函館本線全駅間歩き3(長万部-小樽) その29・いよいよ小樽市に突入 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その28からの続き

 

-蘭島(12:12着・13:00発)-

 

 

余市駅から国道を東へ進み、畚辺岬のトンネルにさしかかりました。

 

短いトンネルで岬をくぐると最後のまち・小樽市に入りました。

見えにくいですが、カントリーサインは小樽運河。

 

広い砂浜が広がっていると思ったら、

蘭島の海水浴場はとても有名なんだとか。

 

 

 

まもなく蘭島市街に入りました。

人口は600人あまり。

 

 

 

駅はこの市街の中にあるはず…

 

と思っているうちに、駅へのアプローチに入りました。

あまり広くない道で、周囲の建物も普通の民家。

 

 

 

突き当たりに蘭島駅がありました。

駅舎は建て替えられ、こぎれいな建物でした。

5年前調査の1日平均利用者数は60人ほど。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式。

かつては真ん中にも線路が走っていたようです。

 

 

 

跨線橋はステップまで木造。

 

 

 

跨線橋から余市方面を撮ってみました。

線路も畚辺岬をトンネルで一直線に貫いていました。

右奥にはシリパ岬がちらりと。

 

駅の待合室で昼食タイム。

アップルパイは冷めてもおいしかったです。

 

 

 

国道に戻って全駅間歩き再開。

 

歩き出しで足が多少痛み出しはじめています。

今回はいくつか豆を創ってしまいました。

昨日足見たら大きな豆もできてた。

 

 

 

蘭島の郵便局でもポスト形はがきをお買い上げして、

そのまま国道を東へ。

 

 

 

右手に水田が広がりました。

 

 

 

この先には新忍路(しんおしょろ)トンネルがあります。

2018年までは1つ前の写真の少し先からトンネルで海岸線に出て、

海岸線をなぞるようなルートをたどっていたそうです。

 

 

 

新忍路トンネルは1,700メートル越えの長いトンネル。

できるだけ明かり区間を歩きたかったので、国道を外れて南へ。

 

 

 

踏切を越えて、フルーツ街道に入りました。

…でも、フルーツの気配は全くない。

 

少し進むと「忍路環状列石」と書かれた看板が。

ちょっと寄り道してみましょうか。

 

 

 

少し進むと、

たくさんの石が意味ありげに並べられた場所に出ました。

これが忍路環状列石です。

 

いわゆるストーンサークルで、

日本の考古学上最初に報告されたのがこの忍路環状列石だったそうです。

生活の場と隔てられた墓地という説が有力で、

3500年前の縄文時代後期のものとされているそうです。

 

 

 

再びフルーツ街道に戻って、東へ進みました。

 

陸寄りを走っていて、

道も曲がりくねっているから旧国道か何かかと思っていたのですが、

純粋に後から造られた道みたいですね。

 

 

その30へ続く

 

 

蘭島駅周辺のGPSログ(1/30,000)です。