ロシアのパソコン修理店で勤める男性が、ある客にハードディスクの
修理を依頼されたという。中国で買ってきた格安のハードディスクとの
ことで、分解してみたのだが、中からナットが出てきたというのだ。
この事実は、修理店で働く友人を持つアレックス・ヤマシェフさんが、
自身のブログで紹介したものだ。それによると、友人は、中国で買って
きたハードディスクの修理を依頼された。彼の店は国境間際にあり、
川を渡ると向こう側は中国だ。
客は中国で驚くほど格安な500GBのハードディスクを見つけ、使用して
いたという。ところが、データ保存をするとそれ以前のデータが消えて
しまうという動作異常に気がついた。映画を保存しても最後の5分間が
収まっているだけで、本編はまともに見ることができなかったそうだ。
さっそく友人は分解して確認してみたところ、中には2つのナットと、
128MBのフラッシュメモリーが入っているだけだったのだ。メモリーは
ループモードに設定されており、保存容量が大きくなると、前のデータ
を消して上書きを繰り返していたのである。
購入者はこの後、その店に苦情を申し立てたのかは不明だ。それに
しても容量が10分1以下である上に、ナットで重量をごまかしていた
とは、恐れ入った。 ロケットニュース24
参照元:Jitbit blog (英文)
◎中国らしい。
