函館本線全駅間歩き3(長万部-小樽) その28・ようやく見えたよ日本海 | 駅から駅まで・旅のあしあと

駅から駅まで・旅のあしあと

鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
X(Twitter)アカウント:@Oaksky8

 

その27からの続き

 

-余市(10:35発)-

 

 

余市市街地に入り、余市駅に到着しました。

 

次の駅へ向かいます。

 

駅前の四つ角を右折して北へ。

地方都市の中心市街地らしい雰囲気。

 

 

 

 

余市町の人口は17,000人あまり。

倶知安町よりも少し多い。

 

確かに倶知安市街よりも都会っぽい感じがする。

 

 

 

余市付近は

鎌倉時代から和人が居住していたともいわれています。

 

隣の仁木町は明治以降開拓が進んだことを考えると、

海沿いの余市には和人が比較的早く住み着いても、

その範囲は内陸側には広がらなかったんですね。

 

 

 

大川十字街で右折して東へ。

日本海はすぐそこ…だけど、建物に阻まれて海は見えない。

 

まもなく見えてきた余市郵便局でポスト形はがきをお買い上げ

…できなかった。

 

大きな郵便局なのに、

「そこになければありません」だなんて…。

 

 

 

気を取り直して次の駅…じゃなくて、郵便局へ。

まずは踏切を渡って…

 

 

 

住宅地をまっすぐ東へ。

いつの間にか雲が出てきたなぁ。

雨降らないといいけど。

 

 

 

しばらく歩くと次の郵便局が見えてきました。

 

ここではちゃんとポスト形はがき売ってた。

あれが出始めた時は品切れも多かったけど、最近はあまり品切れに遭遇しない。

だから品切れしてる局はもっと頑張って欲しい。

 

 

 

そのままさらに東へ。

 

郵便局出たらさっさと踏切渡って海岸線に出たほうが良かったかも。

でも気づいた時には後の祭り。

今から無理矢理海岸線に向かっても寄り道のための寄り道になってしまう。

 

 

 

予定より少し早めに国道に復帰。

 

余市市街地の外れまで進んだはずですが、やっぱり海は見えず。

黙々と国道を東へ歩きました。

 

 

 

一瞬ちらっと海っぽいものが見えた気がするけど、

なかなか海が見えない。

 

 

 

そのまま進むと「フゴッペ洞窟」という標識が。

こんなところに、洞窟?

 

 

 

国道を折れて南へ少し進むと、まもなく建物が見えてきました。

 

実はこの建物の中がフゴッペ洞窟。

建物は裏で背後の丘と接しており、

建物の側から洞窟の内部を見ることができます。

 

洞窟内は撮影禁止のため写真はありませんが、

続縄文時代に描かれたといわれる岩面刻画が残されていました。

発見後しばらくは文字と考えられていたそうですが、確かに文字のように見える。

…というか、人為的に刻まれた模様だとよく気づいたなと思う。

 

 

 

大急ぎで洞窟を見学したあとは、さらに東へ。

正面に畚辺岬の崖が迫ってきました。

 

 

 

畚辺バス停の前で海側に渡ることができました。

ようやく見えたよ日本海。

 

右奥に見える特徴的な岬はシリパ岬。

余市市街地は左奥。

 

 

 

再び信号渡って東へ進めば、もう崖は目の前。

切り立った崖の下に国道のトンネルが口を開いていました。

 

 

その29へ続く

 

 

フゴッペ洞窟周辺のGPSログ(1/30,000)です。