世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフであるマーシャン祥子が障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」ママのためのフードコーチになるまでの道のりを是非読んでください。・10年間のholisticfoodjourney
大晦日です！
オーストラリアを始めとし、海外は大晦日がメインで盛り上がり、元旦は遊び疲れてだらだらする感じです。もちろん我が家も、友達家族呼んでプールサイドでバーベキュー、そして近所のビーチのフェスティバル、花火とオージープラン。
元旦に対する温度差の違いに、日本を出て１１年毎年なんだかなぁと思っております（笑）
でも今年は、元旦にお餅つきと流しそばというイベントに誘われて、気分があがってます。
毎年気分をあげるために、おせちパーティーを開くんですが、主催せずともいいのがあるわ、とおせちもスルーしちゃおうかな？って思ったんですか、昨日突然思い立って作りました。
田舎なので、気の利いた食材はほぼなくて。よく見るとなんちゃってですが、なんとかそれっぽいでしょ？おせちには材料にも意味があるんですけど、その材料がないから意味がないかといえばそうでもなく。作ること、お正月を楽しむことに一番意味があると思います。だから、あれがない、これがないということで作れない、と思う必要はない。
今年は（ってか毎年定番ですが）
お煮しめ
なます
黒豆
に、海老と作り置きしてあったパテを入れました。
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使った黒豆は日本のものとは違って小豆に近い感じなんですけど、じゃあもしや？と思ってお汁粉にしてみたらとても美味。
もちろん、黒豆ではなく、小豆でもできるので、お砂糖を使わないお汁粉もお正月にぜひ作ってみてください。
豆（小豆または小豆っぽい黒豆） １８０g
デーツ １２０g
甘みが足りなければ蜂蜜大さじ１から２
※小豆の場合は吸水なし、黒豆は一晩吸水させました。
豆が浸るように水を１リットル入れて沸騰させ、アクをとる。
（小豆は渋みが出るので、沸騰したら水を捨てて、もう一度水を入れてスタート）
弱火で圧力鍋で３０分煮る。もしくはお鍋で１時間コトコト弱火で煮る。
指で潰れるようになったら、デーツを入れてふやかし、ミキサーでガーッといく。
水を入れて好みの食感に調節し、甘さが足りなければ蜂蜜を入れて。
なんか、異常に美味しくて子供達も
これ、いいねぇ！
って、はまっています。
塩をひとつまみ入れると甘さが引き立ちます。ココナッツミルクで伸ばしても、また違う美味しさ。
あとはお餅です。もちろんお餅も売ってませんので、もち米を買ってスタンバイ。パン焼き機のある友達の家におしかけて、お餅をついてもらう魂胆です。日本米の餅米がなくても、タイ米の餅米でもかなりイケる、つきたてタイ米餅ならばサトウの切り餅よりもずっと美味しいことが判明しました。
さらに、餅つき機能のない普通のパン焼き機でも、炊いた餅米を入れるとお餅になることも去年発見。さらにさらに、餅米を蒸さなくても、水分少なめ（米の量の９割程度）で普通に炊いた状態でも、お餅は作れることも実験済み！吸水もとばしました。
こうして、我が家のおせちのハードルは年々下がっています（笑）
毎年のホームシックから生まれた、簡単で、あり合わせなおせちの数々。ちゃんとしたお正月には程遠いけど、海外在住ならではのおせちが今となっては好きです。
これで良い一年を締めくくれそうです。
今年は本当に楽しかった！過去１０年の私では考えられない量の日本人の方々と仕事を通じてつながることができて、まるで日本人に戻ったような海外暮らし１１年目でした。
ずっと外を向いてきた私だからこそ伝えられることがあり、昔から変わらない自分らしさと、日本の外で積み重ねた経験が融合してなかなか面白い展開になったなーって我ながら思うのです。女優になりきってみたりもして（笑）
来年も私らしさ全開で参ります♡そして、マーシャン祥子を見ていれば、
あ、なんか私大丈夫じゃん！なんかできそうじゃん？
って思ってもらえる存在でいたいと思っています。
毎日ブログを読んでくれた皆様、ブックマークしてくれている皆様、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
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