エイプリルフール、いかがでしたでしょうか?
エイプリルフールはいつも楽しみにしている年中行事。
「またまたそんな~」って、みんなで笑える嘘ならそれもいいかなと。
もしこの嘘で傷ついた方がいましたら、ごめんなさい。
でも、来年も気が向いたら作ってみたいと思います。
というわけで、本編に戻ります。
(その8からの続き)
2日目の朝を迎えました。
今日はゴールの山形駅を目指します。
昨日は大きく寄り道したために3駅間しか進んでいません。
今日中に東京に戻り、翌日出勤することを考えれば
17時過ぎにはゴールする必要があり、昨日ほど余裕があるとは言えません。
赤湯とかみのやま温泉の中間付近に宿があればベストだったのですが、
そう都合良く宿があるわけもなく、
無理無理かみのやま温泉まで行くくらいなら
赤湯で泊まったほうが柔軟に行程を決められるかなと。
今日は米沢盆地に別れを告げて、
上山盆地を経て、山形盆地へと向かいます。
昨日よりもアップダウンがあると思われる2日目。
どんな風景が待っているのでしょうか?
朝7時に朝食。
朝食も昨日と同じ仲居さんが運んできてくれました。
山形といえば、つや姫ですよね。
2日目・10月8日(日) 歩行区間:赤湯-山形 天気:晴れ
宿(8:10発)-
8時10分、宿を出発。
まずは温泉街を東へ。
このあたりは温泉旅館の密集地帯。
ちょうどチェックアウト時間帯のようで、宿の前には女将さんの姿が。
温泉街を抜けて、そのまま北へ。
今日は朝から晴れてる。
昨日のような分厚い雲がないので安心して歩ける。
沿道は民家が続いていましたが、お店も所々見かけました。
もっとも、営業してるか非常に怪しい感じでしたが。
…ということは、この道は旧街道か。
県道に合流。
歩道も登場したけど、まだ交通量はそこまで多くない。
このあたりから緩やかに登っているなと思ったら…
振り返るとこの景色。
いよいよ米沢盆地の端までやってきました。
正面を見ると斜面にビニールハウスが連なっています。
いったいこれは…?
実はこれ、ぶどう園のビニールハウスです。
赤湯ではこの傾斜地で集中的にぶどうが栽培されているそうです。
赤湯でのぶどう栽培は300年ほどの歴史があるそうで、
かつて付近に存在した金山で働いていた甲斐の金山衆から伝わったとのこと。
ここは近くに白竜湖が存在するため湿潤で、
寒暖の差も大きくなるため、ぶどうにとっては条件が良いのだとか。
そんなビニールハウス群を横目に国道に合流。
米沢盆地を抜ける登り坂が続きました。
さすがに国道の交通量は結構多かった。
10分弱でピークにさしかかりました。
線路を越えて国道を外れてみました。
こう見えてわりと交通量が多かったですが、それでも国道に比べれば遙かに静か。
しばらく進むと、眼下に集落と線路が見えました。
国道もすぐそこに迫ってきましたが…
国道には合流せずにそのまま北へ。
雰囲気的にこの道が米沢街道の旧道かなと。
今の国道ができるまではこの道がメインルート。
今でも集落の中心を貫いています。
青看に次の駅・中川駅の文字が現れました。
やっぱり距離感覚がつかめない中歩いていましたが、
思ったより速く歩けているみたい。
(その10へ続く)
赤湯温泉北側のGPSログ(1/30,000)です。
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