日本製紙は4月から、トイレットペーパーの主力だった1個約50メートル(紙が二重のダブルは半分)の生産を打ち切り、長さが1・5~3倍の「長巻き」に集約した。50メートル製品の廃止は大手メーカーでは初。包装サイズが小さくそろうため、コストや二酸化炭素の排出量を減らせるという。
日本製紙のブランド「クリネックス」「スコッティ」の主力は通常巻きと呼ばれる「1個50メートル×12個入り」だった。これを「75メートル×8個」「100メートル×6個」に切り替えれば、長さの合計は同じ600メートルでも1パックのサイズが縮む。
売り場や在庫のスペースを節約でき、包装や芯などのゴミも減る。近年急増中のネット通販の配送負担も軽くなる。試算では、長さ3倍の製品なら、輸送時の二酸化炭素排出量を従来より40%減らせるという。
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