うちの父ちゃんはアフリカン

ナイジェリア人の夫と一緒になってはや10年目に突入しました。

月日の経つのは早いものです。


国際結婚一家&国際カップルの皆さん、日々募る思いや悩み、インターナショナルならではのお笑い話など、楽しく語り合いませんか?



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ラブレターもらいました

5歳になる次男のエムが、嬉しいラブレターをくれました。

loveletter




夕暮れのオヤジ

今日の夕方、ATMを使うために近所のスーパーへ行きました。


二台分並んであいている駐車スペースがあったので、

その左側に車を停めて、さて行くか、とドアを開けたら、

隣の駐車スペースに猛然とバックしてきた車の窓が開き、



「人が停めようとしとる所になんで停めるんじゃ、ゴルァ!!」



――と、超・怒りまくった怒鳴り声。


声から察するに、年のころ55~60くらいのタコおやじ。


どうやら、自分が停めようとしていた場所に私が横入りしたとかで、

怒り狂っているようなのですが…


そんなこと言ったってアナタ。


ハザードでも出していたならともかく、

前をフラフラ走ってた行きずりのオヤジ

どこに車を停めるかなんて、

私に分かるはずがないではありませんか。


しかも隣にも駐車スペースが開いていて、

実際、既にオヤジは駐車を終えているのです。


ほんの数十センチ駐車場所がズレたからって、

そんなに怒るこたぁないでしょうに…


――とまぁ、私にも色々と言い分はあったのですが、

そんなところで通りすがりのオヤジと事を構えても仕方なし。

まったく聞こえないフリをして、小走りにその場を去ったのでした。



で、3分くらいで用事を終えて急いで戻ってきてみると、

なぜか運転席のドアが半ドアになってる。


なにごとかと、助手席で本を読んでた長男8歳に聞くと、



ヘンなじじいがドアを開けてワーワー喚いとった」という。



どうやら私に怒鳴っただけでは飽き足らず、

車に残された息子にまで、ひとくさり愚痴をうなっていったようです。



…いい年こいたオッサンが、

たかだか駐車スペースひとつのことでキーキー喚き倒すとは、

なんたるキンタマ袋の小ささか。



しかも、そこまでして停めたかったはずの車の姿は既になし。

まったく、世の中おかしな人が増えました。



ちなみに、見知らぬオヤジの怒鳴り込みを受けた息子は、

怖さのあまり助手席の足元にうずくまっていた…

なんてことはまったくなく、


「聞こえんフリして『ミスター味っ子』を読んどった」


…だそうです。



わが息子ながらなかなか天晴れな対応ぶりに、

思わず内心拍手喝采してしまった夕暮れでした。



おやじギャグ

8歳になるうちの長男は、

今、『怪傑ゾロリ』の影響でオヤジギャグに夢中です。


先日も息子三人を乗せてドライブの真っ最中に、

突如リアシートで長男が叫んだ、


「俺の鼻毛… ハッ!なげぇ!!」


――というギャグに、不覚にも笑ってしまった私です。


しかもそこへ追い討ちをかけるように、


「オマエの胸毛… ムッ!なげぇ!!」


なんとかしてください、この息子…。



はつもうで

おくればせながら新年あけましておめでとうございます!


毎年思うことではありますが、

三が日を過ぎてしまうと、とたんに「正月っぽさ」がなくなるのはなぜでしょう。

昨日まではお節食べたりモチ食ったりして正月を満喫していたのに、

今日は朝からカフェオレでバタートーストなんかいっちゃったりした私です。



さて、結婚以来ほぼ毎年、

お正月休みにはどこかへ泊まりでお出かけしてきた我が家ですが、

今年は夫の休みがなんと4日しか取れなかったため、

自宅でゴロゴロするだけの寂しいお休みとなりました。



――とはいえ、

まるっきりどこにもいかないのも寂しいよなぁ…

ということで、とりあえず1月2日は愛知県内の某神社へ初詣。

一応クリスチャンなのでお参りはしませんでしたが、

所狭しと並んだ屋台であれこれ楽しく買い食いをして、

それなりに「日本の正月」を楽しんできました。




ところで、

根っから中部人の私にとって、

初詣と「串カツ」は切っても切れないものなのですが、

他の地方ではそうでもないのでしょうか。


冬の屋台の前で、

揚げたての串カツをハフハフしながらコップ酒をキューッ!

