ごみ減量化・導入4ヵ月 大きな成果 岩手県葛巻町
岩手日報より
葛巻町のごみ減量化の取り組みが大きな成果を挙げている。
分別品目を増やして再資源化を進めたところ、家庭から出る可燃ごみが
40%減少。家庭ごみ1人当たりの排出量も、岩手県内で最少となった。
可燃ごみとして焼却していた生ごみを分別収集し バイオガスシステム
で肥料化した効果が大きく、町は「予想以上の成果」と官民一丸で進める
資源循環型のまちづくりに手応えを感じている。
分別品目を増やして再資源化を進めたところ、家庭から出る可燃ごみが
40%減少。家庭ごみ1人当たりの排出量も、岩手県内で最少となった。
可燃ごみとして焼却していた生ごみを分別収集し バイオガスシステム
で肥料化した効果が大きく、町は「予想以上の成果」と官民一丸で進める
資源循環型のまちづくりに手応えを感じている。
町は昨年11月から町内の39%に当たる

町中心部の約1130世帯と事業所を対象
に、生ごみの分別収集を始めた。
町清掃センターで焼却していた生ごみを
町内のバイオガスシステムに搬入、
発酵させて肥料や電気に換えることで、
ごみの減量化につなげている。
発酵させて肥料や電気に換えることで、
ごみの減量化につなげている。
バイオガスシステム 生ごみや家畜の糞尿を発酵・分解する時に発生する
バイオガスを利用して発電するシステム。
葛巻町がくずまき高原牧場に03年度に導入した。
破砕した生ごみをメタン発酵槽で1ヶ月ほど滞留させ、発生したメタンガスを
燃焼させてタービンをまわし発電する。 液化した残りかすは液肥にして牧草
地に、電気は施設の稼動に利用している。

生ごみを液肥と電気に転換するバイオガスシステム。
ごみ減量化に貢献している。正面がメタン発酵槽、右奥はガスホルダー
≪葛巻町 くずまき高原牧場≫
生ゴミでエコ&発電の画期的な発想です。
残りかすを牧草地の液肥に活用するというのも 畜産業の盛んな町ならでは。
とにかく何でもいいから、原発に頼らないクリーンエネルギーを開発しないと。
自然との共生。 これがこれからの人類の目標ですね。 d ( ´ω`* )