6月19日、ついに県境またぎの移動が解禁されました。
とはいえ、コロナの感染者数はじわじわと増加の一途。
東京の感染者数もなんだか嫌な感じの増加傾向を見せていました。
歩いた日は元々ブロ友さん数人と飯田線方面でオフ会する予定でしたが、
万が一にでもクラスターが起きてしまった日には
「都内在住者が医療体制脆弱な地方に旅行、コロナ拡散!」なんて
センセーショナルに騒がれるのは火を見るより明らか。
というわけで、泣く泣く中止にしました。
それでも行けるならどこかに行きたい。
比較的移動距離が短い場所で、都会とは違う空気が吸える場所に行きたい。
というわけで、今回は内房線を歩くことにしました。
前回は起点の蘇我駅から木更津駅まで歩きました。
今回は木更津駅から上総と安房の境、浜金谷駅へ向かいます。
君津から先は列車も1時間に1本となり、ローカル色が強くなります。
待ちに待った東京湾も目の前に現れてくれるはずです。
もちろん、今回もコロナ対策モードで歩きます。
ただし、今回はフルマスクではなく、行き帰りの移動、駅周辺や混雑箇所を歩いている時、
人とすれ違う(自転車含む)時のみマスクを着用しました。
屋内観光施設に入れる日、
地元の食堂に入れる日はいつになるのか?
[そのほかの内房線シリーズはこちらから]
1回目: 蘇我-木更津
3回目: 浜金谷-安房鴨川
6月20日(土) 歩行区間:木更津-浜金谷 天気:晴れのち曇り
木更津(6:50発)-
スタート駅・木更津駅に着きました。
今回は君津方を向いてホーム撮影。
一段低い左奥のホームが久留里線のホームです。
よく見ると、ベンチもコロナモード。
使用できるベンチがひとつおきになってましたが、
この対応は必ずしも統一されてないようで…。
木更津駅前にはこんなオブジェがありました。
逆立ちする狸。
もちろん証城寺の狸囃子です。
土台にはあの歌の歌詞が書かれていますよ。
歌の舞台となった証誠寺は、この近くにあります。
せっかくなんで、行ってみましょう。
かつては繁華街だったと思しき「みまち通り」へ。
空き地や駐車場が目立つのが淋しいところ。
前回の終盤に歩いた房総往還に合流しました。
木更津銀座通りから繋がっています。
枡形のような道の形状が
主要道路だったことを物語っています。
駅から10分ほどで証誠寺に到着。
歌のイメージからすると大きそうですが、
意外とコンパクトなお寺です。
寺の裏手には狸塚があります。
コミカルタッチな童謡「証誠寺の狸囃子」ですが、
実はあの狸の皆さん、ぽんぽこ踊りすぎてお腹が破れて死んでしまったそうです。
一緒に踊っていた和尚は哀れんで、ここに丁重に葬ったといわれています。
歌に無い部分が結構シリアスというのはよくある話。
グリーングリーンの後半とか、ね。
証誠寺橋を渡り、さらに南へ進みました。
そろそろマスクを外そうか。
所々に昔ながらの建物も残っていて、
やっぱりメーンストリートだったんだなと。
さらに南へ。
時々地元の人とすれ違いましたが、
意外とマスクをしている人が少ない…。
こっちはマスクしてますよ。
国道16号を越えました。
烏田川を渡りました。
だんだん落ち着いた雰囲気になってきました。
(その2へ続く)
木更津駅周辺のGPSログ(1/32,000)です。
証誠寺の手前からかつての房総往還を道なりに歩きました。
県道90号に合流する手前で房総往還から外れ、歩行者だけ通行できる小道に入りました。