…なんてのが初詣の風物詩かと思っていたのですが、

東京の友人に、


「はぁ!?なにそれ」


と一蹴されてしまいました。



お千代保稲荷の屋台なんて、

1/3以上は串カツだったような気がするんだけどなぁ…



同じ中部人の方のレポートをお待ちしております(笑)




ちなみに写真は、

件の神社の石垣前で撮ったスナップ。


うちの三馬鹿息子たちも、こんなに大きくなりましたよ~。




週末はイブ

なんだかんだとあわただしくすごしているうちに、

今週末は、もうクリスマスイブですね。


うちは一応(一応?)カトリック教徒の一家ということになっているので、

本来ならちゃんとミサに出て、

七面鳥を焼いたりジンジャークッキーを作ったりして、

クリスマスを過ごすべきなのかもしれませんが、

今のところ、パーティーの予定すら立てていないというていたらく。



クリスマスに限らず、

子供の頃って行事がすごく楽しみでした。

お正月、ひなまつり、こどもの日、夏休みのバカンス、エトセトラエトセトラ…



なのに、大人になったらそういうのにあんまりウキウキしなくなってしまいました。


――感性が鈍っちゃったのかな――


…なんてぼんやり思っていたのですが、

最近ハタと思い当たったことがあります。



こういうもろもろの行事って、

「母」が演出しなければ楽しくならないのかもしれない。


我が家では肝心の「母」(私だー)が仕事仕事で

家庭を顧みる余裕がちーともない。

当然、行事を盛り上げる演出なども、

ちーともやっていないわけです。


これじゃ気分が盛り上がるわけないですよね…(苦笑)



家族が幸せに暮らすためのお金を稼いでいるはずなのに、

人生で一番幸せな時間を無駄に使っている気がします。



今後はもう少し考えて、

子供たちに楽しい思い出をたくさん作れる母を目指したいな。



ボウリング

昨日は私、一人で息子を3人を連れて、

ボウリングへ行ってきました。



わたくし、

自慢じゃないけど「タマ」を使う遊びはパチンコ以外大嫌い。

運動神経もほぼナイに等しい女ですので、

「ボウリング場」なんてのは、いわば鬼門のようなものなのですが、

長男のBBがどおぉぉぉ~~~~しても行きたいとゴネるので、

しぶしぶ足を向けたわけです。



でもまぁ、

行けば行ったでそれなりに楽しめるもんですね。



しかもあなた、ご存知でしたか。

最近のボーリング場には、

両脇の溝の横にガードレールみたいな「柵」が、

親切に立てられているんです。



つまり、どんなヘナチョコな玉を投げても、

とりあえずガーターにだけはならないという仕掛け。



で、そのガーターベルト、

もとい、

ガードレールみたいな柵のおかげで、

私ってばストライクとスペアのオンパレード(笑)



