真紅のタチアオイ | ブドリの森

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将来の自分のための備忘録
ハンドメイドの小物は委託販売しています
いただき物の生地や付属品を活用して
極力材料費をかけずに仕上げるか苦戦中

 

昨日までのカラカラ猛暑とはうって変わり

 

今日は 時々、小雨の曇り空。

 

あぁ、心も身体も癒される。

 

災害級の雨とか雨続きは嫌だけど、恵みの雨なら大歓迎だわ。

 

 

 

 

ところで昨日、久々に姉と義兄が来てくれた。

 

小一時間、近況報告などを話しながら過ごし、

 

帰り際にわが家の家庭菜園を見てもらった。

 

 

 

 

 

「あー、これこれ」

 

姉が 畑の片隅に生えていたタチアオイの花を見て

 

一本分けて欲しいと言う。

 

このタチアオイ、こぼれダネであちこちから芽を出すので

 

先日、邪魔になって抜いたばかりで、今あるのは3本だけ。

 

しかも大株なので、移植は難しい。

 

結局、タネを採って送ることになった。

 

 

 

 

 

姉がタチアオイを欲しいと言い出したのは

 

父の思い出があったからだ。

 

子どもの頃住んでいた家の庭に真紅のタチアオイがあった。

 

父は赤い花びらの付け根を開いて、鼻筋に張り付けると

 

ニワトリのトサカだと言って、

 

コケコッコーと鳴き声を真似して遊んだった。

 

私にはおぼろげな記憶しかないけど、タチアオイを見ると

 

懐かしくてほんのり温かい気持ちに包まれるんだな。