土曜日は先日の淡路島の艇の売買が成立したので、その艇の新たなホームポートに合わせてフェアリーダー(チョック)を取り付けるヘルプ(ほとんど僕がやってたけど)に行ってきました。
のこぎり・のみ・かなづちをリフォーム現場から、ドリル・ドライバー・ボックスレンチ・コンビネーションレンチ・シーカーフレックスなど一式を自艇から持ち出して取り付けてきました。他の艇の整備のお手伝いをすると新しい発見があって楽しいものです。しかし、お世話になっている業者さんは刃物が消耗品の商売道具とわかってくれてるかな~。(-。-;)
艇の道具を元に戻したついでに、セティーバースの採寸の確認もしてきました。
今日はクォーターバースの奥のバルクヘッドを水密化するための板とハッチを取り付けるつもりで艇に行きました。
我が艇のクォーターバースの後ろ側のバルクヘッドです。
その後ろの黒い部分がトランサムボード。
このバルクヘッドからトランサムボードまでが1.3mのデッドスペース。
なんとかこのスペースを生かしてクォーターバースを広げれないかとデザイナーと相談するつもり(いつになることやら)です。
我が艇は前オーナー時代に完全レース艇からクルージングにも使いやすいレース艇に大改造しています。
船内の天井(デッキ裏)はスポンジ付きのビニールレザーが張ってあり、ハルの内側はカーペットが張ってあったのですがカビ臭さが取れず僕がオーナーになってからすべて剥がしてしまいFRPむき出しの冷たい感じになっています。いつかは綺麗にペイントして簡単に拭き掃除できるようにしたい(いつになることやら)。
この部分、今回新しく作ったのではなく7年ほど前に作って一度適当に取り付けていたものをメンテナンスのために取り外してあって、今回キャビンの寒さ対策(キャビン空間を小さくする)と近々ちょっと距離を走れたら走りたいのでその安心のために戻すことにしました。
取り付けはトラスビスとワッシャー・スプリングワッシャー・袋ナットです。
今まで適当にその場にあった鍋ビスとワッシャーを使っていましたが今回はビスをすべて新しくトラスビスにしました。
オリジナルのバルクヘッドと取り付けた白い板の間の黒い部分はスポンジゴムのテープです。
トラスビスならワッシャーを省略でき低く仕上げれ、多少あったっても鍋ビスより痛くないと思ったので採用しました。
しかし、用意したビスの長さは30mm。半分は取り付けれたのですがもう半分は長さが足りませんでした。これは大改造の時にバルクヘッドの形状を合板とFRPで変えたので厚みの違うところがあったからです。薄いところのビスだけを測ってビスをそろえてしまいました(;^_^A
ホームセンターに買いに行ったけど30mmの次は40mmしかなく諦めました。来週末までにナニワネジまで35mmを買出しです。
なぜ、5mmの長さにこだわるかというと裏側を
このようにワッシャー・スプリングワッシャー・袋ナットにしたかったからです。
デッドスペース内にはオートパイロットのシステムとラダーのシステムがありメンテナンスのために頻繁に潜り込まなければいけません。
適当につけていたときは袋ナットではなく、長いボルトを普通のナットで取り付け、余った部分をボルトクリッパーで切断して白いキャップを怪我防止に取り付けていたのですが、この白いキャップを引っ掛けてすぐに外してしまい、幾度となくボルトで一張羅を引っ掛けたり、体中に引っかき傷を作っていました。
無理に40mmのビスを使うとこの袋ナットのキャップ部分が飛んでしまいます。
不器用な僕がビスを切断するとナット側を傷めてしまいます。
だから35mmのビスが必要で今日は取り付けが完了せず
『取り付け、、、かけてきました。。。』
ということで、前編・後編に分かれます。(^▽^;)
作業がいろいろ残った不完全燃焼の日でしたが、パートナーと久々のブリしゃぶを寒いキャビンで食べてきました。
『なんちゃって水密バルクヘッドの取り付け(後編)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11463693237.html
へ続く。。。