《障害児子育てのぶれない軸》 娘の成長3歳7ヶ月

はじめましての方へ
世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフであるマーシャン祥子が障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」ママのためのフードコーチになるまでの道のりを是非読んでください。・10年間のholisticfoodjourney

娘3歳7ヶ月になりました。

フランス行ってから言語スイッチが入っちゃったようで喋る喋る(笑

フランス語でも英語でもちゃんと受け答えできて会話が成り立つようになりました。

トリリンガルは諦めた方が、、、みたいにも言われてたけど気長に待っててよかった。ポイントとしては、私は日本語で、師匠はフランス語でしか話さないこと。

ここで親が母国語からスイッチしてしまうと混乱して比重の多い言語しか話さなくなるそうです。

帰国してからメインのセラピーセンターがお休みに入ってしまい、担当のセラピストチームに会えていないんですが、突然メールがきて。

娘を担当していた

理学療法士

作業療法士

言語療法士

の３人とも辞めてしまったと知らされました。

よりによってなんで全員！？

それぞれ10年以上そこで働いていたベテランですごく信頼してたのでショック。

理学療法士に関しては前日に電話してて、明日から5週間母国ドイツに帰るのでお休みですって言われてたのに、本当は辞めるんだったなんて。

言えばいいのに(汗)

また新しいチームができるとは思うんですが、言わないで辞めるってことはセンター自体にも問題があるのかなと不信感がぬぐえません。

障害児子育てをしていると色んな選択が求められます。どのセラピーをするのか、どのタイミングで何を取り入れるのか、娘にとって何が大切なのか。

ただのママであって、スペシャリストではないので自分の選択が正しいのかと疑いだしたらキリがないんです。

信頼できるセラピストチームがいてくれることは、どの道を選んでも、大丈夫って後ろで背中を押してくれる感じ。

娘の未来を本気で一緒に考えてくれるチームがいるってとにかく親の心の支えなんですよね。

セラピーをしてくれる人、なら代わりはいるけど、勝手に家族みたいに思ってた彼女達の代わりを見つけて関係を築いていくにはまたちょっと時間がかかりそうです。

帰国してセンター以外のセラピーを再開してから、ひざ立ちからつかまり立ち、そして段差をつかまり立ちで登るという事ができるようになりました。

これができるとまた一歩、歩行へ近づく。まだまだ進歩しています。

フランスでは三輪車もこげるようになったし、とにかく自分で移動する手段をどんどん身につけていって欲しいです。

たまに親でも、娘に障害があることを忘れてしまうくらい、誰とでも楽しそうに全開の笑顔で遊んでる娘。

かけっことかかくれんぼが大好きで、ハンデを感じさせない笑顔。同時にどんな風に接したらいいのか迷ってる子供って1人も見たことないかも。

大人って一体いつから、障害を持った人にどう接していいかわからない、ってなるんですかね？きっと子供の頃はこの子違うなーってわかっても普通に遊べてたはずなのに。

娘自身違うということは認識してるけど等身大の自分で何ができるかを探して子供社会で十分やっていけるように成長しています。

我が家の障害児子育ての軸はやっぱり心を育てること。

「できないこと」がダメだからできるようにセラピーをすると、根底にあるのは自己否定になると思うんです。

できないことがあっても娘まるごとの価値を十分に感じさせながら、何をどうしたらもっと楽しめるか、工夫できる柔軟性と想像力を育てていきたいです。

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