世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフであるマーシャン祥子が障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」ママのためのフードコーチになるまでの道のりを是非読んでください。・10年間のholisticfoodjourney
4、5日オフライン生活を送って思いっきりホリデーモードを満喫していました!
別に調べ物などインターネットは使ってましたがFacebook とブログをやらないだけでこんなホリデー感満載になれるなんて得した気分です。
驚くべき事に、サンタクロースにブリスベンのシティのホテルステイ2泊、いただいてしまいました。
師匠架空の出張を入れて私に予定を空けさせていたのです。2月も出張行くくせにとブーブー文句たれていた私ですが。
なんと来月おひとり様で週末2泊3日ホテルで過ごしておいでと!!
なんとなんと!!
嬉しすぎてクリスマスの朝部屋の中を走り回ってしまいました。
友達にいうとカップルステイ?と聞かれるけど、いえいえ、私が喜ぶのは1人の時間だという事を師匠心得ています(笑)
(出来した師匠)
さてさて、今年終盤にかけて、本当に色々考えることがあり、特にこの数日間はオフライン生活を送りながら、今まで見えていなかったことや忘れていたことをたくさん思い出すことができました。
忘れていたことのひとつが
心の底から料理を楽しむということ。
オフライン生活をして、ちょうどクリスマスだったりして、料理をして気づいたんです。もうどれくらい、純粋に料理を楽しむってことをしていなかったかって。
私、物心ついた頃からずっとずっと料理が大好きだったんです。
料理が好きと感じる瞬間は、アイディアが降ってきて、味を想定して食材を組み合わせて料理をして出来上がった味がときめくほどに美味しいとき。
そしてそれをお皿に盛り付けるときにちょっとのアートが生み出されるとき。
食べてくれる人の笑顔や、健康な心や体を作ることももちろん好きなんだけど、正直言って一番好きなのはその生み出せた瞬間のときめきなんです。The 自己満足!
どっちかというとアーティストに近い感覚で料理が好きだったんです。
だけど、フードコーチとしてここ1年作ってきた料理は、自分が本当に作りたい料理ではなく、
どうしたらみんながもっと楽に美味しく体にもいいものを作れるだろう?
というフィルターを必ず通していました。
私はずぼら料理を提案していますが、何を隠そうめんどくさい料理も大好きなのです。(注:お菓子はめんどくさいの作るの嫌いです)どこに売ってるのかわからないスパイスとか食材とか大好き。そんな私にとって、ずぼら料理は日々の生活をこなしていくための賄い料理の位置付けなんです。
それがみんなの役に立つことは本当に嬉しいけど、だけど久々に、純粋に料理が好きという気持ちで料理をして、私の本質を取り戻せた気がします。
これからもずっと、最高の賄い料理としてずぼら料理を提案していくとは思うけど、私の根底にあるのはめんどくさいこと大好きな料理人であり、未知の料理の世界を常に探求していくアーティストであることを忘れずにいたいなーなんて思ったのでした。
クックパッドを見れば、ずぼら料理なんていくらでも出てくるけど、
私のずぼら料理はベースが違う。
世界をこの足で渡り歩き、いろんな国の味を知り尽くし
男社会の現場で修行して
医療レベルの生体学も栄養学も学び
自然の法則に習うホリスティック栄養学も叩き込み
そして子育てのプロとしての料理の観点でどこまでもデフォルメしたずぼら料理なのです。美味しさとかっこよさはできる限り残したい!天下一品のずぼらだー!叫ぶぞー♡
なんだか、久々に電流が走るような美味しい料理を作って、忘れていたいろんなことを思い出しました。1年前、世のママの気持ちに寄り添うためにあえて捨てた職人のプライドを今取り戻し、むしろもっともっとずぼらで素敵な料理を通じて伝えていけることがあるように感じます。乞うご期待!