$心情すけっち

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庶民的個人機材レビュー、今回はエフェクターではなくちょっと便利な一品。


「 VISUAL SOUND 1SPOT +MC8 MULTI」


です。


今現在僕はエフェクターを15個並べており、自業自得というか当然なのですが、

アダプターの数がかなり多くゴチャゴチャ、これはなんとかしなきゃあかんと常に思っていました。


初めは「Voodoo lab pedal power」のようなガチで信頼できるパワーサプライの導入を考えていましたが、まぁ値段が高い・・・・

そこで色々漁っていたところ見つけたのがコイツなのです。


電源ノイズをシビアに気にする方は満足できないかもしれませんが、僕にはこれで全く問題なし、価格も安価で文句なしです。何もトラブル無く使えています。


このアダプターは1700ミリアンペアの大容量なので、安心してたくさんのペダルに分岐できるわけです。画像のようにコンパクトで場所をとらないのもいいですね。


満足しているポイントとして、分岐ケーブルの長さがかなり充分で、位置が離れたペダルにも問題無く供給できる点。

L字プラグ部ががっしりしていて、気持ち的に信頼できる点^^



極性が合い、9V電源であれば8つのペダルに供給出来るので、アダプターを2つ減らすことが出来ました♪


このシリーズからは色々なオプションが出ていて、僕はセンタープラスに変換する反転ケーブルも使っています。コンセプトがシンプルで価格的にも導入しやすいのがいいですね。



いっぱいのエフェクターに電源供給したいけど、サプライに高いお金をかけるのはちょっと・・・・ なんて思ってる方にお勧めです。

ちなみに僕はこれまでCAJのAC/DCstationの旧型(5つまで供給できるやつ)を使っていましたが、本機に乗り換えて今のところ音が違う、とかノイズが乗る、などの差は感じていません。

むしろCAJの純正の重いアダプターから解放されて良い感じです^^



次回はちゃんとエフェクターをレビューしたいと思います。

何気に残りエフェクターが少なくなってきました。。


BOSSのコンプとか今更レビューしようがないもんなぁ・・・


$心情すけっち

超庶民的機材レビュー、今回は、
前回レビューした、Mesa Boogie/Throttle Box を売り払い(笑)、手に入れたペダルを紹介します。


Ibanez / DE7 DELAY/ECHO です。


おそらく一般的認知度は低い本機。
Ibanezのトーンロックシリーズなのですが、そもそもこのシリーズ自体があまり好評ではなかったと思われます。


なぜなら、写真を見ていただければ分かる通り、ルックスが異常にチープだからです。。


意外とこのシリーズは挑戦的なサウンドを持つペダルが揃っていて侮れないのですが、このルックスから来る偏見で、お店で並んでいてもあまり試奏されなかったのではないでしょうか。


初心者時代このシリーズのコーラスを持っていたのですが、あまりに変な音(クレイジーモードという名称f^^)を使いこなせなく、売り払いました。今となってはかなり個性的なペダルなのでちょっと後悔しています。。


話を戻してこのDE7、案の定生産終了モノなのですが、プレミアなどついているはずもなく、安価で購入することが出来ました。メサのペダルを売って2千円お釣りが返ってきました^^


YOUTUBEで色々漁っていたところ、このユニークなディレイに行きつきました。


このペダルのスペックを簡単に書くと、「アナログシミュレート&デジタルディレイ」という感じです。
今時こういうペダルは沢山あります。BOSSやLINE6等。


ただBOSSやLINE6は、アナログディレイの名器DM-2などをモデリングしている例が多いのですが、
本機のサウンドは同じアナログサウンドながら、別の方向性を持った独自のサウンドに感じます。


