珈琲にハチミツ

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プロレスの話などをつらつら綴るブログです。

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奇しくもノアで再会することになろうとは。内藤哲也。43歳。

 

かつて私は熱心な内藤ファンだった。2010年にメキシコから帰国して間も無い頃。NOLIMIT時代の内藤を目の当たりにした時、この男はいつか天下を獲るのでは?と淡い期待を抱いていたことを思い出す。しかし時間がかかった。

 

ゆるゆると相手を手玉に取りながら、プロレスを心底楽しんでいた男は、いつしか誰よりも余裕のない男に変わってしまう。可愛がっていた後輩のオカダカズチカに追い越され、並行してコンディションもどんどん崩れていく。小さな浮き沈みを繰り返しながら内藤は次第にトップ戦線から遠ざかっていく。それでも逆転の目はあった。

 

内藤は再びメキシコで生まれ変わる。もう、半ばヤケクソになることで持っていたマイナスの札を全てプラスに変えてみせた。Los Ingobernables。そしてde Japón。時間をかけることでゆっくり熟成された内藤のファイトスタイルは2017年のG1climaxで頂点を迎える。優勝はほんの余録に過ぎない。抜群の安定感を身につけた男は押しも押されもせぬトップに立った。そして2020年1月5日。ついに東京ドームの大舞台でオカダを下し、全てを手に入れる。

 

 

…内藤を応援していたのはそこまで。栄光を極めた内藤が次に目指すところはファンとの大合唱。ってなんじゃそりゃ!かくて内藤から離れた私は要所要所は追いながらも、いつしか新日本プロレス自体からも離れていく事となる。