バレンタインの宣戦布告?
むむう、朝から頭が痛くなりました。
他の部と関係のある仕事で、資料を作って、そこの課長には「おっ、わかった。なかなかいいんじゃない。」と言われ、そこの部長にも説明することになりました。
そこのA部長、一流大学法学部卒で有名なんですが、「意味がわからん文章だ。例えば、人って何?。」と聞いてきました。
僕、「特に限定のない一般の人のことです。」
A部長、「だったら、そう書けよ。わけわからん。直しようがないからもういいけど、聞かれたらちゃんと答えられるように準備しておけよ。」
はあ?という感じですね。簡単な文章をなぜわざと難しく考えるんでしょうかねぇ。
難しい法律ばかり読んでたから、おかしくなっちゃったんかもしれませんね。
これでは、僕が挑戦している不動産鑑定士試験の鑑定評価基準の文章なんか見せたら、パニくりますね。
まっ、「俺はそんな試験受けなくたって、そいつらよりずっと偉くなれる。」と言われてしまいそうですが…(苦笑)
何だかんだ言っても、ウチの課の仕事狂いのB課長の方がまだマシだなあと思いつつ、戻ってみると、B課長がC君にニヤニヤ話しかけていました。
後でC君に聞いてみると、
C君、「バレンタインチョコ何個もらえそうかだってさ。」
僕、「えっ、あの課長がそんなこと聞くの。」
そしたら、傍で聞いていた辛口のD子さんが、
D子、「ウチの会社でバレンタインチョコ、一番たくさんもらう人、誰かわかる?」
僕、「イケメンのE君かなあ。」
D子、「実はね、ウチのB課長だと思うわよ。」
僕、「えっ、そんな馬鹿な。女性にモテない50歳独身男が?」
D子、「義理チョコが凄いの。あれだけ仕事に手を広げてるから、関係のある部署の女性が皆持って来る。」
D子、「それに、クレクレ、せがむの。去年、数人の女性が共同であげようとしたら、別々がイイナアなんて聞こえるように独り言を言ったの。いやらしいったらありゃしない。ヤクルトおばさんにまでチョコ配るんですかあなんてプレッシャーかけてた。」
僕、「それはひどい。ヤクルト、百円もしないのに、チョコは数百円はかかるでしょ。」
D子、「中高年・独身男の悲哀よねえ。チョコの数だけが一年に一回のなぐさめなの。中身のないチョコをいくつもらってもねえ。」
僕、「ゼロはいくつ足してもゼロだからね。」
D子、「あんたも口が悪いわねえ、ホホホ。」
そうこうしているうちに、B課長が僕のところにもやって来て、
B課長、「チョコ、何個もらえそう?競争するかい。昼飯かけてもいいよ。ハハハ。」
僕、「4、5個でしょう。課長にはかないません。」
B課長、嬉しそうに、「そんなもんなの、ハハハ。」
帰りに、B課長の天敵、隣のF課長と一緒になって、F課長が僕に、
「おタクの課長、いい歳してみっともない。みじめったらしいよなあ。」
僕、「課長はもらわないのですか?」
F課長、「女房子供がいるんだ。もう、関係ないさ。」
僕、「奥さんからはもらうんでしょう?」
F課長、「いや、最近、サッパリだよ。」
僕、ちょっと口が滑って、「そうですか。釣った魚にはエサをやらないってことですね…。」
その瞬間、F課長、ムッとした表情。
よく考えたら、非常に失礼なことを言ってしまいましたが、後の祭り。
言葉づかいって、ホント難しいですねえ。
自分があんまり出世してない原因の一つがわかったような気がします…(苦笑)(>_<)
他の部と関係のある仕事で、資料を作って、そこの課長には「おっ、わかった。なかなかいいんじゃない。」と言われ、そこの部長にも説明することになりました。
そこのA部長、一流大学法学部卒で有名なんですが、「意味がわからん文章だ。例えば、人って何?。」と聞いてきました。
僕、「特に限定のない一般の人のことです。」
A部長、「だったら、そう書けよ。わけわからん。直しようがないからもういいけど、聞かれたらちゃんと答えられるように準備しておけよ。」
