皆様、
大変お待たせしました。
ようやく北海道長期遠征に行くことができました。
じつに3年ぶりです。
この3年間がとかく長かった…
2年前は廃止直前の日高本線を歩こうと計画していましたが、
コロナのせいで緑狸が都外から出るなとのたまったおかげで中止。
昨年も緑狸が赤いフリップを掲げたせいでこれまた断念。
今の感染状況考えたら、
あの頃の状況はカワイイもんですけど、
日本全国警戒モードだったから、旅行者を快く迎えてくれたかどうか…。
…とにかく、ようやく長期の北海道歩きができました。
今回は4泊5日の行程で
函館駅から(駒ヶ岳駅経由で)長万部を経て、室蘭本線の大岸駅まで歩きました。
函館市街地から大沼公園、そして噴火湾、長万部の間欠泉、小幌駅と
久しぶりのロングウォークを存分に楽しむことができました。
これから2ヶ月あまりの長丁場になりますが、
どうぞおつきあいください。
9月3日朝、東京駅。
今回も飛行機ではなく、新幹線で北海道へ向かいました。
比較的ギリギリまで夏休みがとれるかハッキリせず、
夏休みとれることが確定してから飛行機の運賃みてみたら、
新幹線の割引運賃と大して変わらなかったので…。
新幹線に揺られること4時間。
車窓に北海道駒ヶ岳が見えてきました。
新幹線だと北海道新幹線区間に入っても
車内放送が東北新幹線規格だから北海道に入った気がしない…。
途中で差し込まれた青函トンネルの案内が大橋さんの声で、少しテンション上がった。
新幹線の終点・新函館北斗駅に到着。
8ヶ月前、最終電車でこのホームに降りたときは
乗客は数えるほどしかいませんでしたが、
今日はかなりの人で賑わっていました。
そのままはこだてライナーに乗り換え。
終点まで3~4割くらい座席が埋まっていたのでこれは混むと思ったら、
やっぱり座れなかった。
そして、スタート駅の函館駅へ向かいました。
[2日目以降はこちらから]
2日目: 新函館北斗-森
3日目: 森-八雲
4日目: 八雲-長万部
[そのほかの函館本線シリーズはこちらから]
1回目: 大沼-渡島砂原-森-石谷
3回目: 長万部-小樽
1日目・9月3日(土) 歩行区間:函館-新函館北斗 天気:曇り一時晴れ
函館(11:45発)-
スタート駅・函館駅に到着しました。
ホームは4面8線。
昔は長大編成が入線していたため、ホームもかなりの長さを誇ります。
遙か先までホームが続いているの、分かりますか?
このホームで北斗星の入線を狙って、
機関車の付替シーンを撮ろうとホーム端へ急いだのも良い思い出。
今は不要部分には立入りができなくなり、残念な限り。
ここは北海道の始まりの駅。
219メートルマイナスとなっているのは、
青函連絡船時代の名残…のはず。
今回の全駅間歩きは、
始まりの駅から始まります。
カメラを持った鉄道ファンがいると思ったら、
今日は山線経由の特急列車が走る日でした。
どこかでその姿見られるかな?
中学校の修学旅行で初めて函館に降りたときは、
青函連絡船時代からの旧駅舎でしたが、今はこの駅舎。
函館駅の駅前ロータリー。
ここから歩き始めます。
靴は全体的に少し緩めて、締め付け感を少なくしました。
これで今日一日痛くならなければ大丈夫。
準備体操終えたら、スタートです。
函館本線全駅間歩き、スタートです。
国道5号も函館駅前が起点。
歩きも長万部までは国道5号が軸となります。
長万部まで105km。
まだまだ遙か先ですが、4日目には到達する予定。
国道は線路沿いなので、少し東寄りの八幡通に入りました。
歩き出してまもなく、こんな看板が目に留まりました。
土方歳三最期の地、修学旅行では行かなかったんだよなぁ。
ちっと見てみるか。
戊辰戦争最後の戦いとして知られる箱館戦争。
旧幕府軍の奮戦むなしく、箱館市街地は新政府軍の手中に。
一矢報いるべく、土方歳三の一隊が一本木関門から箱館市街に突撃したそうです。
石碑の前まで行こうと思ったのですが、
先客がいたのでここで失礼しました。
八幡通をそのまま北へ。
なぜか信楽焼の狸が。
福狸と書かれていましたが、どうしてここに置かれているんだろう?
(その2へ続く)
函館駅周辺のGPSログ(1/30,000)です。