アドラー心理学と仏教 課題の分離 | 岡本一志 幸せのタネまき日記

岡本一志 幸せのタネまき日記

23万部突破のベストセラー
幸せのタネをまくと幸せの花が咲くの
著書 岡本一志 のブログです

おかもんです。
連日、大阪の実家から
ブッダの教えをライブ配信しています。
沢山のコメントを頂き、
本当にありがとうございます。

毎朝8時から5分

これを続けているのですが
明日は何を話しようかと思うと
何気ない毎日から気づきの
ヒントになりますね。

先日は
アドラー心理学の「課題の分離」
ということについて話をしました。
簡単に紹介させていただきますm(__)m

【アドラー心理学と仏教・・課題の分離】

「嫌われる勇気」で有名になったアドラー心理学では、
人生の悩みは「対人関係に尽きる」といいます。

確かに病気で仕事を休む時でも、
上司や同僚からどう思われるかを
気にしてしまう。

単に病気で苦しいのでなく、それに伴う
対人関係に悩んでいるとも言えますね。

さて、アドラー心理学では
その対人関係で悩みが生じるのは
「課題の分離」ができていないからといわれます。

ーーーーーーーー
課題の分離とは??
ーーーーーーーー

私たちが生きずらくなるのは

本来は相手が解決しなければならない問題に首を突っ込んだり、
自分の課題の解決を相手に頼ったり、押し付けたりしまうからだ。

とアドラーは説きました。

例えば、

「彼氏が働かなくて困っています」

という女性がいたとします。

でも単純に考えると、
なぜ、その女性が困らねばならないのでしょうか?

働かなくて困るのは彼氏本人です。
職を探して、仕事に就くのは
彼氏自身が解決しないとならない課題です。

そのことに彼女が振り回されているのは、
アドラー的に言うと、
他人の課題に首を突っ込んでいるからなのだ
ということですね。

彼氏の立場からいえば、
仕事を探すという自分の課題を
彼女に頼っているわけですから、
これも課題の分離ができていないということです。

なので、
アドラー心理学では

まず、その課題は本来、誰の課題なのか
ということをきちんと分けるところから始めることを説いています。

このことは、
ブッダの教えにも深く通じることだと思います。

ブッダは

「他人が何をしたか、
していないかを
見るのではなく

自分がしたことと
しなかったことだけを
見ていきなさい」 

と説かれました。

もっと端的に言えば、

他人のなすべきことを見ず
己のなすべきことだけを見て行け

ということです。

他人の課題に振り回されず、
己の課題に向き合いなさい

と言ってもいいでしょう。

格言にも

自分で立つことができる人が
他人を支えることができる

といいますが、

まず、自分自身のなすべき課題にしっかり向きあえることが
自分軸で生きていく上で大切なことだと思います。

-------------------------------
簡単な質問で誰の課題かが分かる
-------------------------------

では、その課題が誰の課題なのかを

どのようにしたら見極めらえるのでしょうか。
それは簡単な質問をしてみたらいいのです。

この質問により、その課題が本来、誰の課題か
まるでリトマス試験紙のようにすぐにわかります。

その質問については動画で解説しているので
ぜひ、ご覧ください。わずかか5分です。

どうぞ↓↓
 

 

 



★ライブ配信のご案内★

毎朝8時から5分だけ
ブッダに学ぶ幸せな心の作り方をお話しています。

スペシャルライブ法話
5月30日(土)18:30~
5月31日(日)18:30~

ブッダの教えを学ぼうFBページで配信します↓
https://www.facebook.com/buddhismcounseling/

ぜひご参加ください。