両毛線全駅間歩き3(佐野-小山) その2・みかも山公園から爆破ロケのメッカへ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その1からの続き

 

-岩舟(9:33着)-

 

 

冷たい空気に覆われた佐野の町を東へ進み、佐野サービスエリアに立ち寄りました。

 

東北道をくぐった先にあったのは、みかも山公園。

終わりかけているものの、まだ紅葉している木もありました。

 

 

 

公園の入口にはハーブ園がありました。

もう冬になりかかっているので花など咲いてないだろうと思いましたが、

アメジストセージが花を咲かせていました。

 

 

 

みかも山公園から始まる広い道を北へ。

時間のせいもあるのか、道の広さに反して車通りはごくわずか。

 

 

 

産業団地の中を横切って…

 

 

 

丘を下って県道に戻りました。

紅葉は終わりかけだけど、まだ落葉していない木も意外と多い。

 

 

 

県道に戻ってみると、道幅が狭くなっていました。

 

県道の先には特徴的な「切れ目」をした山が。

いよいよ岩船山が見えてきました。

 

 

 

そのまま進んで、栃木市に入りました。

 

…それはいいのですが、

市境の手前から歩道が無くなってしまった。

交通量が多いこの道で歩道なしは緊張感高い。

 

 

 

早々に県道を離れて、両毛線の踏切を渡りました。

 

 

 

そこからは道なりに進みましたが、

昔からあると思しき民家や商店が点在していました。

 

岩舟市街地は線路の反対側なので

日光例弊使街道の旧道…ではないような気もしますが。

 

 

 

いよいよ岩船山が間近に迫ってきました。

いろんな意味で切り立っている…。

 

岩船山では昭和中期頃まで石の切り出しが大規模に行われ、

現在のような切り立った山様を作り上げたそうです。

その時点では写真左側のV字の切れ込みはありませんでしたが、

東日本大震災で大規模崩落が発生し、現在の形状になったそうです。

 

 

 

採石場の跡は現在も撮影所として使用されています。

 

戦隊ものの戦闘シーンにありがちな、

爆破を用いる撮影などはここで撮られたものが多いとか。

元々石を切り出す際にも爆破が行われていたこともあったみたいですね。

 

いわば「爆破ロケ」のメッカでもある岩船山、

現在では一般人も爆破ロケ体験ができるみたいですよ。

そんな撮影所が、どうやらこの先にあるらしい…

ちょっと行ってみましょうか。

 

 

看板の下に弁当屋の案内が出てるのですが…

ロケ弁か?

 

 

 

アプローチ路はまもなく立ち入り禁止に。

まっ、そんなこったろうと思っていましたよ。

 

跨げば通れそうな立ち入り禁止ですが、

この先は私有地みたいなのでここは素直に引き下がります。

 

 

 

山の麓をかすめて駅の方向へ。

昔はこのあたりにたくさんの石材屋があったらしい。

 

 

 

反対側に回り込めば近くまで行けるかと思って行ってみるも、

さっきよりも固く封鎖されていました。

 

ま、無理に行こうなんて思っちゃいけません。

 

 

 

撮影所へ向かうのは諦めて、岩舟駅へ向かいました。

ここまで来れば、駅はもう目の前ですよ。

 

 

その3へ続く

 

 

佐野SA付近から岩舟駅手前までのGPSログ(1/30,000)です。