さて、時間は少し逆行します。
乗船場に着いたのが、午前9時過ぎ。
舟の出発が10時。
しばらく時間があるので、例によって「ぼらぼら」する。
待ち時間の風景は、こんな感じ。
右下が船着場。
左側が待合売店。
売店内には、「保津川下り」の資料展示がされている。
展示の様子は、こんな感じ。
待ちきれずに、船着場に下りていく仲間たち。
船頭さんと、会話中。
「昨夜の雨で、増水しているな・・・」てな感じ。
おいらは、待合場所の堤防沿いをぼらぼら。
若い船頭さんが、「竹竿の曲がり」を調整している様子を見学。
昔ながらの方法で、竹竿の修正。
船頭さんの「控え室」には、こんな物が。
「弁当袋」と「しゅろ縄」が。
昔は、船頭さんも手弁当で仕事をしていた様子。
気になったのが、「しゅろ縄」。
近くにあったのが、「しゅろの束」。それが、これ。
鉛筆弱くらいの太さに、束ねてある。
さて、これをどうするのだろうか?。
と、そのとき、一人の船頭さんが、これを
「なわない」し始める。
それが、これ。
さきほど見た、「しゅろ縄」が、手作りされている。
でも、この「しゅろ縄」は、いったい何に使うのか?。
素朴な疑問がわいた?。
その答えは、「川くだり中」に、分かった。
それが、これ。
「かい(オール)」を固定するのに、使われていた。
この辺に、「伝統」が、息づいているのですよね。
(帰宅してから、分かったことですが、船頭さんの家には、
しゅろの木が植えてあるとか。総勢140人ほどの船頭さんが、
地域で生活されているが、しゅろの木があれば、保津川下りの
船頭さんの家だと、分かるとか・・・)
待合風景は、さらに続きます・・・。