開院して6年目に入りました。 |     おび内科・漢方クリニックのブログ

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       鎌倉で内科、漢方、胃カメラ、大腸カメラのクリニックをしています。診療の合間につれづれなることを発信していきます。

みなさんこんばんはニコニコ

 

5月というのに寒かったり、暑かったりと気候が安定しません。

 

風邪をひかれている方が若干おられます。

 

この時期は暑さに備えるとともに、冷房のスイッチが入り始めますのでクーラー病にも備えるよう

 

襟元の冷えにご注意ください。

 

あわせて、食べ物が傷みやすくなりますので、胃腸炎にもお気を付け下さい。

 

 

おかげさまで、2018年5月13日をもちまして開院6年目を迎えました。

 

みまさまの生活、健康、人生の支えとなれるよう、スタッフ一同、努めてまいりました。

 

これからも、研鑽を怠らず、皆様が困られたときに、お力になれるよう努力してまいりたいと存じます。

 

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします感シャ

 

 

6年目に入りあらためて、私の開業の動機をお話ししたいと思います。

 

私が開業を志したのは、現在の医療システムにおける大病院のシステムではできないことがあると

 

痛感したからです。

 

既存のシステムのなかでは

 

・東洋医学と西洋医学を統合した診療ができない

 

・医師の人事異動が多く、個々の患者さんに継続した診療が提供できない

 

・大病院の縦割りシステムの弊害で、患者さんの細かい要望に応えることができない

 

・派閥重視、研究重視、技術重視、収益重視の結果、人間性にあふれた温かい医療ができない

 

そういったことに疑問を感じて、開業をいたしました。

 

また、私自身の健康、体力が大学病院の長時間無期限労働(=裁量労働制)ではもたないと

 

判断したこともあります。

 

 

実際、開業して5年間やってきまして、これらの事はかなえられたわけですが

 

大きな気づきがありました。

 

それは

 

健康管理の要諦は予防医学にある

 

ということです。

 

 

大学病院では重症、救急、難治性の方が多くいらっしゃいます。

 

TVドラマでは「大門先生」や「渡海先生」といったスーパードクターが、治療が難しい患者さんを

 

神の手ですくってくださいますが、現実は大変厳しいということが本当のところです。

 

そういう絶体絶命の患者さんを救うべく、医療技術や治療薬の進歩があるわけですが

 

絶体絶命の状態にならないよう、病気を予防する方が皆さんのためになっているのに

 

そのことは、ドラマにはなりません。

 

 

現実には

 

・病気がこじれてから名医を探す

 

・末期がんといわれてから、食事や生活を見直す

 

・透析ですと言われてから、糖尿病の治療にとりかかる

 

・感染症が流行してから、ワクチンを打つ

 

 

このような事が繰り返されていると、痛感した私は

 

もともと、華々しい最先端の医学研究の場に身を置くほどの頭脳もありませんから

 

病気にならないようにする予防医学の大切さ

 

皆さんの近くに身を置いてお伝えすることが、自分には向いていると考えました。

 

まさに、開業医というのは、身近で気軽に話すことができる存在なわけで、自分にはぴったりでした。

 

そんな気付きを得たわけですが

 

開業6年目を迎え、あらためて当院の診療方針をお伝えさせていただきます。

 

私は大学病院勤務のころを含め、多くの慢性難治性疾患の患者さんの治療にあたってきました。

 

その経験から学んだことは、病気が進行し、治療が難しくなる前に発見し治療を始めること

 

すなわち「未病を治す」が最善であるという思想です。

 

なぜなら病気が進行し、悪化してから名医や秘伝の漢方薬を求めても

 

現実は大変厳しいという事を痛いほど味わったからです。

 

それだけでなく、漢方と並行して学んでいた内視鏡で、癌をミリ単位のうちに発見し治療する

 

先手必勝」の考え方と、漢方の「未病を治す」が同じ概念であることに気づき

 

予防と早期発見、早期治療こそが病気で苦しまない最善の方策と悟りました。

 

以来、これを診療の軸としてまいりました

 

具体的には

 

・食事、睡眠の質を高めていただく

 

・規則的な生活

 

・心の平穏

 

・ワクチン接種

 

・こつこつ継続する健康管理

 

・こまめな検査による早期発見、早期治療

 

・漢方薬による病気にならない体質づくり

 

 今後も、それらを実践し、皆様の健康管理のお手伝いをさせて頂きたいと考えております。

 

内科と漢方と内視鏡という組み合わせは、奇異に見えると思いますが

 

いずれも「先手必勝」、「未病を治す」という概念では共通した科目です。

 

そのことをご説明して、6年目のご挨拶とさせていただきます。

 

スタッフ一同、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました音譜