例のごとくディレイ音がハイカットされていくのですが、その塩梅が実に程良くローファイで高級感の「無い」、
もわ~っとした音。


でも妙に立体感、雰囲気がある。広がり方に色気がある。

ロングディレイで深めにかけると適当に弾いているだけで、かなり雰囲気モノのメロウなアンビエントサウンドが簡単に得られます。


個人的に気に入っているのが、「ディレイ音が飽和しない」点です。


だいたいのアナログディレイもしくはシミュレートペダルは、ディレイフィードバックを最大近くまで上げると発振し、どんどん音が大きくなります。

対しDE7は、音がぶわ~っと広がって持続するのですが、原音を押し潰す程音量が上がらず、背景に音が一定の状態でキープできます。

その上に重ね弾きをしても、あくまでディレイ音は原音の後ろで抽象的に鳴り続け、それ以上大きくならない、そういう設定が可能です。


アナログディレイっぽい発振ももちろん出来ます。これはこれで立体感のあるサウンドでなかなか。


僕はメインのアナログディレイは別に所有しているので、このペダルは踏んだ瞬間からアンビエント出来る設定にしています。
ロングディレイ、フィードバック多め。

トレイル機能(OFFにしてもディレイが持続する)はついておらず、OFFにした途端音が消えるので、そこは好みが分かれると思います。


普通のアナログエコーとしてももちろん使えます。これといった特徴はありませんが、やはり広がり方がメロウで、凄く使いやすい音です。

デジタルディレイモードに関しては、音がデジタルすぎ、硬すぎて、僕は使っていません。



そんなDE7でした。

もわ~とかぶわ~とか分かりづらい表現をお許しくださいorz


かなり使いやすい、良いペダルだと思うのですが、検索してもまともなサイトがヒットしない、
過小評価されているペダルです。

プロのアーティストのユーザーはいるのかな・・ 調べて無いのでちょっと分かりませんがf^^


自分のバンドを再始動させるにあたり、このペダルが堂々スタメン入りを果たしました。

今は4台ディレイを使っていますが、どれも違う用途です。


マルチでは出せない良さがコンパクトにはあると頑なに信じて、並べております。
単に慣れてるから使いやすいだけなんですが^^


次回はもう一台、別のディレイをレビューしたいと思います。
長文失礼しました.

$心情すけっち


気付けば2ヶ月更新してませんでした。

曲作ってたり、ゲームにハマったりw なんか色々やっていたので。。。


お久しぶり、庶民的個人機材レビュー、今回は

「Mesa Boogie/Throttle Box」

です。


今までこのブログを読んでくださっていた方々はおそらく、

「なぜ急にこんな激歪みエフェクターを・・・?」


と思ってくれているかもしれません。

なぜなら、僕もそう思っているからです(苦)


自分のペダル群の中では比較的新しめのペダルなのですが、
購入した時はきっと気分が高揚、もしくはイライラ、バキバキしていたのかもしれません。


理由はわからないけど、「かなり歪むペダルが欲しい!!」 って急に思い、

試奏して、コレはイイぞ!!!! と即決しました。


僕はコピーバンドもやっていまして、そのバンドで使うちょっと重ためのディストーションペダルが欲しかったのです。


このペダル、とにかくとにかく歪みます。

でもサウンド的には中域が出ててゴリッとした音なので、耳が痛くはなりません。

歪みまくる割にある程度ピッキングニュアンスへの反応もいいと思います。


ただ・・・・ ちゃんと念入りに試奏しない自分が悪いのですが、

結局ロクに使う機会がない、自分には使いこなせないペダルになってしまったのでした。。



スタメン入りを果たせなかった、自分には合わなかった点として、



まず、「ローゲイン設定でもヘヴィすぎる」ところ。

いやいや、このペダルはそもそもローゲイン、ミディアムゲインで使うもんじゃないんでしょう。

でも歪み量自体はオーバードライブ⇒激歪み と意外と幅は広いんです。


ただ、それに対してEQ設定がトーンブーストの1ノブしかないので、

つまりゴリゴリのMID、LOWは歪みを絞ろうとずっと維持されるのです。

サウンドの芯自体はアンプみたいなしっかりした暖かみのある音なだけに、もうちょっと幅広く設定できればよかったかなと思います。




2つめ、「音がこもりすぎる」

1つめと内容が少し被りますが、どの設定でも太い中域ばかりが強調されるので、
音がかなりこもって聞こえます。

試奏した時は部屋のせいなのかなんなのか、普通に良さげに聴こえたんですが、、


トーンノブの高域設定が、思いのほか中低域ばかりに偏っているので、特にミディアムゲイン(それでも普通のディストーションよりハイゲインですが)設定だとかなりこもります。

