日々の成功と失敗 -15ページ目

その後のパニック

資格試験に何とか合格して、ほっと一息、しばし達成感に浸っていられたのも束の間!

知人のA氏から、「で、実務修習はどうするの?」との話。

僕、「いやあ、別に転職するつもりはないので、いつか有効に活かせればと思ってる。」

A氏、「でも、何年か先になるとせっかく身につけた知識を忘れちゃうよ。すぐに実習した方がいいんじゃない?」

ということで、それもそうだと実習を検討したのです。

ところが、これがとんでもない程の重労働とわかったのです。

最短の1年のコースを選ぶと、16日間は合同研修で平日休まなければならず、さらに毎週、指導の先生のところに通って、2週間に1回のペースで本格的な土地家屋の調査の評価報告書を作らなければならない、ガーン!

1年間、実習した後、審査の試験があって、試験委員と面接して口頭試問を受けてパスしなければ資格の免許(登録)がもらえない。

元々、不動産鑑定の会社や信託銀行などに勤めている人はそのまま自分の会社のルートで実習が受けられますが、他業種の人はなかなか実習先が見つからない。

また、転職や新たに就職しようとする人も、必死に実習させてくれる会社への就職活動をしているようです。

そんな中、大量に実習生を受け入れる機関として、大学の実務修習講座があるのですが、そこも定員オーバーするほどの人気だそうです。

でも、大学の場合、多少の定員オーバーは受け入れてくれるとのことですが、はっきり言って、勤めながらの1年コースは難しいそうです。

2年コースで年休を取りまくってやっとという感じだそうです。

で、恐る恐るウチの上司の仕事狂いのB課長に相談に行ったのですが…。

B課長、「これから、年度末でドンドン忙しくなるから、そんなに休めるわけないだろう。毎日、徹夜で仕事と実習両方やるならいいけどね。」

うわっ、こりゃダメだ。傍で聞いてたC子さん、
「その資格で給料が何倍にもなるなら、そっちを優先してもいいけど。そんなこと、今時ありえないでしょ。」

ガチョ~ン、C子さんらしいキツイ一発を喰らいましたねぇ。
   (*_*)

事情通のD氏によると、景気が悪く、新卒でさえ就活で四苦八苦しているご時世に、資格を取ったからといって転職して給料が上がることは絶対にあり得ないとのこと…キビシィ~。

D氏いわく、「資格は持っていた方がよい。しかし、それで万事OKとはいかない。今までの仕事を大切にし、将来、タイミングをみて有効に使いなさい。」

おっしゃる通りですねぇ~。でも、実習くらい受けさせてくれてもと思いましたが、B課長がケチなのかな~。

そしたら、珍しくC子さん、「そんな、アンタ! 1年も2年もかかる実習だから、課長のせいじゃないわよ!」

ガチョーン、課長の味方をしたことのないC子さんにトドメの一発!

まあ、心配なんで確認したところ、試験の合格は一生有効なので、実務修習はいつ受けてもよいとのことです。ちょっと安心。

てなわけで、多忙になる仕事と修習騒動でしばらくパニック状態でした~。  (*_*)

でも、試験の鉄人から励ましのメッセージもいただきました。

鉄人、「よくやった。難しい資格試験に合格したのだから、きっとイイ事あるよ。そうそう、どうせだから、また別の資格にでも挑戦したら。他の難関資格は易しくなってるから不可能じゃないよ。」

まあ、これはリップサービスですね。
3大国家資格試験すべてを制覇している鉄人さんを基準に言われても、困るんですがねぇ
(苦笑)…(>_<)

資格試験発表日

今日は資格試験の不動産鑑定士試験の合格者発表日でした。

仕事があるので、直接、掲示板を見に行けませんでしたが、HPでお昼頃に発表されました。

この試験、本当に背筋が寒くなるほど難しい。まず合格者数を見て寒気がしました。

一次試験(短答式)に受かっている人が1230人最終の論文式試験を受けたのですが、合格者はたったの124人でした。

うえ~、相変わらず厳しい。こりゃダメだ。合格者数を見ただけで合格者名簿を見る気にはなれませんでした。

すでに書いたように体調不良でケアレスミスをしてましたしねえ。

名簿を見ずに放っておき、仕事を続けていたんです。

そしたら、僕が受験しているのを知っている友人のA君が飛んで来たのです。

A君、「おい、受かってるぞ。」

僕、「えっ、本当?あきらめていたんだが。」

そして、恐る恐るHPの名簿を見ることにしたのです。

合格しました!奇跡の逆転Vです。

A君、「試験の鉄人のアドバイス、よかったのかもな。アドバイス通りにはいかなくても、精神的によかったんじゃない。」

僕、「君のおかげでもあるよ。取り次いでくれたから。」

A君、「それにしても奇跡的だな。君でも受かるんだな。すごい事だよ。俺もなんか目指そうかな、ハハハ。」

すると、同じ課のB子さんが近寄って来て、
B子、「何なの?」

A君、「いや、彼が不動産鑑定士受かったんだよ。」

B子、「えっ、鑑定士知ってるよ、物凄く難しいんでしょ。この人でも受かるの。へえ、ぶったまげ。」

そうこうするうちに、ウチの仕事狂いのC課長も近寄って来て、「何?鑑定士試験に合格だって! そりゃ凄い事だよ。君でも受かるのかあ。そりゃよかった。資格は重要だよ。」

