その1
その2
その3
その4です。
中ノ沢温泉(福島県) 大阪屋旅館
ようやく北海道を離れて福島へとやってきました
コロナなんて想像もつかなかった数年前。
2月の旧正月(今は春節という呼び方の方が多いのかな?)、ちょうど仕事が閑散期に入ることから2日間の有給を取得して雪見風呂へ行くことにしました。
2日間だと日帰り温泉を巡る旅には短すぎますし、そもそもオバサンは雪道の運転ができません
さて、どこへ行く??
色々と調べて選んだのがこちらの中ノ沢温泉にある大阪屋旅館さん。
一人旅をこよなく愛していますが、唯一の温泉友達が九州に住んでいます。
彼女もアラフィフで独身。
私が一人温泉旅デビューをした頃に、北海道の温泉で知り合いました。
それからは、お互いに温泉へ行くときには予定を連絡して、日程と懐事情の都合がつけば現地で合流するという感じでゆる~く一緒に旅行へ出かけています。
このときは彼女も都合がつくということで、郡山駅で待ち合わせをしました。
私は夜行バスで大阪から郡山駅へ、彼女は福岡空港から飛行機
と新幹線
で郡山駅へ。
そのまま電車で猪苗代へ行き、バスで中ノ沢温泉へと向かう予定にしてましたが、思ったほど雪が積もっていませんでした。
道路には全く雪がありません。
急きょ予定を変更して、郡山駅でレンタカーを借りて車で向かうことにしました。
温泉へ向かう途中で路面に雪が積もってくると危険だと思い、郡山からはほとんど寄り道をせずに直行しようと思ったのですが、トイレ休憩も兼ねて寄り道をしたのがこちらの磐梯朝日国立公園
景色を見ようと思ったのですが・・・
おびただしい数の鴨と白鳥がいました
しばし圧倒されて眺めていましたが、エサを求めているのか少し歩いても集団でついてきます
人慣れしているんでしょうね
さて、少し早いけど雪道も怖いしそろそろ温泉へ向かうとしましょうか。
トロトロ運転でようやく辿り着いた中ノ沢温泉街
昔ながらの温泉街という風情で、なかなかいい感じです。
大型の観光バスがバンバンとやってくる気配もありません。
チェックインには早すぎましたので、どこかでお昼ご飯でも食べようと来た道を少し戻り、ウロウロと探して見つけたお蕎麦屋さんへ伺いました。
手打ち生そばのあさか屋さんです。
そちらでいただいたのが・・・
さっき大量に元気な鴨を見たところですが、あえての鴨南ばん
美味しくいただきました
チェックインをする前に、先ほど温泉街へ行ったときに目をつけていたお店に寄ります。
『名物 天ぷらまんじゅう』の看板に惹かれてやってきたのは、日乃出屋さんです。
こちらで『名物 天ぷらまんじゅう』を購入して、中の小さなイートインスペースでいただきました。
中に程よい甘さのあんこがたっぷりと入っていて、とても美味しかったです
た、食べ過ぎた
腹ごなしにすぐに温泉に入ろう!と話しながらチェックインをしました。
フロントで対応をして下さった女性によると、この日の宿泊客は私たち一組だけとのことで、温泉入り口から一番近いお部屋を用意してくださったそうです
夕食後は日帰りの方も来ないので、男湯女湯に関わらず入って下さいねとありがたいお言葉もいただきました。
本当にこういったお宿のお気持ちは嬉しいですね
お部屋へ入ると、東北方面の旅館でよく見かけるアレが置いてありました。
これ、遭遇するといつも思うのですがナイスアイディアですよね~
いそいそと内湯で温まり露天風呂へと出てみると・・・
理想通りのにごり湯&雪見風呂ですね
酸性の硫黄泉です。
少し舐めてみると酸っぱい!!
いや~、こちらも何かに効きそうな温泉です。
日によって濁り具合が変わるようです。
一日中でも浸っていたくなる温泉でした
夕食ギリギリまで温泉を堪能して食事場所へ行くと、囲炉裏に美味しそうなお食事が並んでいましたよ
なんともゴージャス
どれも美味しくて、お昼にたらふく食べたにもかかわらずペロッと完食です。
ごちそうさまでした
ふう~、食べた食べた
ちょっと別のお宿の温泉も行ってみる?となり、磐梯西村屋さんという旅館でも温泉に入らせていただきました。
大阪屋さんより少し透明度が高かったです。
その後何度もお部屋と温泉を行ったり来たりしながら夜は更けていきます。
早起きをして朝風呂を堪能し、朝食をいただくために食事場所へ行くと、これまた朝食も豪華でした
はっきりと覚えてはいませんが、1泊2日で13,000円前後だったと思います。
ぜひコロナが終息した暁にはぜひ再訪したい温泉です。
アラフィフで夜行バスはもう体力が持ちませんが