失恋したときの考え方 |     おび内科・漢方クリニックのブログ

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       鎌倉で内科、漢方、胃カメラ、大腸カメラのクリニックをしています。診療の合間につれづれなることを発信していきます。

みなさんこんばんはニコニコ

 

もうすぐ6月という事で、新年度スタート後のあわただしさから、少し息切れを感じる時期です。

 

この時期はマイペースをキープして、あわてず、騒がずがよいと思います。

 

 

今回は

 

失恋したときの考え方と題してお話しします。

 

先日、患者さんとのお話しの中で、娘さんが失恋して、心配だという話題がありました。

 

春は出会いの季節でもあり、別れの季節でもあります。

 

遠距離になってしまった恋人たちが、泣く泣く別れを決めなければならない。

 

そういうこともあるでしょう。

 

 

そんなとき、嫌でも気持ちを切り替えなければならないのですが

 

どう考えればいいのでしょうか?

 

 

私は以下のように考えます。

 

 

恋愛や結婚というのは

 

別々の元素が、結合して、より強く、優れた化合物に変化することに似ています。

 

 

合金というのをご存知でしょうか?

 

鉄と炭素の合金が鉄鋼です。

 

銅と亜鉛の合金が真鍮です。

 

鉄とクロムの合金がステンレスです。

 

それぞれ、もともとの金属より優れた性質を有しています。

 

詳細は日本金属学会のホームページをごらんください。

 

これらの合金を形成するには

 

ある特殊な環境におき、熱を加えたり、圧力を加えたりしてつくります。

 

 

これを、恋愛に置き換えると

 

彼氏と彼女が同じ環境(同じクラス、同じサークル、同じ会社)のなかで

 

一定時間接触する中で、勉強、スポーツ、仕事などのさまざまなイベントをともに経験する過程で

 

熱や圧力を加えられ、結合していくことと捉えることができます。

 

 

ところが、金属にも相性というのがあり

 

容易に結合し、安定しているものもあれば、作ることが難しく、簡単に壊れてしまうものがあります。

 

先にあげた、鉄と炭素、銅と亜鉛、鉄とクロムというのは相性が良い金属であるといえます。

 

 

つまり、春を迎えて別れが来たという事は、それほど強い結合力や安定性をもった化合物ではなく

 

安定性の低い組み合わせだったのではないでしょうか。

 

これを未練がましく一所懸命、接着剤で結合させようとしても、いずれ不安定となり壊れてしまうのです。

 

だから、これでよかったと考えることです。

 

 

彼氏が悪かったのか

 

彼女が悪かったのか

 

ではなく

 

お互いの原子としての相性、結合力がもともと低かったのです。

 

結合させようと努力したけれでも、自然の摂理で、それが不安定となって壊れたのです。

 

 

逆に言えば

 

彼氏にも彼女にも

 

もっと、結合力が高く、安定したペアとなる原子が別にあり

 

その原子との新たな出会い

 

さらに、結合を促す、熱と圧力となるイベントが待っているという事なのです。

 

 

それが、自然の摂理なのです。

 

 

おもしろいことに天然に存在する原子の数は周期表にあるように約90種類なのですが

 

人間が実験に使う加速器や原子炉の中で偶然に発見した原子がさらに30種類ほどあります。

 

3対1の比率です。

 

 

これを強引に、男女の仲にあてはめれば

 

一度失恋を経験したとしても、その相手とは違うタイプの人

 

あなたとの結合力が高く、とても安定した関係をつくれる可能性をもったひとが

 

まだ89人いますよということです。

 

さらに、特殊な環境の中で発見された原子

 

つまり、普通の学校や会社にいない、いまだ出会ったことのないニュータイプの人が30人いますよ。

 

ということです。

 

その人たちとなら、あなたとの間に強い金属結合を形成し、とても安定した、それぞれが別々に存在するよりも、強く優れたカップルになれる可能性をもっているのです。

 

どうでしょうか。

 

気持ちが前向きになれたでしょうか?

 

 

回りにいい人がいないと思っている人は

 

ありふれた天然の原子との結合ではなく

 

特殊な環境の中で生きている、レアな原子との結合を

 

探した方がよい出会いがあるのかもしれません。

 

 

失恋したときは世界の終りだとおもってしまいますが

 

原子と原子の相性の問題であり

 

必ず、あなたにぴったりの相手がいるはずです。

 

前を向いて、ひろい世界に出会いをもとめて、歩き出してください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました音譜