なんか、僕でも受かるという事で、みんな安心してるような。。

C課長、「そっかあ。俺もヒマになったら挑戦すっかな、ハハハ。」

すると、A君、すかさず絶妙のお世辞、
「課長なら頭いいから楽勝ですよ。もっとも資格なくても大丈夫でしょうけど。」

C課長、「でも資格ほしいなあ、ハハハ。ところで、確か司法試験もそうだけど鑑定士として登録するには1~2年の研修が必要なんじゃない。」

僕、「実務修習っていうのですが、それがなかなか大変らしいです。」

C課長、「いつ受けてもいいんだろ。いま転職するわけじゃないんだろうから。ヒマがあれば仕事しながらできるかもな。」

僕、「まさか受かるとは思ってなかったんで、修習の事は何も考えていませんでした。」

B子、「できる範囲でやれればやったら。まあ、焦ることもないでしょ。試験に合格するのが大事、修習はいつでもいいわよ。」

まあ、何だか頭の中がごっちゃになっちゃいました。それにほめられているんだか、からかわれているんだか(苦笑)。

とにかく、今は合格しただけで精一杯です。

A君、「ところで、何が勝因だった? ヤッパ、会計学か。」

僕、「そう、会計学だけはノーミスで不思議なくらいよくできたんだ。ところが、今年は会計学が難しかったらしい。それで逆転できたのかも。」

A君、「なるほど、ミスしても、穴埋めできたってわけか。試験の鉄人に報告しとく。きっと喜ぶよ。」

というわけで、奇跡が起きました。
希望を捨てずに頑張れば奇跡もあるんですね。

ブログで応援してくださった方々にも感謝です。

ありがとうございました!    o(^-^)o

またあの日がやって来る

またまた、昨年と同様に憂鬱な日がやって来ます。
いい加減、昨年で懲りごりだったのですが、今年も嫌なムードが漂いつつあります。

む~、資格試験(不動産鑑定士)の発表の一週間前となったのです。ガ~ン・(*_*)

仕事の関係で勉強ははかどらず、胃炎になって体調も崩れ、能率最悪でした。

そんな状態で、いきなり試験初日でケアレスミス! 簡単と言われた民法で大失点。経済学で問題の錯誤とサンザン。

2日目の会計でムード好転したものの、鑑定理論で割り算ミス。

3日目は、鑑定理論で図をケアレスミス。演習は簡単で、皆が高得点なのにソコソコな出来に終わったのでした。

何とも重苦しい状態で、体調悪化がその後の勉強にもブレーキになって進退窮まってます。
 (+_+)

親友に話すと、
「言い訳としては、完璧だ。」なんて言われてしまいましたぁ…最悪×

何か萎えてしまいましたね。仕事は相変わらずドンドン大変になるばかりですし…。

例の若くて大出世したA総務部長が、
「大変だあ。何でもかんでも俺のせいにされそう。」なんてボヤいているのとは次元が違いますからねえ。

今日も、お互い遅くまで残業だったのですが、
A総務部長、「ホトトギス君、もう帰っちゃうの?さびしいな。もっといれば。」…なんて

冗談じゃありません。片や会社を担う総務部長で高年収の人と同じ苦労をさせられて、僅かな望みの資格試験もダメとなったら、踏んだり蹴ったりです…。

しかし、ドンドン、苦労は増えるばかり。あちゃ~、ドンづまっちゃいました××

最近はセクシィアイドルの写真やDVDどころじゃなく、気分転換もできてないんです。

ウチの仕事狂いのB課長みたいに仕事さえしてれば、それでいいという人とは違いますしねえ。

そういえばB課長、今日は頼まれもしない出張を買って出て、四国に行き、現地で大変な苦労をしたようです。なんでも、田舎でドブに落ちたそうなんです。

僕のところへ電話があったので、
僕、「大丈夫ですか。ケガは?」

B課長、「いや、服が汚れただけ。乾かせば大丈夫。それより、なんか緊急事態はあった?」

いやあ、あんた自身が緊急事態だろうに、と思いましたけどねえ。

そんなところに、親友C君が来て、
「いよいよだな。落ちても気を落とすなよ。今年も厳しい試験だったようだな。今度、秋葉原にでも行こうぜ。セクシィギャルを見に行こう!」

なんか言ってる事が矛盾してますねえ。
僕が、「むちゃくちゃ言うなよ。試験とセクシィを一緒にするな。」と言うと、

C君、「ホトトギス君のそういうめちゃくちゃで矛盾だらけのところがイイと思うよ!」

うわ、そういう矛盾だらけの人間と思われていたんですねえ…

はじめて、気付きました
 … (>_<)