雪渡り | ブドリの森

ブドリの森

将来の自分のための備忘録
ハンドメイドの小物は委託販売しています
いただき物の生地や付属品を活用して
極力材料費をかけずに仕上げるか苦戦中
たまにペットのインコの話も

 
いったんゆるんだ寒さがもどって またギンガリと冷え込んだ。
 
昨日の最低気温は氷点下13℃。 
 
 片栗粉のようにサラサラのが 足元でキュッキュと鳴る。
 
 
イメージ 3
 
 
 
少し暖かくなったんで、今年初めてに出る
 
-5℃。 
 
4~50cmは積もっているが 雪の上を沈まないで歩くことが出来た。
 
雪の中の水分が凍りついて 全体が固くなっている。
 
 
イメージ 1
 
 
宮沢賢治の童話「雪渡り」の世界だ。
 
 
わが家の庭は キツネの通り道になっているらしく、ときどき足跡がついている。
 
 左の小さい方。 右は私。(笑)  12月下旬撮影
 
イメージ 4
 
寒さに閉ざされて もう か月・・・
 
お年寄りたちは 口々に言う
 
「年が明けだもの、あど もう少すだぁ」
 
「節分が来たもの、あど もう少すだぁ」
 
「2月もあど1週間だもの、あど もう少すだぁ」
 
 
イメージ 2
 
 
3月になったからって いきなり雪が融けて 暖かくなるわけじゃないけど、
 
「寒ったって、しゃあねんだなぁ」 (寒いと言ったところで仕方がないね)
 
自然の摂理にすべてをゆだねてあらがわずに 生きる。
 
何十年も、こうしてを待ち焦がれて長い冬を耐えて来たんだろうな。
 
深く刻まれたしわだらけの 笑顔が温かかった。