先週は、イエレン議長の会見で、米国の利上げ時期が想定よりも前倒しになるとの思惑が浮上し、株は下落、米債はベアフラットしました。
完璧なハト派と思われていたイエレンが議長になった事で、マーケットもゼロ金利が長続きすると安心しきってましたが・・・・
議長は意外に冷静で、この異例な緩和状態を、できるだけ早く脱したいという気持ちが会見で現れたのだと思います。
米国の方向性としましては、利上げ方向というのは間違い無いですが・・・・
個人的には、FEDのメンバーが予想する利上げペースより遅れると考えております。
米国経済は緩やかに回復中ですが、FEDが予想する潜在成長率3%のペースで成長できるほど力強くは無いと思われること。
中国経済が内包するリスクが、今後明るみに出てくる事や、目先のロシアを巡る地政学リスクの高まりを考えると、米経済が順調に回復し、利上げまでスムーズに行くとは思えないです。
なので・・・・
利上げ期待を織り込みすぎたところは、米債は買うべきだと思いますし、、、
過度に悲観的になりすぎた時には、売るべきという事でレンジ相場が継続するとの見通しは不変です。
今、2.5-3.0%、コアレンジ2.6-2.8%が徐々に切りあがっていくという見通しで良いと思います。
そんな中でのダウですが・・・・
先週は、中国やウクライナ懸念で、15,000ドル台へ調整するかと思いましたが、、、、予想外に底堅い展開となりました。
ただ、金曜日のロウソク足が出来高を伴いながらの上ひげの長い陰線になっておりまして、下落リスクが高まっていると思います。
出来高を伴うときは、相場の転換点になる事が多いです。
もちろん、更に上昇する為のシグナルだったりする可能性もありますが、、、、
24日は、中国のPMIが発表されますし、G7ではロシアへの制裁内容などがでてきますし、リスクオフから下落する可能性が高く注意が必要です。
そういう意味では、日経平均の動向にも注目が集まります。
先週は、海外投資家が前の週に1兆円売り越したと伝わったことが、日経平均の上値を重くしました。
そんな中で、ダウが調整すれば、日経平均の一段の調整も余儀なくされそうです。
14,000円がサポートになっておりますが、注意が必要なチャートの形となっております。
目先13,000円台前半くらいが、テクニカル的なターゲットになってきそうです。
ドル円ですが・・・・
ぜんぜん底堅いです(笑)
101-103円のレンジというのがメインしなりおですが・・・・
上記に挙げたようにリスクオフとなるようならば、先週ターゲットにした100円割れも十分ある為、注意が必要です。
いずれにせよ、週前半の中国のPMIやG7でのロシアへの制裁内容に注目が集まる週になると考えます。