四十肩・五十肩の治療法・前編 | 宝石★Wonderland

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こんにちは。

 

 

 

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

 

 

 

 

 

今日の関東は、4月並みの暖かさだったそうで、

昨年秋以来初めての、コートなしでの外出でした。

 

今年は暖冬なのか、

震えが止まらないほどの寒さを感じる日は数えるほどしかありません。

 

 

 

冬は適度に寒く、夏はほどほどに暑いのがよいかと。

 

清少納言さんもきっとおっしゃることでしょう。

暖冬も冷夏もよろしくありません。

 

でもおかげさまで身軽に気軽に過ごすことができましたので、それだけは感謝でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

 

先日来、私事で騒いでおります件について。

 

 

 

五十肩。

 

 

 

それはある朝、突然やってくる災難。

そして誰にでも起こりうる事。

 

 

 

 

では、なぜそれは起こるのか。

 

 

 

 

すべてが解明されているのではありませんが、どうやらそこそこわかってきたのは、

生まれながらにしてヒトは人生で2回の肩筋肉が固まる時期がプログラミングされているそうです。

 

 

1回目は幼児期。

2回目は4~50代。

 

 

2回目はまさに老化の始まる次期。

 

理由は定かではありませんが、先々もろくなりつつある骨を守るためではないかと私は思います。

 

 

その第2回目の肩筋肉が固まるときに、ホルモン等の微妙なさじ加減で硬くなりすぎてしまうことがあり、それがいわゆる四十肩、五十肩といわれる症状なのだそうです。

 

正式には「肩関節周囲炎」、別名「凍結肩」といいます。

 

こちらの名称が一般化されてくれればいいのに、四十肩、五十肩、なんていうから、ただの「おばさん化現象」としか理解してもらえません。

 

個人差はあるものの、実際はとてもとてもつらい症状です。

 

 

・夜、痛くて眠れない。

・眠るときの体勢が限られる。

・寝返りが打てない。

・ひじより上に上げられない。

・後ろにまったく手が回らない。

・髪が結べない。

・服の着脱が難しい。

・歯磨きは片手で。

・洗顔も片手で。

・うっかり痛い動きをして痛がる。

・とにかく、振動でも痛い。

・こむら返りくらいに痛い。

・痛むから行動を制限してしまう。

・痛む方の手はほとんど使えない。

・数か月のうちに筋力がかなり落ちる。

・体力が落ちる。

・・・・・・・

まだまだありますが、この辺で。

 

 

 

(私はこの間、ジュエリー製作を3DCADで行っていたので、仕事ができない不安は少なかったのですが、正直なところPC操作はものすごく手に負担がかかるので、それはそれで大変でした。

でもCADがなければ完全にお手上げでしたので、まさにデジタルの恩恵に預かった出来事でした。)

 

 

 

 

いつか自然にこれらの症状も収まり、気が付いたら治るものではありますが、それすら、ある意味厄介でもあります。

 

最短でも3か月、長ければ数年。

 

 

多くの人にとっては症状は軽いため、経験者であっても、重傷者を憐みの目で見ることもあるのです。

 

「それくらいで何を大げさな」

「そのうち治っちゃうものよ」

「もう老化?あなた意外と早いのね」

等々。

 

 

 

そんなつらい症状を、昔はどうやって治療していたかというと、

全身麻酔で切開の一択だったと聞いています。

昔、というより、ほんの数年前までのことです。

 

 

ほおっておけば必ず治る、しかも病気と称するのもおこがましい症状に対して、入院・手術までするのは、どんなに症状がつらくてもなかなか踏み切れないのが現状です。

 

 

そのため、定期的にマッサージや鍼灸を受けたり、せいぜいが痛み止め注射と内服薬、外用薬でだましだまし過ごすのが一般的だったと思います。

 

 

 

 

でもそれだけではやはりつらいのです。

 

なにしろ、いつまでかかるのか、いつになったら症状が治まるのか、全く先が見えないのですから。

 

 

そんな時、私が受けた治療は、近年やっと一般化されつつあるといわれる方法でした。

 

 

 

 

 

この続きはまた次回に。