しなの鉄道全駅間歩き1(軽井沢-小諸) その7・平原駅の駅舎は内地では珍しい… | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その6からの続き

 

-平原(15:36着・15:50発)-

 

 

御代田駅から北国街道へ向かい、西へ下っています。

 

少し進むと、また趣ある街並みに変わりました。

平原の集落に入ったようです。

 

 

 

バス停の名称は「中宿」だの「下宿」だの宿場街を匂わせるもの。

ただし、北国街道追分宿の次の宿場は小諸宿。

 

平原集落は間の宿でもなかったようですが、

江戸時代くらいから北国街道沿いに自然発生的に集落が存在したのかな?

 

 

 

集落の中心付近で北国街道から外れて、少し離れた平原駅へ向かいます。

右手の市営住宅も昭和な感じ。

 

 

 

そのまま下り坂にさしかかりました。

左奥の谷底に線路が見えていますね。

 

 

 

坂を下りきってからは道なり。

駅はすぐそこのはずですが、あまりにのどかな風景です。

 

 

 

…と思ったら、平原駅に到着。

信号場上がりの駅ゆえに、駅前らしさも無いのかな?

 

この駅舎は…

 

北海道を彷彿とさせる車掌車改造の待合室です。

もともとは駅舎があったそうですが、早い段階で無人化され、

国鉄末期にこの「駅舎」に置き換わったとのこと。

北海道以外ではかなりレア。

 

 

 

ホームは2面2線の変則相対式。

真中に線路があって2面3線のように見えますが、

小諸方では上り線、軽井沢方では下り線と接続しているため、

待避線としては使用できません。

 

 

 

ちょうど軽井沢行きの普通列車が到着しました。

周囲はこんな感じですが、2~3人程度の乗り降りがありました。

 

待合室の中にベンチはありましたが、

あのタイプの待合室は外が暑いと入れないレベルで熱気ムンムン。

それなら外にいた方がマシと地面に座り込んで休憩。

 

 

 

次は今日のゴール・小諸駅。

まずは先ほど歩いてきた台地に戻らねばなりません。

 

スタートからいきなりの急坂。

 

 

 

急坂は長続きせず、台地の上に。

 

時刻はまもなく16時。

本来なら涼しくなるはずですが、

涼しい所から下ってきているために、

むしろ暑くなったような気が…。

 

実際このときの小諸の気温は30℃オーバー。

やっぱり暑くなってた。

 

 

 

北国街道に合流するべく、国道141号を北へ。

 

正面右側には浅間山が。

軽井沢から見る浅間山とはちょっと雰囲気が違う。

 

 

 

再び北国街道に合流して、西へ。

西日がまぶしい…。

 

 

 

ここは旧街道に沿って左へ。

右に進むと市街地からも駅からも離れてしまう。

 

 

 

道はじわりじわりと下り続けていました。

同じくじわりじわりと上がっていた気温はようやく落ち着いてきたような。

 

 

 

そのまま小諸の市街地を目指しました。

 

 

その8へ続く

 

 

平原駅周辺のGPSログ(1/25,000)です。