宝石★Wonderland

宝石★Wonderland

宝石とジュエリーのこぼれ話や豆知識をお届けします。
***********************************************
オーダーメイドジュエリーのご注文サイトを開設しました!

ご訪問いただきありがとうございます。
宝石やジュエリーを身近に感じていただけるような、ジュエリーに関するこぼれ話を書き綴ってまいります。
どうぞお楽しみください!!

ところで私はジュエリーの製作をしている者です。
貴金属を加工し、宝石を留め付けて、装身具を製作しているのです。
今年に入って、思うところありまして、インターネットでお客様とつながれたらと思い、ホームページを製作しています。

つたないページですが、よろしければご訪問いただければ幸いです。
http://p-jewell.biz
Amebaでブログを始めよう!

こんにちは。

 

 

 

相変わらず季節の変化に対応しきれない日々を送っています。

 

ご愛読いただいている皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

 

今日は公園を歩いていましたら、そこはかとない甘い香りがマスク越しに・・・。

 

そう、いつの間にやらきんもくせいが香り始めていました。

 

 

 

 

 

 

秋だか、夏だか、よくわからないこのところの気候。

 

でもしっかり、季節は巡っているのですね。

 

 

 

 

という、

 

さわやかなお花の話題で一瞬心を癒していただき、

 

 

今日は、金木犀ならぬ、金属の価格をテーマにしたいと思います。

 

 

 

 

 

前回は、

 

銅の価格を工芸作家としてはどう感じているのか?

 

などについて書いてみたのですが、

 

銅を取り上げるならば金もプラチナも銀も・・・、

 

ということで、そのほかの貴金属についても触れてみます。

 

 

 

あくまでも、一工芸作家としての金属とのかかわりなので、

 

世界経済の流れとか、投資の先行きとかを考察する場ではないと

再度申し上げておきます。

 

 

 

 

 

 

*****************************************************

 

 

 

 

 

 

前回、8月には銅の値上がりに悲鳴を上げておりましたが、

 

銅だけではなく、全体に金属の価格は上がっています。

 

 

全体に、と言いますのは、

 

上がったり下がったりを繰り返しつつも、上がり調子だという意味です。

 

 

 

特に金については皆様もご存じの通り、これでもか!?というくらい、

年々上がっています。

 

本日は 1グラム 7035円 だそうです。

 

 

 

 

今年2月ごろに必要に迫られて私が金を購入した時、

 

1グラム6300円ぐらいでした。

 

その時でさえ、え?また上がった?、と悲鳴を上げましたよ。

 

 

しかも、8月には一時8300円ぐらいになったのです。

 

 

 

以前にも申し上げたことがあったかもしれませんが、

 

20年前くらいに、「そろそろ3000円を超えるわね」なんて言っていた時期があって

 

すでにその時が懐かしいくらいの安さだったわけです。

 

 

 

そのころ、借金してでも1キロぐらい買っておけばよかった真顔

 

 

 

 

まあ、過ぎてしまえばいくらでもこういった話はあるものです。

 

 

 

 

 

ところで、8月に一時的に8300円になった、と申し上げましたが、そのとき何が起きたのかというと、

 

世界を見ると、そのころアメリカがアフガン撤退を表明したのです。

 

 

さあ!たいへんだ!!

 

 

世の中は一瞬にして緊張が走ったのです。

 

 

よく言うところの、「有事の金」とは、まさにこういうことなのですね。

 

 

 

 

 

「有事」とは、「無事(ぶじ)」の反対、

つまり、すさまじい天災とか、経済恐慌とか、戦争のこと。

 

人が無事ではいられないような大きな出来事がおこったとき、

人は財産を、貨幣ではなく実物を手元に置いて確保しようとします。

 

 

万が一、銀行が封鎖されたり、貨幣価値がなくなったり、国がつぶれてしまったり・・・、

 

などという天変地異に値する出来事が起こることを予想されると、

人はお金や有価証券類を金に変えようとします。

 

 

 

 

では

 

特に何事もないような時代(なんて、実際はないのですけどね)も含めて、何十年も前からずーっと金の価格が上がり続けているっていうのは、なぜ?

 

 

それは、金の安定性を知って、

投資をする人が増えてきたからと言われています。

 

(いろいろほかにも理由があるのですが、私は詳しくはないので、

これ以上のお話はできません。すみません。)

 

 

 

 

さらに、ほかの貴金属を見てみますと・・・、

 

じわじわと、銀もプラチナもずーっとずーっと上がってきていることは

間違いないのですが、

 

 

経済の世界では歴史的にみると、

 

金の価格に対してプラチナは反発する傾向があるのです。

 

 

金が上がれば、プラチナは下がるし、

金が下がればプラチナは上がる、と言われているのです。

 

あくまでも、「そういう傾向がある」、というだけで、

 

実際はそうでもないなあ、と感じることもたくさんあります。

 

 

 

プラチナのそういった流れは、銀も同様だそうです。

 

 

 

でも正直言って、プラチナと銀は用途が全く違うから、

 

どこまで同じとみていいか、わかりません。

 

 

 

 

私としては、よくわからないながらも

 

ニュースなどでキナ臭い話が聞こえると、金が上がりそうだと考えて、

 

銀を買っておこうかな?と考えますね。

 

 

 

とかく私は銀を多量に使いますので。

 

 

 

 

 

今日はこの辺でおしまいにしましょう。

 

 

 

次回、またまた金属について語ります。

 

 

今度は、作家として貴金属(地金)の実品購入する際のお話をさせていただきますね。

 

あ、もちろん投資のお話ではありませんので、

 

あしからずよろしくお願いします。

 

 

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。