-茂吉記念館前(14:03着・14:15発)-
上山城、そしてかみのやま温泉郷の共同浴場を見ながら、北へ進みました。
県道の幅が広くなりました。
まもなく次の駅へのアプローチです。
案内も無い小道を線路へ向かうと、ホームが見えてきました。
茂吉記念館前駅に着きました。
元々は1952年に北上ノ山駅として開業し、
山形新幹線開業とともに現駅名に改称されたとのこと。
ホームは2面2線の相対式。
それぞれのホームは駅構内では行き来できず、
いったんホームを出て、隣接する一般踏切を渡る必要があります。
まだ列車の時間までしばらくあるのに、
列車待ちしている人が結構いた。
山形行きの普通列車が到着。
十数人が乗り込み、同じくらい降りました。
その多くはやはり斎藤茂吉記念館へ向かうみたい。
こちらも斎藤茂吉記念館まで行ってみます。
駅から2~3分ほどで入口に到着。
1968年にオープンし、
2018年にリニューアルして現在の姿になっているとのこと。
斎藤茂吉といえば日本を代表する歌人のひとりですから、
ちょっと展示を見てみたい気持ちもあったのですが…やっぱりジカンガナイヨ。
斎藤茂吉記念館があるのはみゆき公園の中。
公園には明治天皇が行幸の際に休憩した環翠亭もありました。
中を覗いてみたかったけど、
記念館に金払ってない人間は外側だけにしておこう。
公園の北へ進むと、未舗装の轍がさらに先へ続いていました。
ちょっと不安な道でしたが、
線路を跨ぐ県道267号まで続いていました。
線路は谷を貫き、そのまま山形盆地に向かっているようです。
その奥には山形市街地が小さく見えていました。
線路を跨ぐ県道に無理無理合流して、須川を渡りました。
やはり谷の先には山形市街地が。
さっきの未舗装路の突き当たり、
車道には普通に出られたけど、反対側の歩道はガードレールで塞がれてた。
歩行者が公園と行き来する想定は無いのだろうか。
散歩で使う人がいてもおかしくないのに…。
そのまま国道13号へ向かいました。
お、正面の木立の向こうに観覧車っぽいものが見えるぞ。
行こうかどうか迷ったけど、行ってみますよ。
国道13号山形バイパスに合流しました。
確か、観覧車は右手の木立の向こう。
国道を少し進むと小さなバスターミナルのようなスペースがあり、
そこから国道をアンダークロスする通路がありました。
国道をくぐると、観覧車の正体…リナワールドに着きました。
1969年に山交ランドとして開業し、
現在は山形県唯一の遊園地で、年間15万人程度の来園者がいるとか。
写真では人が少なそうにみえますが、車は結構止まっていました。
とはいえ、冬期休業することを考慮しても1日平均700人くらいか…。
(その13へ続く)
茂吉記念館前駅周辺のGPSログ(1/30,000)です。