はあ?という感じですね。簡単な文章をなぜわざと難しく考えるんでしょうかねぇ。
難しい法律ばかり読んでたから、おかしくなっちゃったんかもしれませんね。
これでは、僕が挑戦している不動産鑑定士試験の鑑定評価基準の文章なんか見せたら、パニくりますね。
まっ、「俺はそんな試験受けなくたって、そいつらよりずっと偉くなれる。」と言われてしまいそうですが…(苦笑)
何だかんだ言っても、ウチの課の仕事狂いのB課長の方がまだマシだなあと思いつつ、戻ってみると、B課長がC君にニヤニヤ話しかけていました。
後でC君に聞いてみると、
C君、「バレンタインチョコ何個もらえそうかだってさ。」
僕、「えっ、あの課長がそんなこと聞くの。」
そしたら、傍で聞いていた辛口のD子さんが、
D子、「ウチの会社でバレンタインチョコ、一番たくさんもらう人、誰かわかる?」
僕、「イケメンのE君かなあ。」
D子、「実はね、ウチのB課長だと思うわよ。」
僕、「えっ、そんな馬鹿な。女性にモテない50歳独身男が?」
D子、「義理チョコが凄いの。あれだけ仕事に手を広げてるから、関係のある部署の女性が皆持って来る。」
D子、「それに、クレクレ、せがむの。去年、数人の女性が共同であげようとしたら、別々がイイナアなんて聞こえるように独り言を言ったの。いやらしいったらありゃしない。ヤクルトおばさんにまでチョコ配るんですかあなんてプレッシャーかけてた。」
僕、「それはひどい。ヤクルト、百円もしないのに、チョコは数百円はかかるでしょ。」
D子、「中高年・独身男の悲哀よねえ。チョコの数だけが一年に一回のなぐさめなの。中身のないチョコをいくつもらってもねえ。」
僕、「ゼロはいくつ足してもゼロだからね。」
D子、「あんたも口が悪いわねえ、ホホホ。」
そうこうしているうちに、B課長が僕のところにもやって来て、
B課長、「チョコ、何個もらえそう?競争するかい。昼飯かけてもいいよ。ハハハ。」
僕、「4、5個でしょう。課長にはかないません。」
B課長、嬉しそうに、「そんなもんなの、ハハハ。」
帰りに、B課長の天敵、隣のF課長と一緒になって、F課長が僕に、
「おタクの課長、いい歳してみっともない。みじめったらしいよなあ。」
僕、「課長はもらわないのですか?」
F課長、「女房子供がいるんだ。もう、関係ないさ。」
僕、「奥さんからはもらうんでしょう?」
F課長、「いや、最近、サッパリだよ。」
僕、ちょっと口が滑って、「そうですか。釣った魚にはエサをやらないってことですね…。」
その瞬間、F課長、ムッとした表情。
よく考えたら、非常に失礼なことを言ってしまいましたが、後の祭り。
言葉づかいって、ホント難しいですねえ。
自分があんまり出世してない原因の一つがわかったような気がします…(苦笑)(>_<)
名誉?不名誉?セクハラ調査相談員
年度末で、仕事の取りまとめで大変~(゜o゜)\
職場では、みんなパニクってます! 特に仕事オンリーで、何もかも抱え込んでいるウチのA課長はオーバーヒート。
ついに、翌週、予定されていた幹部会議での担当業務の発表を延期!
部長から、「本当に大丈夫なのか?いろいろやりすぎてパンクするぞ、計画がメチャクチャだ!」と苦情を言われたらしい。
仲の悪い隣のB課長が大ハシャギ大喜びで、
「まったく、ぶざまなもんだ。仕事の手順がデタラメ、能率サイテーのダメ男! ハッハッハ。」と言いちらしてます。
A課長、誰かに慰めてもらいたいのか、「間に合わんよ。他社の協力でやってることだし、まあ、俺のせいじゃない。俺自身もいろいろあって手付かずだあ。」
僕、「まあ仕方ないですよ。中途半端にやれませんしね。」
そしたら、A課長、ホッとしたのか、「そうだ、そうだ。間に合わんもんはしょうがないよな~。」とニヤニヤ嬉しそうな表情で席に戻って行きました。
そんな時、突然、部長から僕に電話が…。ちょっと来てくれとのこと、何だろう?
