中国やウクライナの話題で、引き続きリスクオフの展開となっております。
中国は、先週前半に発表された貿易統計が極度に悪化しており、経済の失速を表す結果となりました。
その輸出企業をサポートする為か、中国人民銀行が人民元の中心レートを大きく引き下げております。
週末には、人民元の変動幅を1%→2%へ拡大しており、介入によって、もう一段の人民元安へ誘導する思惑もみてとれます。
ただ、中国経済は一時期に比べて失速気味とはいえ、経常収支は黒字の国であり、、、
今の介入によって一時的には人民元安に動くかもしれませんが、大きなトレンドは人民元高に変更は無いと思われます。
中国は、リーマンショック後に4兆元(約60兆円)の大規模な経済政策で経済を押し上げました。
その時の成長率は10%以上であり、今の成長率8%以下では投資は回収できず、調整を余儀なくされるのは確実です。
当局は如何にソフトランディングさせようかと必死ですが、ボロが出るのは、時間の問題だと思います。
理財商品を含めて、色々なシグナルが出始めてます。
ただ、中国の債務調整が余儀なくされるのが今年か?と言われますと・・・
ちょっと早い気もしますが、、、
いずれにせよ、遠くない近い将来に、中国リスクが一段と高まってくると思います。
今は、その序章だと思われます。
ウクライナに関しましては・・・・
16日にクリミアの住民投票が行われました。
今は、その結果を待っているところですが・・・・
この結果次第では、欧米とロシアの緊張感が一段と高まり、リスクオフが進む可能性がある為、注意が必要です。
そんな中での、日経平均ですが、、、、
リスクオフが進み、14,000円前半まで下落しました。
テクニカル的には、MACDも売りシグナルに転換しておりますし、P&Fでも売りシグナルとなっております。
第一ターゲットは、13,800円アラウンド、第二ターゲットは13,300円アラウンドとなっております。
中国・ウクライナのテーマが、どこまで続くかだと思います。
ドル円ですが・・・・
こちらも日経平均同様、テクニカル的に売りシグナルとなっております。
第一ターゲット99.50円アラウンド、第二ターゲット97.50アラウンドとなっております。
貿易収支赤字の定着化を考えますと、それほど円高に行くとは思えませんが・・・・・
テクニカル的には円高示唆している為、日経平均同様注意が必要と考えます。
とりあえずまとめますと・・・・
なんとなーく、リスクオフが続きそうですが・・・・
一方で、米国経済は、さほど悪くなく、綱引き相場が継続しそうです。
株や為替は、良いDipが来たと待ち構えるくらいのほうが、よいと考えます。