東京大、水中カメラを宮古水産高に寄贈
東京大生産技術研究所海中工学国際研究センター(浦環センター長)は、
岩手県宮古市の宮古水産高(在原真校長、生徒345人)に 遠隔操作式
の水中カメラロボットを寄贈した。
水中のがれき調査や課題研究などの調査に活用される。
高橋正紀副校長は 「船上からの目視調査に比べて有効性は大きく、
地域の復興に役立てたい」と語り、生徒代表の高屋敷望さん (海洋技術
科1年)も 「みんなで知恵を出し合って有効活用したい」と感謝した。

浦センター長が海中ロボット技術を紹介した後、教師を対象に運転や
メンテナンス実習を行った。 水中カメラロボットは船上の発電機から電
力供給され、水深100メートルまで潜れる。
撮影した映像はリアルタイムでモニターに表示される。
震災から2年。 いまだに行方不明になっておられる方が 2700人もいます。
海中捜索に この水中ロボットをぜひ、活用して欲しいですね。
若い世代がこうした先進的な技術を学んで、
復興の担い手として成長するのを見るのは 頼もしい限りです。