行ってみると、来年度以降の社内のセクハラ調査相談員を引き受けてくれないかとの打診でした。
部長、「信頼のあるC君の後を受けて、やってもらえんかね。もちろん、総務課の人たちと一緒に協力してやってもらえればいい。ウチの会社、そんな問題ほとんどないから、心配することはない。相談に来た女性の話をちょっと聞いてやればいい。」
僕、「そういうのって女性の方が適役では?」
部長、「総務課に女性の担当がいる。ただ、女性だと感情移入のおそれもある。冷静で客観的な見方のできる男性も必要だ。君なら信頼できると思ってね。いや、こういう役目は無理にとは言わん。ちょっと考えといてくれんかね。返事は後で、よろしく。」
まあ、なんか、おだてられてしまいましたねぇ。そんなに信頼されてんのか、なんて錯覚してしまいました(笑)。
同じ課のD君に言ったところ、
D君、「大変そうですね。でも、それだけ信頼されてるってことだから、いいんじゃないですかぁ。」との反応。
いや、ますます、自惚れてしまいそうになりましたねえ。(笑)
そこで、今度は同じ課の女性のE子さんに話したら、
E子、「やめといた方がいいわよ~。」
僕、「えっ、なんで?」
E子、「あんた、自分が何やってるか知ってる? 趣味はHなセクシィDVD、秋葉原に行ってキワドイ水着女性の写真をパチパチ!」
僕、「そりゃ、趣味の話だろ。」
E子、「それがね、あんたがセクハラ調査相談員になったとたん、爆発するの。あの相談員、実は変態カメラ小僧、えっ信じらんな~いってウワサが会社中に広まって、もう大変。上へ下への大騒ぎ!」
僕、「お~コワ。」
E子、「オヒレがついてAV女優の写真も撮ってるなんてことにも…。」
僕、「そんな馬鹿な。」
E子、「そういうものなの。それに、ゴメン、あんたが相談員になったら、私がまず最初にウワサを広めるかも…黙ってられないわよねえ、面白くって!」
ガ~ン、これが駄目押しの一言になりました。…
o(><)o
おそろしくなってA課長のところに断るための相談に。
A課長、「わかった、このクソ忙しい部署で、そんな相談員やってる暇ないよなあ。一緒に部長のところへ断りに行こう!暇なB課長の部下にでもやらせりゃいいんだ。まったく。」
助かりました、無事、解放!
それにしても危ないところでした、生兵法は怪我のもとですね…(苦笑)…(*_*)
職場では、みんなパニクってます! 特に仕事オンリーで、何もかも抱え込んでいるウチのA課長はオーバーヒート。
ついに、翌週、予定されていた幹部会議での担当業務の発表を延期!
部長から、「本当に大丈夫なのか?いろいろやりすぎてパンクするぞ、計画がメチャクチャだ!」と苦情を言われたらしい。
仲の悪い隣のB課長が大ハシャギ大喜びで、
「まったく、ぶざまなもんだ。仕事の手順がデタラメ、能率サイテーのダメ男! ハッハッハ。」と言いちらしてます。
A課長、誰かに慰めてもらいたいのか、「間に合わんよ。他社の協力でやってることだし、まあ、俺のせいじゃない。俺自身もいろいろあって手付かずだあ。」
僕、「まあ仕方ないですよ。中途半端にやれませんしね。」
そしたら、A課長、ホッとしたのか、「そうだ、そうだ。間に合わんもんはしょうがないよな~。」とニヤニヤ嬉しそうな表情で席に戻って行きました。
そんな時、突然、部長から僕に電話が…。ちょっと来てくれとのこと、何だろう?
行ってみると、来年度以降の社内のセクハラ調査相談員を引き受けてくれないかとの打診でした。
部長、「信頼のあるC君の後を受けて、やってもらえんかね。もちろん、総務課の人たちと一緒に協力してやってもらえればいい。ウチの会社、そんな問題ほとんどないから、心配することはない。相談に来た女性の話をちょっと聞いてやればいい。」
僕、「そういうのって女性の方が適役では?」
部長、「総務課に女性の担当がいる。ただ、女性だと感情移入のおそれもある。冷静で客観的な見方のできる男性も必要だ。君なら信頼できると思ってね。いや、こういう役目は無理にとは言わん。ちょっと考えといてくれんかね。返事は後で、よろしく。」
まあ、なんか、おだてられてしまいましたねぇ。そんなに信頼されてんのか、なんて錯覚してしまいました(笑)。
同じ課のD君に言ったところ、
D君、「大変そうですね。でも、それだけ信頼されてるってことだから、いいんじゃないですかぁ。」との反応。
いや、ますます、自惚れてしまいそうになりましたねえ。(笑)
そこで、今度は同じ課の女性のE子さんに話したら、
E子、「やめといた方がいいわよ~。」
僕、「えっ、なんで?」
E子、「あんた、自分が何やってるか知ってる? 趣味はHなセクシィDVD、秋葉原に行ってキワドイ水着女性の写真をパチパチ!」
僕、「そりゃ、趣味の話だろ。」
E子、「それがね、あんたがセクハラ調査相談員になったとたん、爆発するの。あの相談員、実は変態カメラ小僧、えっ信じらんな~いってウワサが会社中に広まって、もう大変。上へ下への大騒ぎ!」
僕、「お~コワ。」
E子、「オヒレがついてAV女優の写真も撮ってるなんてことにも…。」
僕、「そんな馬鹿な。」
E子、「そういうものなの。それに、ゴメン、あんたが相談員になったら、私がまず最初にウワサを広めるかも…黙ってられないわよねえ、面白くって!」
ガ~ン、これが駄目押しの一言になりました。…
o(><)o
おそろしくなってA課長のところに断るための相談に。
A課長、「わかった、このクソ忙しい部署で、そんな相談員やってる暇ないよなあ。一緒に部長のところへ断りに行こう!暇なB課長の部下にでもやらせりゃいいんだ。まったく。」
助かりました、無事、解放!
