名残惜しいですが内地に戻って、
続いての全駅間歩きは相鉄本線です。
相鉄と言えば、相鉄新横浜線の開通で東急との直通運転が始まり、
熱い視線が向けられている鉄道会社…ですが、
今回歩くのは、そんな相鉄新横浜線…ではなく、相鉄本線。
しかも歩いたのは、相鉄新横浜線の延伸開業前です。
だって、開業したら人がいっぱいで、
しばらくはまともに駅の見学なんかできないでしょ?
それはさておき、
相鉄本線は横浜と海老名を結ぶ通勤路線です。
横浜市中西部の丘陵地帯を貫き、文字通り相鉄の背骨ともいえる路線ですが、
意外なことに横浜からではなく、西側から延伸されたんだそうです。
そんな相鉄本線の営業キロは24.6km。
ちょうど1日かけて歩くのにちょうど良い距離です。
延伸開業していろいろ騒がしくなる前に歩くことにしましょう。
2月23日(木・祝) 歩行区間:横浜-海老名 天気:曇りのち晴れ
横浜(7:03発)-平沼橋(7:18)-西横浜(7:35着)-
スタート駅・横浜駅です。
JR駅南側の乗り換え改札から相鉄ホームへ。
相鉄線はあまり乗ったことないので、ちょっと新鮮です。
ホームは4面3線。
JR横浜駅の南に突き出るような格好で設けられています。
JR横浜駅の駅ビル、ついに完成しましたね。
相鉄線の駅ビルはその右側。
小振りに見えますが、背後にはJR駅に負けないデパートが建っています。
そろそろ出発しようかと思ったとき、
ビブレはどこかと道を訊かれ、スマホで探してたら少し遅れてしまった。
というわけで、相鉄本線全駅間歩きスタート。
まずはそのビブレの方向へ。
幸川に沿って相鉄線の線路へ向かいました。
右手が横浜ビブレ。
よく見ると、下に行列ができてた。
バスツアーの集合場所になってるみたい。
帷子(かたびら)川に合流して、南へ。
対岸には相鉄線の線路が走っています。
振り返ればすぐそこが横浜駅。
10分近く歩いているのに、
ほとんど進んでいないという。
元平沼橋で帷子川を渡り、
線路横を南に進み始めると、もう平沼橋駅が見えてきました。
最初の駅・平沼橋駅に着きました。
横浜駅からここまで歩いて15分。
最短距離なら10分くらいの距離。
それでも帰りの電車で乗ってくる人がいたから、
安い路線バスに乗るくらいの感覚で使っているのかな?
平沼橋駅をつなぐ跨線橋から1枚。
ここは東海道線&横須賀線との併走区間です。
ほら、車窓からも見えますよね。
奥には横浜駅の駅ビルもはっきりと見えています。
そのまま次の駅へ向かいます。
駅前には神社がありますが、あまり駅前のような雰囲気ではありませんでした。
線路から南東方向に進むと、石崎川に突き当たりました。
ここからしばし川沿いを西へ。
国道1号に合流しました。
バス停の名前は「浜松町」。
どこかで聞いたような気がする名前ですが、
塩田沿いに植えられた磯馴松がその由来とか。
半年前、この反対側をせっせと歩いて東京へ向かいましたね。
一度歩いただけでも親近感がある。
…と思っているうちに、西横浜駅へ向かう跨線橋が見えてきました。
あれ、お店の上にコングが登ろうとしていますよ。
西横浜駅に着きました。
こちらも跨線橋上に駅舎があります。
ホームは1面2線の島式。
北側には留置線も設けられています。
ここも東海道線&横須賀線との併走区間。
相鉄線の2駅がちょうど横須賀線の横浜-保土ケ谷間に挟まり、
距離もよくそろっています。
ここで最初の休憩。
全駅間歩きはスタートしたばかりです。
(その2へ続く)
横浜駅から西横浜駅までのGPSログ(1/20,000)です。