息子たちには、

「お母さんスゲー!」

とほめそやされ、ちょっといい気分を味わってきました。


ま、

周囲のグループはハナで笑ってたと思いますけど、

そんなこたぁ気にしちゃいられません。




ボウリングのあとには『あらしの夜に』という映画を観て、

楽しい休日を満喫しました。



これでダディも一緒だったら、

子供たち、もっと嬉しかったんだろうなぁ…




次男でございます。










頭のねじれるミステリー

クラインの壺


ミステリー好きの間では既に有名な「岡嶋二人」作品のひとつ。

最近、「99%の誘拐 」が評判を呼んだためか、あちこちの書店でこの作家(実際は二人の作家の合作)の作品を目にするようになりました。


岡嶋二人作品の特徴は、

リアルな世界観構築、

そして、緻密に組み立てられたストーリー運びの妙。


文章がとても目になじみやすく、

初めてでも抵抗感なくスイスイ読める本でもあります。



個人的にはクラインの壺よりも99%…の方が好きなのですが、

ミステリーを味わいつつ、ちょっと不思議な世界に迷い込んでみたい方には、

この作品も大いにオススメします。


子供の言葉


長男がまだ1歳くらいだったころのことですが、

一時期、しきりに、


「チュチュバーキ!チュチュバーキ!」


と叫んでいたことがありました。



そんな名前の友達はいないし、

テレビに出てくるセリフにも思い当たらない。

いったい彼は何を言いたいのだろう…と、

夫婦でしきりに首をかしげていたのです。



で、ある時。

勝手にダディのベルトを持ち出して遊んでいた息子に、

夫が一声、


「Come on ! Put it back !」


それを聞いた息子、間髪いれず、

「カモン!チュチュバーキ!!」


あーっ、これだったのか~!!

…というわけで、ようやくチュチュバーキの謎が解けたのでありました。




そんな長男もはや8歳。

イボ語(夫の部族語)の数え歌なんかも、上手に歌えるようになりました。


子供の成長ってホント早いですよね~

…と、本日はちょいと強引に落としてみました(笑)





寂しいな、と思うこと

いわゆる「国際結婚」をしてはや10年目。


日々思うことは色々とあるのですが、
最近強く感じるようになったのが、
「国際結婚って寂しいなぁ」 ということです。


――といっても、
「夫に放っておかれて寂しい」とか、
「夫の帰国中離れ離れになっちゃって寂しい」とか、
そういう話ではありません。




たとえば食後にみんなでナツメロ番組を観ている時。



「きゃー、ジュリー!聖子ちゃ~ん、あっ、チェッカーズよぉ~!」


…と一人熱狂している私をよそに、
ダイニングの端っこで、一人クールに新聞を読んでいる夫。




あるいは、コタツの上でビールの空き缶にミカンをのせて、


アルミ缶の上に"あるミカン"。
 ――ギャーハハハハ、ギャーハハハハハ!!」



などと一人バカウケしている私の横で、
「ハ?ナニソレ」とでも言わんばかりにキョトンとしている夫。



…こうして文章にしてしまうと、
われながらなんてばかばかしいことかと情けなくなって参りますが…


でも、
このままダジャレのひとつも通じない夫と二人で年老いていくのかと思うと、
なんだか切実に寂しく感じられてしまうのです。


おそらく夫も、口には出さねど同じようなことを考えているに違いありません。




ま、ナツメロ話で盛り上がれないのも、
ダジャレが通じないのも、
別に国際結婚だからと限ったことではありません。

逆に、いわゆる国際結婚であっても、
こういう話題で盛り上がれるご夫婦も数多くいらっしゃることでしょう。


要するに、私と夫が性格的にあまり合っていないということなのかもしれませんね。



結婚相手を選ぶ基準って、色々あると思います。

強さ、優しさ、経済力、色々な価値観…


どれも大切なことなのですが、
「理屈抜きで一緒にいて楽しい/心地よい」
――なんていうのも、実は大切な要素だったのではないかと、
つらつら考えている今日この頃です。


ちちマニア!?

昨日、保育園のママ友達に、

「ねえねえ、トラさんって、昔 ××× って店によく行ってなかった?」

――と唐突に尋ねられました。



何かと思って話を聞くと、彼女のご主人が運動会で私を見て、

「あのちちは絶対に、10年前 ××× で見たチチだ!」


と、強固に断言したらしいのです。

なんでも彼女のご主人は、名うての「おっぱいマニア」だそうで、
一度見たちちは絶対に忘れない、というのをウリ(何の)にしているとかいないとか…。


10年も前に見たちちを未だに覚えているとはまことに恐れ入る話ですが、
残念ながら私、その ××× という店には一度も足を運んだことがありません。




ちちマニアやぶれたり――。



――というか、10年前といえば、私もまだ20代。

20代のピチピチのそれと、
3人の息子に使い倒されてくたびれきった現在のコレとが同じであると考えるのが、

そもそも間違っている気もします。