それにしても危ないところでした、生兵法は怪我のもとですね…(苦笑)…(*_*)
自慢と嫉妬の新年会
昨年末、中学校の同窓会で医者になって意気揚々としていたA君から、新年会に呼ぶからよろしくと言われていたんです。
しかし、年を明けても何の連絡もなかったので、流れたんだろうと思っていました。
そしたら、昨日、日曜の朝、突然、電話が鳴り、A君から、
「よう、今日、夕方6時半からやるぜぃ。BCDの3人も来るよ。場所は何々店~。じゃ、よろしくぅ。」
僕、「えっ、突然言われてもね。いろいろ予定もあるし。」
A君、「何言ってんだよ。日曜じゃんよ。それにさ、俺達、お医者にゃ日曜しかない! どうせ秋葉原にでも行って、Hな写真を撮るくらいだろ。グズグズ言ってないで来いよ。待ってるから。あっ、ついでに今まで撮ったセクシィアイドルの写真、持って来いよ。じゃ、待ってるよ。」
まあ、友達だからいいんでしょうが、それにしても医者のワガママぶりが出てるんじゃないでしょうかねえ。
う~ん、A君は、同じく医者仲間のB君、C君とそれから銀行員のD君を呼んでいるとのこと。
まあ、せっかく立派なお医者様方が呼んでくれてるんだから、サラリーマンは文句を言わず有り難く来なさいという感じがしちゃったんですけどねぇ…。考えすぎでしょうか?
というわけで、泣く子と地頭には勝てぬじゃなくて、泣く子とお医者にゃ勝てぬということで行きました。
いゃ~、宴会室ではエラソーに3人のお医者さんABC君がドーンと、そして世渡り上手な銀行員D君が、「ようホトトギスちゃん、よく来たね。久しぶりぃ~。」と薄ら笑い。
まあ、一応、こういう人達と仲良くしとけば何かいいことあるかもしれないなあなんて、サラリーマンの極意を生かしてお世辞も交えつつ、話をしていきました。
すると、酔いも回って、A君が勤務医のC君に向かって、「まだ開業しないの?」
C君、「開業したいんだけどね。なかなかね。」
A君、「早く三流病院から抜け出したいだろ。ああ、君は新設医大だから難しいか。」
C君、ちょっとムッとしたみたい。…すかさずB君が、
「いや、俺も大した大学じゃなかったけど関係ないよ。」とフォロー。
A君、「君は田舎大学だから、かえってよかったんだよ。資産家の娘をうまくダマして開業。」
D君、「Aさんは実力どおりですかねぇ。」
さすがにC君が気色ばんで、
「何言ってんだよ。みんな同程度だよ。旧帝大じゃないんだから。」
A君、「俺の大学、偏差値高いぜ。」
僕、「マアマア、みんな凄いんだから偏差値がどうこうは関係ないっしょ。」
いや、仲裁しなければ険悪なムードに。医者同士はちょっとの差にも、こだわるんですねぇ…m(__)m
A君、「ホトトギス、カメラ小僧なんかやってないで。俺んとこのナースのE子ちゃん、紹介してやるよ。イイ女だぜぇ~。」
D君、「銀行にもカワイコいるよ~。」
さすがに僕、ムッとして、「AやDのお手付きは欲しくない!」
D君、「医者はともかく、銀行員は真面目だよ。お手付きなんてとんでもない!」
A君、「何言ってんの。医者は地方の名士、信頼されてるんだぜ。」
もう、シッチャカ、メッチャカ!
