先日のこと。
屋外で写真を撮っていたら モヨオシモノが…
それで、近くの公共施設のトイレをお借りした。

中でも 何かの催し物が(笑) 開かれていたので
ついでにのぞいて見ることにした。
どうやら地元の歴史のようで、なかなか面白い。
来館者が数人だけだったので、静かに楽しめる。
と、思いきや いきなり声を掛けられた。
会場案内のボランティアらしき おじいさん。
見るからに人が良さそうなんだけど、
これが 喋る、喋る。
展示物に集中したくても、気が散らされる。(笑)
「おだぐらは どづらの出身す??」
心の声 (一人なら『気仙沼』と言うんだけど、ダンナも

一緒の時は、やっぱし嫁ぎ先の方を言うんだろうな。)
「…宮古です。」
「ほう。宮古すか~。。」
ダンナはそ知らぬふりで
おじいさんを私に任せて 展示物を見ている。
「津波の被害はながったすか?」
(ダンナの実家のことかな??) 「…浸水しました。」
「ほ~。。大変だったべな~。。」
それからおじいさん、
「宮古の市場の方はどうだべ?」とか

「山田の鈴木俊一議員は見さ来るべが?」だの…
なんだりかんだり勝手に喋りまくって離れないので
テキトーに相づちを打ってたが、いい加減ウンザリ。。
お礼を言って いとまを告げると、おじいさん、
「今日は遠いところをわざわざお出って下すって。
仮設暮らしも大変だべが、頑張ってな。」と。
…へ
…
…
おじいさん、私らを被災者だと思ってたんだ^^
そう言えば 最初に出身地を聞かれたけど、
おじいさんとしては「どづらから来られたのす?」と訊いたつもりだったんでしょうなぁ。
被災者に対する気づかいはとっても温かかったけど、
展示物については結局、何を見たのか まったく記憶にゴザイマセン。(笑)