$心情すけっち



お久しぶりでございます。
庶民的所有機材レビュー第12弾、スタメン紹介もあとわずか。ここからは遊び用(?)ペダル紹介になります。

誰もがボードに組み込んでいたあの青春の一台、そう

「LINE6 DL-4」です。

最近スタメン復帰させました^^思い入れのあるペダルなので、今回も長いですよ(笑)
ただ相変わらずの中学生でも読めるような文章力なので、軽い気持ちで読んで頂けると嬉しいです。


LINE6ストンプボックスシリーズには、本当にお世話になりました。
所有していたのはDL4、MM4、FM4でDM4も借りて使ったり、まぁ一通り使い倒しました。
名器エフェクターを多数モデリングしているこのシリーズは本当に画期的でした。
DL4なんて一時期品切れになってましたね。ロック、ポストロック、ダブ、アンビエントなど、プロからアマまでみ~んな使ってました。
いまさらレビューするまでもない名器ですが、敢えて自分なりの偏ったレビューをしたいと思います。

基本機能のレビューは割愛させていただきます。


このペダルでディレイの面白さにハマり、アナログディレイに手を出したりしました。

そしてモデリングの元となった実機に触れていくと・・
DL4の音はあくまで「デジタルモデリング」である
ということを徐々に実感していきました。

アナログディレイのモデリングが分かりやすいのですが、やはり減衰の個性、音の暖かさ、太さはやはり本家に軍配が上がります(当然か)。


そんなこんなで、やたらアナログアナログ言ってた時期にはスタメンから外れていました。


しかし!DL4にはデジタルモデリングだからこそ出来る機能が沢山あります。
出音も非常に使いやすい音にチューニングされており、下手なアナログディレイよりバンドで抜ける音だと思います。

音色のセーブ機能、LINE6オリジナルのユニークなディレイ、ディレイタイム拡張やトーン調整など、僕はDL4にアナログな質感を求めるのではなく、デジタルだからこそ出来る「技術」を積極的に使っていくべきだと思うのです。

僕のセッティングは基本飛び道具的なもの(ボリュームスウェル、リバース、ローファイな
テープエコーなど)をセットしておき、メインで使うディレイは本家アナログのメモリーマンに、と使い分けています。
かといってメインのディレイとして使っても全然使える音です、間違いなし。


そしてこのペダルを使う上で超マストな存在、

エクスプレッションペダル!

つま先位置とかかと位置でそれぞれメモリー出来るのでメモリーが倍になるし、ペダルを動かすとディレイ異なるパラメータのブレンドが楽しめます。
全ての設定を動かすことが出来るのは画期的ですね。

ディレイタイムやフィードバックをグニャグニャ動かすと、誰でも簡単に変態になれます(笑)


ボードのスペースの都合上僕は使っていませんが、使うことで面白さが5倍ぐらいになるので、使わにゃ損です、エクスプレッションペダル。


そしてくどいですがもう一つ素晴らしい点。このストンプボックスシリーズ、マニュアルがとにかく面白いです。
ビンテージペダルの勉強に最適^^並行輸入品じゃなく、国内正規版を買いましょう(^-^)


毎度のことですが、愛するが故のマイナスポイントも書いておきます。

・専用アダプターがデカイ。そして脆い。

・ちょっと音痩せする(トゥルーバイパスと謳ってますが、多分違うと思います。電源抜き状態でも音が出るのでそれっぽいですが、明らかに少し音の線が細くなる気がします。LINE6オリジナルのトゥルーバイパスってことなのかもしれません。)

・LINE6の十八番であるルックスのダサさ(笑)。



まぁとにかく使えるペダルですね。実戦向けかつ実験度満載、一家に一台。。と言いたいところですが、
最近このシリーズ全てが入った、Mシリーズなるマルチエフェクターが出てしまって、
存在価値が危うくなっております。。
今や手元にあるのはDL4のみ。他は金欠で売ってしまいました。激しく、激しく後悔しております。

せめてFM4は残しておけばよかった。。 

長文失礼しました(*_*)


次回はElectro-Harmonix FREEZEです。