アイガモ農法により米作りをしている兵庫県猪名川町の農家で、ひながすくすくと育っている。生後数日しかたっておらず、黄や黒の羽毛はふわふわ。飼育小屋を駆け回り、餌を食べたり、水を飲んだりと愛らしい姿を見せている。
JA兵庫六甲猪名川営農支援センターの「アイガモ部会」が、2000年から取り組んでいる。アイガモは田んぼの雑草や害虫を食べるほか、水田を泳ぎ回ることで水がかき回され、雑草が生えるのを防ぐ。さらにふんは肥料にもなり、化学肥料や除草剤を低減できるという。
同部会長の上殿美仁(うえどのよしひと)さん(64)の元にはJA事務局から85羽が配られた。上殿さんは「『大きくなれよ』と1羽ずつ声を掛けながら小屋に放したら、手の上から餌を食べてくれるようになった」と目を細めた。アイガモは6月10日ごろに「田んぼデビュー」する。
収穫される米は、同町の「ふるさと納税」の返礼品として活用されるほか、道の駅いながわ(同町万善)などで販売される。(斎藤雅志)
○ワタシ想います。
農業にドローンを導入するスマート農業もいいが、アイガモ農法もいい。
費用対効果が気になりますが・・・。どちらも、良い感じだと・・・。