4月1日特別企画:終電に乗り過ごしてしまった時の救世主が現れたと聞いて… | 駅から駅まで・旅のあしあと

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今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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終電を乗り過ごしちゃったこと、ありませんか?

実際終点まで乗り過ごしてしまうと、駅員さんに強制下車させられたうえ、

駅にとどまることも原則として許されません。

 

多くの場合、

救済策としてタクシーが待っていますが、

近年はタクシードライバーも不足しており、十分な数がないこともあります。

それならと歩けるところまで歩く猛者もいますが、

疲れ果てた身体に数十キロの距離は果てしないものがあります。

 

終電を乗り過ごすと地獄が待っています。

 

 

しかし最近、終電を乗り過ごしてしまった人への

画期的な救済策が始まったと聞いたので、

早速現場へ行ってみました。

 

 

 

東京23時32分発

上野東京ラインの小金井行き最終電車。

東京都を出る頃には立つ人の方が多いくらい混んでいましたが、

じょじょに人は減っていき、小山駅を出てしまうと車内に残るのは2人だけ。

 

 

 

1時過ぎに終点・小金井駅に到着。

寝過ごしたと思しき乗客がちらほらと。

ホームのベンチに呆然と座る人もいました。

 

 

 

駅の外にタクシーはいませんでしたが、

バス乗り場の方に目を向けると…

 

 

 

ありましたありました。

これです。

 

ドアが開いていますが、

その先には、違う駅が見えています。

なんだか信じられない光景ですね…。

 

 

 

そうなんです。

終電を乗り過ごした人への画期的救済策として導入されたのは

扉通過型瞬時移動装置…某漫画でおなじみの「どこでもドア」みたいな風貌ですね。

 

正確性や安全性担保の観点から、

移動できるのはあくまで駅前から駅前まで、

移動料金もタクシーで同じ距離を移動する場合よりも割高に設定されています。

隣駅・小山駅までタクシーで約3,800円のところ、ドア移動料金は5,500円。

現時点では維持コストが非常に高額で、これでも大赤字とのこと。

タクシーが不足する時のみ設置するそうです。

 

決済は交通系ICカードもしくはタッチ決済タイプのクレジットカード。

扉を閉めた状態で扉へ向かって行き先を伝えて、

扉横のICリーダーにカードを読ませると、目的地と接続されて扉が開くそうです。

交通系ICカードの残高が申告した駅までの料金より少ない場合は、

残高ギリギリの駅までの移動になるとか。

 

利用者にもある程度歩いてもらわないと依存症になるという指摘から

亜空間トンネルを歩いてもらうことも検討されたそうですが、

某漫画で紹介された同種の移動手段同様、

到着点の安全が保証されず没になったとか。

 

 

 

 

それじゃ、

さっそく私もびゅんと帰りましょかね。

 

 

…ありゃ?

 

そういや今日はICカードじゃなかった。

自分のクレジットカードはまだタッチ決済非対応。

 

 

 

しょうがない、

いつも通り初電に抜かれるまで歩くとしますか。

 

 

 

 

…というわけで、

 

※4月1日は

エイプリルフールです!!

 

当然ですが、こんな夢のような移動手段はまだできていないのであしからず。

こんなのできたら歩く意味がなくなりそうですね。

いや、そういうものがあるからこそ歩くことの価値が生まれるのかも。

 

 

 

 

最後になりましたが、お知らせです。

こちらは本当です!

 

 

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