ウルトラハイゲイン設定にすると、EQがV字になるせいか、凄くちゃんとトーンが効いて、抜けの良い音になるんですが、僕はメタラーじゃないので。。。


EQの効きがもっと幅広ければ、普通のディストーションとして使っていきたい、使いやすいペダルになっただろうと思います。




そんなわけで、勝手にやってる「個人的」機材レビューなだけに、悪い点も書かせて頂きました。


良いところもちゃんとあります。

いくら歪ませても芯があるし、ローノイズだし、凄く良い感じにフィードバックするし。

後ろにEQペダルをかましたりして、対策を施せばヘヴィギターフリークには涎モノの、
申し分ないペダルなんじゃないかな と思います。そんなに高くないですし。


とにかく、ビックリするぐらい歪みます。 ハイゲイン、ローゲイン切り替えスイッチがあるんですが、どこがローゲインだよ!みたいな。


僕には重すぎて使いこなせなかったので、これを売っぱらってw 今欲しいヤツを買おうと思います。


売ってしまう前にレビューしておきました。 
エフェクターいっぱい買ってたらたまにはこういうレビューもあります^^

まだ残機は結構あるので、ゆっくりレビューしていきます♪


次回はこれを売って買ったペダルをレビューしたいと思います。

さて、これまで約月1ペースでエフェクターレビューをしてきまして、14,5台になったので、ここでエフェクターそれぞれへのアクセス数、コメント数が多かった機材ベスト3を発表したりしたいと思います。
今日は暇なんですよ・・(笑)


第一位・・・・

「Electro-Harmonix Deluxe Memory man」

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正直意外でした!アナログディレイだし・・エセディレイ論くどくど書きまくっちゃったし・・・。


第二位・・・

「Demeter Tremulator」


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これまた意外すぎます(*_*) トレモロなんて誰も食いついてくれないと思ってました。


第三位!

「MXR Phase90」

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これは全くもって順当ですね^^



改めて振り返ってみると、完全に自己満で始めたエフェクターブログに、こんなにコメントいただけるとは、本当に思っていませんでした。

愛ゆえに毎回長い長い文章になってしまいますが、

本当に読んでいただいただけでとってもありがたいです(涙)

ブログを始めたきっかけで、沢山の方のこだわり機材ブログも読むことが出来て、凄く勉強にもなっています。

空間系中心の、歪み好きには全くつまらないレビューですが、

今後も続けられる限り続けていきますので、

何卒宜しく、宜しくお願いいたします<(_ _)>


$心情すけっち



お久しぶりでございます。
庶民的所有機材レビュー第12弾、スタメン紹介もあとわずか。ここからは遊び用(?)ペダル紹介になります。

誰もがボードに組み込んでいたあの青春の一台、そう

「LINE6 DL-4」です。

最近スタメン復帰させました^^思い入れのあるペダルなので、今回も長いですよ(笑)
ただ相変わらずの中学生でも読めるような文章力なので、軽い気持ちで読んで頂けると嬉しいです。


LINE6ストンプボックスシリーズには、本当にお世話になりました。
所有していたのはDL4、MM4、FM4でDM4も借りて使ったり、まぁ一通り使い倒しました。
名器エフェクターを多数モデリングしているこのシリーズは本当に画期的でした。
DL4なんて一時期品切れになってましたね。ロック、ポストロック、ダブ、アンビエントなど、プロからアマまでみ~んな使ってました。
いまさらレビューするまでもない名器ですが、敢えて自分なりの偏ったレビューをしたいと思います。

基本機能のレビューは割愛させていただきます。


このペダルでディレイの面白さにハマり、アナログディレイに手を出したりしました。

そしてモデリングの元となった実機に触れていくと・・
DL4の音はあくまで「デジタルモデリング」である
ということを徐々に実感していきました。

アナログディレイのモデリングが分かりやすいのですが、やはり減衰の個性、音の暖かさ、太さはやはり本家に軍配が上がります(当然か)。


そんなこんなで、やたらアナログアナログ言ってた時期にはスタメンから外れていました。


しかし!DL4にはデジタルモデリングだからこそ出来る機能が沢山あります。
出音も非常に使いやすい音にチューニングされており、下手なアナログディレイよりバンドで抜ける音だと思います。

音色のセーブ機能、LINE6オリジナルのユニークなディレイ、ディレイタイム拡張やトーン調整など、僕はDL4にアナログな質感を求めるのではなく、デジタルだからこそ出来る「技術」を積極的に使っていくべきだと思うのです。

僕のセッティングは基本飛び道具的なもの(ボリュームスウェル、リバース、ローファイな
テープエコーなど)をセットしておき、メインで使うディレイは本家アナログのメモリーマンに、と使い分けています。
かといってメインのディレイとして使っても全然使える音です、間違いなし。


そしてこのペダルを使う上で超マストな存在、

エクスプレッションペダル!