最後に、A君、「ホトトギス、不動産鑑定士目指してるんだってよ。どうよ?」
D君、「何とも言えませんなあ。知ってるだけに。」…みんな、爆笑(+_+)
いやあ、頭にきたけど、しょうがないですよねぇ。サラリーマンの試練です(苦笑)。
帰り際に、こっそりA君、「あの写真、見せろよ。」
例のセクシィアイドルの写真、何をいまさらと思いましたが見せました。
A君、「いいなあ~若いピチピチギャルは。また、撮ったらよろしく。他の奴には言うなよ。そのかわり、人に言えない病気になったら、俺んとこ来いよ。いつでも内緒で診てやるよ。」
ムムゥゥ、いくらなんでも、これはヒドイ!
これぞ天下のお節介!
大きなお世話です!… (>_<)
しかし、年を明けても何の連絡もなかったので、流れたんだろうと思っていました。
そしたら、昨日、日曜の朝、突然、電話が鳴り、A君から、
「よう、今日、夕方6時半からやるぜぃ。BCDの3人も来るよ。場所は何々店~。じゃ、よろしくぅ。」
僕、「えっ、突然言われてもね。いろいろ予定もあるし。」
A君、「何言ってんだよ。日曜じゃんよ。それにさ、俺達、お医者にゃ日曜しかない! どうせ秋葉原にでも行って、Hな写真を撮るくらいだろ。グズグズ言ってないで来いよ。待ってるから。あっ、ついでに今まで撮ったセクシィアイドルの写真、持って来いよ。じゃ、待ってるよ。」
まあ、友達だからいいんでしょうが、それにしても医者のワガママぶりが出てるんじゃないでしょうかねえ。
う~ん、A君は、同じく医者仲間のB君、C君とそれから銀行員のD君を呼んでいるとのこと。
まあ、せっかく立派なお医者様方が呼んでくれてるんだから、サラリーマンは文句を言わず有り難く来なさいという感じがしちゃったんですけどねぇ…。考えすぎでしょうか?
というわけで、泣く子と地頭には勝てぬじゃなくて、泣く子とお医者にゃ勝てぬということで行きました。
いゃ~、宴会室ではエラソーに3人のお医者さんABC君がドーンと、そして世渡り上手な銀行員D君が、「ようホトトギスちゃん、よく来たね。久しぶりぃ~。」と薄ら笑い。
まあ、一応、こういう人達と仲良くしとけば何かいいことあるかもしれないなあなんて、サラリーマンの極意を生かしてお世辞も交えつつ、話をしていきました。
すると、酔いも回って、A君が勤務医のC君に向かって、「まだ開業しないの?」
C君、「開業したいんだけどね。なかなかね。」
A君、「早く三流病院から抜け出したいだろ。ああ、君は新設医大だから難しいか。」
C君、ちょっとムッとしたみたい。…すかさずB君が、
「いや、俺も大した大学じゃなかったけど関係ないよ。」とフォロー。
A君、「君は田舎大学だから、かえってよかったんだよ。資産家の娘をうまくダマして開業。」
D君、「Aさんは実力どおりですかねぇ。」
さすがにC君が気色ばんで、
「何言ってんだよ。みんな同程度だよ。旧帝大じゃないんだから。」
A君、「俺の大学、偏差値高いぜ。」
僕、「マアマア、みんな凄いんだから偏差値がどうこうは関係ないっしょ。」
いや、仲裁しなければ険悪なムードに。医者同士はちょっとの差にも、こだわるんですねぇ…m(__)m
A君、「ホトトギス、カメラ小僧なんかやってないで。俺んとこのナースのE子ちゃん、紹介してやるよ。イイ女だぜぇ~。」
D君、「銀行にもカワイコいるよ~。」
さすがに僕、ムッとして、「AやDのお手付きは欲しくない!」
D君、「医者はともかく、銀行員は真面目だよ。お手付きなんてとんでもない!」
A君、「何言ってんの。医者は地方の名士、信頼されてるんだぜ。」
もう、シッチャカ、メッチャカ!
最後に、A君、「ホトトギス、不動産鑑定士目指してるんだってよ。どうよ?」
D君、「何とも言えませんなあ。知ってるだけに。」…みんな、爆笑(+_+)
いやあ、頭にきたけど、しょうがないですよねぇ。サラリーマンの試練です(苦笑)。
帰り際に、こっそりA君、「あの写真、見せろよ。」
例のセクシィアイドルの写真、何をいまさらと思いましたが見せました。
A君、「いいなあ~若いピチピチギャルは。また、撮ったらよろしく。他の奴には言うなよ。そのかわり、人に言えない病気になったら、俺んとこ来いよ。いつでも内緒で診てやるよ。」
ムムゥゥ、いくらなんでも、これはヒドイ!
これぞ天下のお節介!
大きなお世話です!… (>_<)