和歌山県の南紀白浜観光協会と白浜町、NTTデータ関西(大阪市北区)は、実証事業として、海水浴客でにぎわう町内の白良浜(しろらはま)に、無料でインターネットに接続してスマートフォンなどを楽しめるフリーWi-Fi(ワイファイ)のサービスを始めた。今回は9月30日までだが、全長約620メートルで海上を含め約40万平方メートルもある白良浜全域で使えるといい、利用状況を調べた上で通年設置も検討するとしている。
フリーワイファイは、コロナ禍前まではインバウンド(訪日外国人客)誘致のために注目を集めていたツールだが、観光協会や町によると、白良浜では過去に町が設置していたものの、全域を十分にカバーしていなかったという。海水浴場設置期間には1日で約2万人が訪れたこともあり、気軽にネットを楽しめる環境整備が課題になっていた。
今回導入したのは、NTTデータ関西が開発した機種。通常のワイファイ伝送距離は約50メートルだが、高性能なアンテナ技術でアクセスポイント(アンテナ)1台で約500メートルをカバー。通常十数台が必要な白良浜全域を2台で対応しており、工事費を抑えられる利点がある。
サービスは7月21日から開始。観光協会は白浜温泉旅館協同組合を通じて各宿泊施設にフリーワイファイをPRするチラシを配布するよう要請した。
協会の担当者は「周知されればアクセス数が増えるのではないか。好評であれば、海水浴場設置期間だけでなく、常設することも検討したい」と話している。
○ワタシ想います。
ワタシ以前から農地に届くフリーWi-Fiがあれば良いのにと・・・。
今や農業も「スマート農業」が話題です。
農薬散布もドローンで出来るし、リモート環境も整備されつつあり、若者の農業回帰が見込まれる。
そのためには、環境整備が大事だと・・・。
そうすれば、地域住民参加型農業が、農業をサポートしてくれるかも。
自給率を確保するためにも、地域が繋がる必要があると・・・。
その手段として、フリーワイファイは未来を開くと考えます。