つま先位置とかかと位置でそれぞれメモリー出来るのでメモリーが倍になるし、ペダルを動かすとディレイ異なるパラメータのブレンドが楽しめます。
全ての設定を動かすことが出来るのは画期的ですね。

ディレイタイムやフィードバックをグニャグニャ動かすと、誰でも簡単に変態になれます(笑)


ボードのスペースの都合上僕は使っていませんが、使うことで面白さが5倍ぐらいになるので、使わにゃ損です、エクスプレッションペダル。


そしてくどいですがもう一つ素晴らしい点。このストンプボックスシリーズ、マニュアルがとにかく面白いです。
ビンテージペダルの勉強に最適^^並行輸入品じゃなく、国内正規版を買いましょう(^-^)


毎度のことですが、愛するが故のマイナスポイントも書いておきます。

・専用アダプターがデカイ。そして脆い。

・ちょっと音痩せする(トゥルーバイパスと謳ってますが、多分違うと思います。電源抜き状態でも音が出るのでそれっぽいですが、明らかに少し音の線が細くなる気がします。LINE6オリジナルのトゥルーバイパスってことなのかもしれません。)

・LINE6の十八番であるルックスのダサさ(笑)。



まぁとにかく使えるペダルですね。実戦向けかつ実験度満載、一家に一台。。と言いたいところですが、
最近このシリーズ全てが入った、Mシリーズなるマルチエフェクターが出てしまって、
存在価値が危うくなっております。。
今や手元にあるのはDL4のみ。他は金欠で売ってしまいました。激しく、激しく後悔しております。

せめてFM4は残しておけばよかった。。 

長文失礼しました(*_*)


次回はElectro-Harmonix FREEZEです。
$心情すけっち
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あらためまして、

あけましておめでとうございます!!!!


結構前に組み直しまして、いつもペダル組み換えのことばかり考えている僕が、現状かなり満足しているので、しばらくはこの形がスタメン固定になりそうです。


ゴチャゴチャ敷き詰められてるように見えますが、自分的に一番踏みやすさ、効率を重視してます。

そしてとにかくこだわったのは、自分の好きな音をパッと直感的に出せる ってところです。


僕は基本1つの音色に対して、何個かのペダルを組み合わせて音を作るので、

「このペダルはこのペダルより前に・・・後ろに・・」
っていう接続順にはちょっと我ながらこだわったつもりです。


右からすんなり接続してるわけではなく、良く使うペダルを踏みやすい位置に ということを念頭に置いて、ジョージエルスの柔軟なケーブルを利用して、配線しました。


そしてもう一つこだわりは、
「コンセントつなぐだけでセッティング終わり!!」
です。

機材が多いと、いつもセッティングに時間がかかっていたのですが、現在の形だとメインの電源を繋げば音が出ます。Pedaltrain様々です。


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以下接続順です(どーでもいいかもしれませんが、どうかつきあってやってください・・)


ギター⇒LINE6 DL4 ⇒Electro Harmonix FREEZE ⇒BOSS PH-2 ⇒MXR Phase90

⇒Rogermayer Voodoo-vibe ⇒Xotic RC Booster ⇒Zinky True Grit over drive

⇒オーバードライブペダル ⇒Moogerfooger Mf-101 ⇒Moogerfooger MF-102

⇒Electro Harmonix Deluxe Memory Man ⇒ARION SCH-Z ⇒Demeter Tremulator

⇒Boss RV-3 ⇒アンプ

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長くてすいませんf^^

眠っていたペダルを何個か復活させたところ、自分が思うサウンドがそこそこ自在に出せるようになりました。


「いまさらDL4か~~、いまさらPH-2か~~~」

なんて思わないでください(笑)

DL4はメインディレイのメモリーマンへのさらなる味付けに。

PH-2は高域を揺らす3つ目のフェイザーとして。

僕の中では3つ、フェイザーを使い分けてます。フェイザー大好きなので。。

Voodoo vibeは低域、Phase90は中域、PH-2はキツめのかかりで高域を揺らします。



歪みは右から順番に歪みが強くなっていき、オーバードライブ2台を同時使用して、ディストーション・ファズっぽい歪みが出せるようになってます。


FREEZEに関しては、たぶんあんまり使っている人いないペダルだと思うので、
そのうちレビュー致しますね♪


Voodoo-vibe,メモリーマンが最重要機材です!!これがなきゃ成り立ちません。


あとはお金が入り次第、電源周りをいい加減なんとかしなきゃいけません。

Voodoo lab Pedalpower2と今使ってるCAJのやつを併用しようと企んでおります。



楽しく、気楽に音づくりが出来るボードに仕上げることができました。

あとはギターがもっと上手ければ・・・・・(泣)


てな感じで、NEWエフェクトボードでした~~~♪

長文失礼しました!




