その1
その2
その3です。
オソウシ温泉(北海道) 鹿乃湯荘
あまり人の多いところが好きではない私にはど真ん中のお宿でした。
宿泊費を節約して日帰り温泉を巡るスタイルが基本ですが、こちらはかなりオバサンの運転では不安な山の中にありましたので、珍しく宿泊をさせていただきました。
普通の広い舗装をされた道路からスーパー林道へ入り、上ること数十分。
道路の看板には7kmと表示があったと思います。
ガッツリ砂利道で、前方から車が来てしまうと絶望的な気分になるような道を、レンタカーでパシパシと小石を跳ね上げながらハンドルにしがみついて上っていきます。
これは温泉ではなく地獄の果てに続いているのではないか!?と不安になった頃にようやく到着しました。
なかなか渋くて好みの外観です。
写真には撮っていませんが、ワンちゃんが建物の外でお出迎えをしてくれます。
中に入ると女将さんが部屋へ案内をしてくれました。
9月下旬の平日でしたが、どうやらこの日の宿泊者は私1人だったようです。
部屋へ入ってびっくり!
オバサンの一人旅でこんなに広い部屋は想定外でした。
8畳ほどの部屋です。
襖を開けると、同じく隣の8畳ほどの部屋に布団が敷いてありました
一人でこれだけの部屋を準備してくださって感謝感謝です
こちらの温泉は強アルカリ硫黄泉。
強アルカリですからヌルヌル系ですね
泉質は抜群です。
ただ時期的に露天風呂が水に感じてしまうほど低かったため、長湯は断念しました。
ぜひもう少し早い時期に再訪をしてみたいです。
日帰り入浴600円、1泊2食で宿泊しても1万円以下とリーズナブルです
山奥の一軒宿ですから風情もあって静かで最高でした。
携帯電話が圏外になってしまい部屋にTVもなかったため、お風呂に入って部屋で本を読んで、またお風呂に入って本を読んで、といいデジタルデトックスになりました。
※チェックアウトのときにWiFiが使えることに気づきました
鶴居村温泉(北海道) ノーザンビレッジホテルTAITO
オシャレな名前のホテルですね
建物も洒落ていました。
こちらの1Fにオシャレなレストランがあり地元の方々で賑わっていましたが、素通りをして温泉へ直行します。
露天風呂です。
コーヒー色でアルカリの柔らかいお湯です。
炭酸水素泉でもあるのか、入ると肌に小さな泡がたくさんつきます。
なかなか何かに効きそうな色と触り心地で、ふんわりといい匂いがします。
釧路方面から帯広方面へ向かう旅のときには立ち寄っています。
日帰り入浴600円で、こちらもリーズナブルです。
幌加温泉(北海道) 鹿の谷温泉旅館
ホームページを見つけられませんでしたのでWikipediaです
こちらも山の上の方にある一軒宿の温泉です。
オソウシ温泉のようなスーパー林道ではなく、きちんと舗装された道を上っていったところにあります。
こちらも私好みの外観で、期待値が上がります
中へ入り、受付におられる男性の方にお風呂だけと伝えると、混浴ですがいいですか?と聞いていただけました。
(オバサンだから)大丈夫ですと答えて温泉へ向かいます。
事前にマップルか何かの温泉巡りマップで目星をつけて行っていたので、もちろん問題なしっ
旅館前の駐車スペースには旅館の方のものと思しき車が1台停まっていただけでしたので、おそらく他に人はいないはず!とはやる気持ちを抑えてまずは内風呂へ。
こちらの温泉は複数の泉質の温泉が堪能できるようになっています。
あ~内湯も私の好み
渋くて素敵です。
壁にはそれぞれ『ナトリューム泉』『鉄泉』「カルシューム泉』と貼ってあります。
それぞれゆっくりと浸かって違いを楽しみます。
充分堪能してから、他の入浴客の方が来る前にメインイベントの露天風呂へ。
もう大自然の近さに絶句です。
きれいな温泉のグリーン色が目に飛び込みます。
なぜこんなにきれいな色なのかはよくわかりませんが、泉質としては硫黄泉です。
これは四季折々で色々な絶景を楽しみながら長湯ができそうな温泉ですね
露天風呂で30分ほどボーっと空を眺めながら入浴をしていると、50代後半くらいの男性が入ってこられました。
あ、出た方がいいのかな?と思っていると気さくに話しかけてくれました。
道内で農業指導の関係の仕事をしていて、こちら方面の農家さんへ行った帰りに立ち寄ったとおっしゃっていました。
仕事帰りにこんな秘湯に立ち寄れるなんて羨ましい限りです
日帰り入浴500円。最高ですね
今回載せた写真は初めて行ったときのものですが、2回目に行ったときは老若男女5~6人の入浴客の方々がいました。
数人の方と露天風呂でお話をさせていただき、あちこちの温泉情報も教えていただくことができました。
なかなか小さな混浴もいいものだと思います。
北海道はでっかいどう。
多種多様な温泉が多くてシビれます