最後に、また、パンフレットより。
「保津川下りの歴史は古く、
慶長11年(1606年)角倉了以が、
木材・薪炭などの丹波地方の産物を京へ送るために
産業水路として、開いたものです。
しかし現在は、日本一の観光川下りとして、
国内はもちろん世界的にもその名を馳せています。
桜、新緑、岩つつじ、紅葉に雪景色と、
四季それぞれの趣をご覧になりながら、
大自然に触れ、波しぶきを上げて下る豪快な”保津川下り”は、
体験すべき価値ありです」
確かに、一度は体験する価値はありですね。
そして、最後に、「竹竿」について。
当初、竹だけだと思っていたのですが、
そこにも、知恵がありました。
竹竿の先には、別の「硬い木」が細工されていて、
先が強化されていました。
それが、これ。
マエは想います。
永年の歴史に裏打ちされた、伝統文化。
捨てるのは、簡単ですが、
残す努力をするのは「人」のチカラです。
職人が軽視され、エリートがちやほやされる時代は
どこか、変です。
日本を支えてきたのは、「額に汗して働く人」だと想っています。
これからも、そうだと信じています。
農業や林業や漁業(第一次産業)を軽視して、
成り立つのは、お金(経済力)がある間だけです。
お金が無くなれば、誰も(外国は)相手にしてくれないはずです。
そうなってからでは、遅いのですよ。
曲がったキュウリのどこが、ダメなんですか?。
そのうち、曲がったキュウリさえ、
手に入らなくなるんですよね、きっと。