点での地形標高は8130フィートMSLで、Mode-S高度計が報告するFL086(これは常に標準圧力1013 QNHを測定します)はQNHを補正した状態で航空機がその位置で9027フィートMSLで飛行していたことを示します。

 

Flightradar24の離陸から3分後までのフライトデーター

高度計異常らしき波形ではないが、データが荒いためかもしれない。

 

Flightradar24 ADS-Bネットワークからの追加データは、離陸後の垂直速度が不安定であることを示しています。05:38:18 UTCの離陸最終位置はFR2405:41:02 UTCに受信アディスアベバ空港はAMSL7,625フィートに位置します。

第一報で解る範囲です。

 

少し考察してみました。3/11


ライオンエアの時も離陸直後(一定の距離か高度まで)は正常
2分後程度から異常制御が発生している。

 

3/12追記:ET302-Granular-Dataが入手できたので検証しました。

解析結果

アディスアベバ空港を基準にすると高度がほとんど上がってない?

管制圏:半径5マイル(8km)高さ3000ft914.4m)の空域(上図の青い扇)では速度200ノット(370.4 km/h)の制限がある。

アディスアベバは、標高が2355mと高いので空気が薄く上昇しにくいのか?

又、失速防止システムは、ある程度の高度が無いと働かせないと思うが?空港の標高を無視して固定値だったのでは?

そうでないと540でのダウンは変である。

尚、ET302便は管制官に空港に戻る許可を得ているので、ここでUターンしていたのではないか?そこに制御が掛かり失速高度も足らないため激突? 高度だけでの仮説です。

重要な注意:ADS-Bによって報告された高度データは標準気圧での気圧高度であり、地上レベルの高度ではありません。これが、いくつかの値がアディスアベバ空港での地上高度より低いかもしれない理由です。標準圧力は1013 hPa、圧力はHAABで報告されています。事故当時のADD1029 hPaでした。空港の標高は7625フィートMSLです。 

詳細解析は、フライトレコーダーのデータと音声が公開になってから致します。

 

こんなの直ぐ作る人がいる 3/12


公開データに準拠している様だ?ただ最後はデータが無いと思いますので想像の様です。
高度が上がらないのが良く解ります。上はコックピットから下は外から墜落は違っています。

 

まだ情報が少なすぎるので参考程度にして下さい。

 

ETHIOPIAN Cockpit Boeing 737-700/800

エチオピア航空の紹介ビデオ 

 

20191月時点での生産数は僅か389の様で、すでに2機目の離陸直後の墜落。

ライオン・エアの対策もまだですよね?

 

これは何かあると思わざるえませんね?

データーレコーダーは見つかったのか? 早く見たいですね。

国営のエチオピア航空は3/11ツイッターで、「ET302便のデジタルフライトデータレコーダー(DFDR)とコックピットボイスレコーダー (CVR) が回収された」と発表した。見つかったようです。

 

B737 MAX 8 エチオピア航空 ET302便 墜落事故 その2(MCAS

 

ライオン・エアの記事 下記クリックで記事が開きます。

B737 MAX 8 ライオン・エア 墜落事故について(AOAセンサ故障)

B737 MAX 8 ライオン・エア 墜落事故について(中間報告)

 

以上です。

 

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