$心情すけっち



あけましておめでとうございます!!!


昨年は完全に自分を慰めるためにで書き始めたブログで、

たくさんの機材好きさんと出会えました。



今年も何卒お願いいたします!!


ちなみにこのエフェクターはスネアリングドッグスっていうファズワウで、

犬の目が光るんですw


ゆっくり更新していきますが、見捨てないで下さいね(^-^)
$心情すけっち



前にも書きましたが、フリーマガジン「Digireco/Electric Guitar」
12月号に、僕のエフェクトボードが載りました。


先日自宅に直接届いたのですが、やっぱり自分の機材にプロの方のコメントをつけていただけると、ただただ嬉しい、夢見心地です・・・(゜o゜)


moogが2台並んでいると、やっぱりスペーシーでエレクトロな音響サウンドを連想されるみたいです。

僕のギターは意外と超シンプルだったりするんですけどね^^


案の定入れ替えがあって、載せてもらったボードは現状とは違うので(笑)、現状を後でUPさせていただきます♪


こだわりポイント なんか書いちゃってますので、楽器屋さんでみかけたら、何卒手に取ってみてやってください!!!
$心情すけっち




庶民的エフェクターレビュー、今回は


「Demeter TRM-1 Tremulator」

トレモロです。


空間系、揺れ系色々種類がありますが、僕はトレモロをかなり積極的に使用します。

フレーズの直前に、一瞬だけ踏んで音を刻んだり、

リバーブと一緒にかけてアルペジオをゆっくり揺らしたり。


ビブラートとは違う独特のうねりがあります。


音をトータルで刻んだり揺らしたりしたいので、ボードの一番最後の方に配置するようにしてます。


色々なメーカーのトレモロを試して、最終的に一番「使える!」と思ったのがこのTRM-1です。


分かりやすいように、BOSSのトレモロと比較してみようと思います。


色々なトレモロを比較して再認識するのは、BOSSのトレモロは良い!! ということです。

オーソドックスだからってナメちゃいけません。上質です。


設定がしやすく、多彩なサウンドが簡単に作れます。トレモロエフェクターのスタンダードがBOSSだと言っても過言ではないと思います。


ただ、唯一の欠点、

「音量落ち」。

僕はずっとBOSSのトレモロを使っていて、ずっとこの点だけが不満でした。

音量が落ちることによって、音の芯が細くなっているように感じるんです。



新しいトレモロを導入する上でのポイント・・・


・ON、OFF時の音量差

・キツめのカーブからゆるやかなカーブまで幅広く設定出来る

・RATE(速さ)も幅広く

・音に変な個性が無いこと(オールマイティに使うため)

・音の立体感(これは完全に好みによります)



これを満たしたのが、本機TRM-1だったのです。

高級トレモロとしては結構スタンダードですね。


鳴らしてみてまず思ったのは、音に強い存在感がある ということ。

音量落ちどころか、逆に少し音が持ち上がります。


非常に立体感がある色気ムンムンなサウンドで、深~い心地よい揺れです。


出荷時点では、浅く緩やかなビンテージっぽいサウンドにチューニングされているのですが、

本機側面にあるトリムポットをドライバーで調整してあげると、

攻撃的なマシンガンサウンドまで幅広く作ることが出来ます。


ツマミがスピードとデプスの2つだけっていうのも潔く、サウンドへの自信が感じられるというか、そんな気がします。


そしてこのペダル、凄く作りが重厚です。

見た目よりずっしりしてるし、頑丈。ルックスもシンプルで良い感じ♪


はっきり言ってトレモロとして文句のつけどころの無いペダルですが、唯一めんどくさいのは、
電源供給ジャックがセンタープラス、ミニプラグなので、変換してやる必要があるってことぐらいです。

僕はVisual sound 1-spotで変換してます。



今後余程のことが無い限り、トレモロを買い替えることはないでしょう。

そう言い切ってしまえるぐらい、全てを満たしてくれるトレモロだと思っています。

奇抜さはありませんが、それ故誰にでもおススメできます。


シンプルイズベストな一台でございました♪



相変わらず色々ボードをいじくっていましたがだいぶ落ち着いたので、現状ボードに設置されているペダルを今後はレビューしていきます。


全体の写真もUPしようと思いますので、偏りまくった趣味のエフェクトボード、
見てやってください<(_ _)>