-半田(7:30発)-東成岩(8:05着)-
宿を出発し、乙川駅を経由し、半田の中心市街地に入りました。
半田駅に着きました。
高架化工事の真っ最中でプレハブ駅舎となっていました。
武豊線初期開業時からの駅で、
大府駅を除けば武豊線唯一の駅員配置駅ですが、
1日利用者数は亀崎駅よりも少ない1,600人あまり。
500メートルほど西にある名鉄・知多半田駅の4分の1ほど。
武豊線は1時間に2本だけど、名鉄は1時間に6本だから仕方ないか…。
半田駅には古くからの跨線橋やランプ小屋が残されていました。
高架化工事に伴い跨線橋はいったん撤去され、ランプ小屋は移設されていました。
撤去された跨線橋は駅前広場に移設されるらしい。
その隣には、SLも展示されていました。
こちらは武豊線からSLが引退する際、「さよなら運転」に使われた機とのこと。
すぐ横には鉄道資料館もあるのですが、まだ開館前でした。
というわけで、ホームへ。
ホームは1面2線の島式。
数年後には高架ホームに切り替わるそうです。
軽く休憩して、次の駅へ。
まずは先ほど歩いてきた師崎街道へ戻りましたが、
沿道には古い建物が点在していました。
こっちがもともとの駅前通りなのかな?
師崎街道に合流して、さらに南へ。
知多半島の南端・師崎へ向かう古くからの道が師崎街道。
旧街道の匂いがする道だったけど、やっぱりそうだった。
この道はたぶん左方向へ拡幅したんですね。
右側には昔ながらの建物があるけど、左側は新しい建物ばかり。
道なりに進んで武豊線の踏切を渡りました。
この踏切もそう遠くない将来に見納めになるみたいですね。
必ずしも一直線ではなく、
沿道に商店が点在しているところが旧街道らしい。
二股に分かれた道を左側へ進んで師崎街道から外れると
落ち着いた雰囲気に変わりました。
武豊線の鉄橋の先に工場地帯が見えました。
線路より海側は工場地帯です。
この駅間は海側を歩いてみたかったのですが、
ロストする距離が長かったので、陸側を歩くことにしました。
線路より陸側はあくまで住宅地。
工場関係者向けとおぼしきホテルがあった以外は、
近くに大工場があるとは思えない雰囲気でした。
そして、大きな通りに出るとまもなく踏切。
踏切を渡った先はJFEの工場でした。
こういう時って、踏切渡ることはできるんだろうか?
関係者以外は渡ることもダメなんだろうか?
結局渡らなかったけど。
というわけで最後の途中駅・東成岩(ひがしならわ)駅到着。
1933年に開業し、コロナ前の1日利用者数は600人弱です。
ホームは1面2線の島式。
ホーム上は工場地帯の雰囲気でした。
駅の南側には3本のレールが延びています。
このうち、武豊線のレールは一番右端だけで、
残りの2本は衣浦臨海鉄道のレールです。
衣浦臨海鉄道はここから半田埠頭へ向かっていますが、
路線は東成岩駅の北側から北東方向に進んでおり、
駅南側の線路はスイッチバック線および機回し線とのこと。
いよいよ武豊線歩きも大詰めです。
(その24へ続く)
半田駅から東成岩駅までのGPSログ(1/25,000)です。