中村カントク「レフリーもグルじゃねぇか!」
大谷「プロレスの教科書49ページだ。プロレスの教科書49ページだぞ……許さねぇ💢❗️」
通路にきたファン「大谷ぃー!」
大谷「お前らWJのファンじゃねぇのか?」
ファン一同「オータニ!オータニ‼︎」
大谷「…畜生。人気があって人気があって仕方がねえよ。」
12月3日WJ岡山大会
突如ゼロワン対WJの戦端が開かれ、大谷田中の炎武連夢が殴り込み!長州矢口組とのタッグマッチは荒れに荒れて風雲急を告げる事態となった。
少し遡ること9月…
スポーツ紙やインターネットで相次ぐ選手離脱に揺れるWJの諸問題(ギャラの無配等)がとうとう白日に晒され、プロレス界のど真ん中を標榜するどころかもはやWJは沈没寸前にあることが明らかになる。その後も退団選手の告発から苦しい内部事情が次々と語られマット界に暗い影を落とし続けていた。
ここまま自沈していくかに思われたWJだが、10月に入ると少し風向きが変わる。新日本をはじめ各方面から同団体の名がしきりに出てくるのだ。
永田「ドーム大会で真・猪木軍をWJに追放する!」※結果新日本正規軍はイリミネーションマッチで惨敗を喫する。
武藤「正直な話、知ったこっちゃねぇ。」
これは水面化でWJに何かしらの忖度があったと推測される。おそらくゴマシオこと永島専務が団体存続の活路を団体対抗戦に見出すべく、せっせと各方面にアプローチをかけていたのだろう。さらに永島専務はアントニオ猪木との密会を経て、対新日本の全面対抗戦をも描いていた。しかし、事は永島の思うようには動かなかった。最終的に長州の胸の内は別のところにあったのだ。
橋本「お前に今更、文句を言われたくない。何だったらカードを組んであげるよ。自分たちで興業ができないなら。」
長州「それは俺が吐く言葉だ。俺は料理する側。来るんだったらまな板の上に乗っけてやるぞ。ウチは終わらない。なぜなら俺がWJそのものだから」
記者会見中の橋本の元へ長州が乱入!
これが直下型の答えだった。ひとしきり橋本と罵り合った後にその場を離れた長州は「やるなら一対一ですか?」と質問する記者に対して「時間かかんだよ…」とだけ言い残して颯爽と去っていった。
続く