そろそろ夏も近づいてきましたのであせもについて自分の経験をお話しします。
私は子供の頃から皮膚が弱く、毎年あせもが出来ていました。
昭和24年生まれなので、そのころの薬はシッカロール(赤ちゃんが付ける粉の薬)位しかなく
中学くらいまで付けていた気がします。
小学校三年の夏は、特にひどくほぼ全身に包帯を巻かれたことが有ります。
白い軟膏を塗られお尻にペニシリンを打たれていました。
あせもは、どうしても掻いてしまいますが、本当の辛さは?気持ち良く掻いた後汗をかくとひどく痛いのです。掻いたところ全てが痛くなるのです。動けなくて固まってしまいます。
これが最もつらくて、私はある時期(多分5年生)から全く掻かなくなりました。
こどもが自分の意志で、掻くのを止めたのです、その位辛いのです。
皮膚病を、悪化させない方法は掻かない事。これは断言できます。
掻かなければ、痒さもひどく成りません。
周期的に痒さに襲われますが、その時にすぐ薬を付け掻かない。
こうすることで、持続的な痒さは防げます。
高校時代に銭だむしに成りましたが、この時は常に薬を持ち歩き痒くなったらトイレですぐ塗ることを行って完治させました。これも掻いたら治りません。
あせもの場合も、ほかの皮膚病も、掻くのは厳禁ですが、擦っても拭いてもいけません。
汗が出たら、当て拭き(上から軽くタオル等押さえつける)をする。拭いてはダメです。
又、あせもは、出来てしまったら汗をかく内は治りません。
悪化させないように気を付けて来シーズンに出来ないようにしましょう。
同じところに出来る確率が非常に高いので注意が必要です。
現在はエアコンが有るので、室内ではエアコンを使って汗をかかないようにしましょう。
あせもも、他の皮膚病も、酷いときは明るい赤で腫れます、直り始めると暗い赤に変わります。
暗い赤に変わったら、あと少しで治りますが、痕が消えてから1週間くらい薬を塗ること、
もし治ったと判断して薬を塗るのをやめると必ずそこが再発します。
掻かなければ、オロナイン軟膏でも大概の皮膚病は治ります。(多少時間はかかります。)
但しウイルス性などは治らないのでその時は皮膚科へ行きましょう。
実は今でもあせもが出来ます。(今出来てる汗疹、下の写真)
まだシーズンでは有りませんし、薬を付けているので勢いは有りません。
ただまだ赤さが暗い赤では無いので、安心していると酷くなります。
梅雨の時期に治せればベスト、駄目なら悪化させないようにする。
秋に完全に治す。
掻くと赤いぶつぶつがドンドン出来て、どうしようもなくなります。
この程度で悪化させなければ痒くは成りません。
汗をかくと痒くなるので直ぐ当て拭きしましょう。
そして痒くなったら何回でも薬を塗る。
これが悪化させないで治す基本です。
手は、ばい菌だらけです、特に爪の間は!
出来る所は汗がたまるところと、服がこすれる所です。
気が付いた時な大体3センチ程度に成っています。
手が勝手に掻いています、掻いた時もっと痒くなったら出来ていますので掻くのを止めて薬を塗ること。
私は子供には、この辛い目に合わせたくなかったので、生まれた時にエアコンを買いその環境で育てました。
とにかく汗をかかせない様に気を付けました。
なので、子供はあせもの辛さは知りません。
しかし、うちの子は蚊に刺されても掻くことはしませんので、多分大丈夫です。
蚊に刺されても、掻かなければ一時だけで後も残りません。
掻いてしまうと、痒さと腫れが残ります。
痕も残るときが有ります。
掻かないで、蚊のかゆみ成分を広げないのが肝要です。
蚊には、キンカン が一番効きます。直ぐ塗って掻かない事。キンカンで痒さがかなり防げます。
劇的に変わりますよ! 一度試してみて下さい。
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以上です。
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